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所氏の浅薄な女性宮家創設論。竹田恒泰氏。Voiceより

 竹田恒泰さんが昨年9月に『たかじんのそこまで言って委員会』ご出演された際、所功氏との女性宮家創設について激論を戦わせていらっしゃいましたが、Voice12月号にて、その時の所氏の発言の疑問点と女性宮家に対する思惑を書かれていましたので載せさせて頂こうと思いました。。
 この竹田さんのお話は10/1日の拙ブログ、こちらでの所氏との討論です。たかじんのそこまで言って委員会。9/30日、所功氏対竹田恒泰氏。

 所功氏の浅薄な女性宮家創設論 竹田恒泰

 今年の九月三十日に放送された『たかじんのそこまで言って委員会』で、久しぶりに所功氏と対論した。
 コーナーの時間が短く、十分な議論が出来たわけではないが、所氏が女系天皇の正統性を論じる根拠としてイの一番に皇祖神の天照大神が身が身であったことを主張したこと、そして女性宮家創設論の必要性として、皇族でないと出来ないご公務が何十何百あると主張したことに大きな違和感を覚えた。
 
 女性宮家の必要性は「お寂しい」事?
 
 所功氏が皇室制度に関して著した近著に『皇室典範と女性宮家~なぜ皇族女子の宮家が必要か』がある。タイトルからして、この本を読めば「なぜ皇族女子の宮家が必要か」すなわち「なぜ女性宮家が必要か」がわかるものと期待されるが、結論から言うとこの本には女性宮家の必要性について、宮家が全滅することを回避するため、という理由一点しか見いだす事は出来ない。
 しかし、だからとといって皇族を確保するためにいかなる手段をとっても良いわけではない。女性皇族が民間から婿ないし夫を取った例など、二千年を超える皇室の歴史上、いまだかつて一度の先例もない。まずは伝統に則った形で皇族を確保する道を模索すべき事は、当然であろう。それであってこその皇族ではないか。

 皇族でしかできないご活動は何か。

 所功氏は『そこまで言って委員会』で女性宮家創設が必要である旨を述べたとき、時事通信社特別解説委員の加藤清氏と私から、女性宮家の必要性について質問攻めにあった。この時、所氏は「皇族でなくては出来ない事」について「いろいろあります」「何十何百とある」などと言ったものの、結局は「家族として、身内でお支え」と「皇室のお祭り」(宮中祭祀)の二点しか例に挙げることが出来なかった。
 そのやりとりを次に示す。(括弧書きは著者注)

 加藤氏「女性宮家だけ作る意味が無いじゃないですか」

 所氏「あります

 加藤氏「それはどうして意味があるんですか?」

 所氏「秋篠宮家が悠仁様が、将来、皇太子や天皇になられたときに、お姉様が皇族でおられない状態と、皇族として宮家を立てて弟をお助けになるのと、全然違うわけですよ(中略)」

 加藤氏「具体的にお聞きしますが、お姉様として、天皇に仮になられた悠仁様の何を助けるんですか?」

 所氏「色々ありますよ

 加藤氏「色々ってどういう事ですか?」

 所氏「たとえば、黒田清子様になられた方が元々両陛下をお助けになったことはおそらくご存知かと思いますが、これはね、家族としてのね、身分でお支えになる事って一杯あるはずです。これは外に知られている以上に大きいものがありますので

 加藤氏「それは宮家(皇族)じゃなくても出来てる話じゃ・・・」

 所氏「また違います。一切出来ません

 加藤氏「今のお話で言うと、要するに宮家(皇室)でなくなられたわけですね、ご結婚されて。でも今の両陛下を支えられてるわけですよね?」

 所氏「できません

 加藤氏「いやいや、今現在のことを仰ってるわけでしょう?(中略)」

 所氏「黒田様(民間人)になった以上、簡単には皇室には行けないんですよ」

 竹田氏「でも充分に祭祀をなさっているわけですから・・・」

 所氏「そういう身分の違いというものをきちんと弁えておられるのがあの方のご立派なところであって・・・」

 竹田氏「清子様は、民間人になられてから伊勢の神宮の(臨時)祭主をなさってますけれども、祭主をなさると言う事は、陛下のお祭りをお助けになることですから、それは陛下の一番重要な部分を民間人となられて支えていらっしゃる動かぬ一つの状況だと思います。」

 所氏「(中略)けっして皇族としてお仕えになるんじゃないんですね。その事を明確に分けませんと・・・」

 竹田氏「皇族としてしか支えられない項目は何ですか?」

 所氏「色々あります

 竹田氏「なんですか?」

 所氏「具体的に言えば、皇室における直接的な両陛下のなさっておられることと、その周辺で皇族の身分でなさる事が、もう竹田さんなら充分ご存知でしょうけど、何十何百とあるんです」

 竹田氏「それが分からないので聞いているのです」

 所氏「そう言うものを天皇皇后様ご自身がなさる事と、皇族としてなさる事とが、区別されなければなりません」

 竹田氏「具体的に何ですか?具体的に何でしょう?」

 所氏「具体的にありますよ

 竹田氏「教えて下さい」

 所氏「まず皇族として皇室のお祭りがありますね?両陛下がなさいますね?皇族が参拝されますね?元皇族は参拝できません。それはおわかりですね?」

 竹田氏「でも今申し上げたとおり、民間人としてでなければ(神宮の)祭主は出来ないわけで・・・」(中略)

 所氏「それに類することは一杯ありまして

 竹田氏「民間人になったことによって全く陛下のお祭りを支えられないというのは僕は違うと思います」


 このように加藤氏と私は、所氏に対して、皇族でなければ出来ない事を具体的に示すよう何度も執拗に問いただしてみたが、所氏は「色々ある」「具体時にある」「何十何百とある」などと繰り返すばかりで、そのたびに話を逸らし、結局は「家族として、身内でお支え」「皇室のお祭り」の二点しか挙げる事が出来なかった。まして前者は全く具体的な事ではない。
 そもそも「家族として、身内でお支え」なら、民間人になられても継続可能である。また、所氏はこの点について「一杯あるはず」と、推測に基づいた話をしている。所氏本人も確信のないまま話していることが窺える。しかし、他方で所氏は、皇籍離脱した元皇族(親族)が陛下を支えることは「いっさいできません」と自信満々に言い切ったが、その根拠も示せなかった。
 また、所氏は二つ目の事例として宮中祭祀を挙げたが、天皇は「祭り主」「上御一人」であられるため、天皇陛下お一人がなされば宮中祭祀は完成するのである。皇族方は祭祀を担う事は出来ず、天皇の祭祀に陪席なさるにとどまる。また、一定以上の皇族の陪席がなければ天皇の祭りが不成立になることはない。
 百歩譲って一定以上の親族の陪席が必要だとしても、元皇族(親族)の身分で祭祀に陪席なさればよいだけの話である。もし、内規でそれが禁止されているなら、その内規を偏向すれば済む。内規は国会や内閣の決議を経なくても変更可能である。まして、天皇の御不例のとき、民間人である掌典長が祭祀を代行している。理論上、民間人が担えて元皇族(親族)が担えないはずはない。まして陪席するだけなら何の問題もないと言える。
 ここまで見てきたように、所氏の著作と同番組での発言を総合してみると、皇統の安定の為に、旧皇族の活用よりも女性宮家創設を優先させるべき理由として所氏が述べるのは次の点に集約される。
 それは、女性皇族が結婚で民間人になられたら、①家族が「お寂しい」事、②「家族として、身内でお支え」が出来なくなる事、③「皇室のお祭り」に参加出来なくなること、の三点のみ。
そして、そのいずれもが本質的な問題では無いことはすでに指摘したとおりである。このように、所氏が憶測語り根拠なく言い切ることは、責任ある学者の発言とは言い難い。

 本当の目的は「女系天皇」の道を開くこと

 所氏が女系天皇を容認する根拠は一体何であろうか。
 所氏は近著『皇室典範と女性宮家』で自ら「女系天皇の実例はない」と認め、「従来の天皇は一貫して父系継承である、(中略)この史的事実がもつ意味は極めて大きく、これを今後とも持続していけるならば、それに越したことはない」と述べている。ところが、それにもかかわらず、皇位継承の資格を「これから女系(母系)にも広げる事自体は、本質的に問題が無い」というのだ。
 父系(男系)継承の重要性を説いておきながら、それを母系(女系)に変えても本質的に問題が無いというのは、矛盾に満ちており理解に苦しむ所である。もし「本質的に問題がない」のであれば、先祖達は二千年以上も、無価値なものを守ってきた事になるし、また「史的事実が持つ意味は極めて大きい」なら、それを変えても「本質的に問題が無い」訳は無い。伝統を重視することと、女系天皇を容認することは、相反するものであり、女系天皇容認論者が伝統ないし史的事実の重要性を述べること事態が詭弁と言うべきであろう。

 女系天皇容認の根拠は神話?
 
 そこで私は、前出の番組で直接その疑問を所氏にぶつけてみた。
 「なぜ歴史が極めて重たいと言っておきながら、変わっても本質的に問題無いのか、その理由は何でしょう?」と尋ねたところ、なんと驚くべき事に、所氏はイの一番に「皇祖神を天照大神・女神に仰いでおるという事実」と、神話を持ち出してきたのである。
 つまり、神武天皇以降の歴史では女系天皇が一例もないが、神代では先例があると言いたいのだろう。
 皇祖神が女神で、最初の継承が女系継承の事例に当たるという神代の話を根拠に、女系天皇は「本質的に問題が無い」と説明されて一体誰が納得するだろうか。
 そもそも天照大神は女神であって、それは人間の女性と同列ではあり得ない。神が染色体や遺伝子を持っていると考えるのには無理がある。
 女性宮家創設と女系天皇容認の可否は、皇室制度の議論であり、ここに神話を持ち込む事自体が学問的ではない。
なぜなら、神武天皇は初代天皇であるから、神武天皇より前の時代には、天皇はなく、皇位も皇統も皇室も存在していないからだ。神話が伝えるのは、神武天皇の御祖先の系譜とその物語であって、神話が二千年続いてきた皇位継承の原理を変更する根拠にはなり得ない。

 さて、この番組で私は、神話を持ち出してきた所氏に対して、天照大神のみが皇祖神である根拠を尋ねた。所氏は『日本書紀』を根拠に挙げたが、それは所氏の勘違いであろう。
 たしかに『日本書紀』には「皇祖神天照大神」と記された部分もあるが、「皇祖高皇産霊尊(たかみむすひのみこと)」とも書かれていることや、神武天皇四年の記事には「皇祖の天神を祭りたまふ」と書かれていることから、皇祖は天照大神だけではなく、天上世界の神々を指す「天神」であることがわかる(「天神」と「天照大神」は異なる)。
 
 所氏の主張の変化

 そもそも、所氏の旧皇族の活用を否定する論調には無理があった。
 旧皇族の活用とは、具体的には二つの案がある。  
 第一案は旧皇族(元皇族の男系子孫を含めてこの後を用いる)を皇族に復帰させること、そして第二案は皇族が旧皇族から養子を取れるようにすることである。第二案には、①単純な養子(婚姻を伴わない)②婿養子(婚姻を伴う)③夫婦養子など、複数の方法があり、①には成年ばかりでなく、旧皇族の赤子を宮家の養子にする方法も含まれる。
 所氏は、有識者ヒヤリングまでは一貫して旧皇族の活用に否定的意見を述べてきたが、所氏がその理由としてあげたのは次の点である。
 戦後六十年以上経過したことに触れ「主権者として教え込まれた一般国民の大半が、そのような人々(旧皇族の子孫)の身分の変更について理解し賛成するかどうか」と述べ、それは「かなり難しい」と切り捨てている。
 それでいて、所氏は女性宮家創設を提言し、女性皇族と結婚する民間男子を皇族にすることは可としている。女性宮家を認めると、六十年はおろか何百年遡っても皇室に辿り着くかも分からない男性を皇族にすることになる。旧皇族が負荷なら、そもそも女性宮家など成立する余地はないはずだ。
 ところが所氏は旧皇族の復帰について、近著で「もし可能性が相当に高いなら一項に値するであろう。しかし、おそらく無理だと思わざるを得ない。」と発言した伏線になっているのではないか。

 皇位継承の危機に当たっては、何処までも伝統的な男系による継承を安定たらしめることを念頭に置いて、万策を講じなくてはいけない。そしてその方法は多数存在し、中には実現性が高いものがある。にもかかわらず、男系を継承できる可能性が尽きてもいないうちに、男系が途絶えた場合の対処方法を議論するのは、それこそ「本質的に不適切」ではないか。伝統を変えることを議論する前に、伝統を守る方法を議論すべきであろう。
 所功氏には「陛下のご意向やご意志」などを持ち出さず、憶測で語らず、議論から逃げず、責任ある発言を心掛けて頂きたいと思う。所氏は伝統と歴史の重みを良く理解しているはずが。伝統を変える前に伝統を守る方法を議論すべき事も、本当は分かっているに違いない。「女系継承となっても本質的に問題は無い」などという自身のためにする主張こそ封印して頂き、伝統に則った皇位継承を今後も続けていく方法を、共に知恵を出し合って模索し、所氏と一緒に皇室を支えていきたいと、私は思っている。


 Voiceでは他にも女性宮家に対する話が色々と書かれておりましたが、非常に長くなってしまいますので、「たかじんのそこまで言って委員会」での所氏の発言に対する疑問点と、その答えの部分を抜粋して載せさせて頂きました。

 今まで当ブログでも
 女性宮家 三宅久之氏 対 所功氏のバトル 
 ミヤネ屋「女性宮家創設の背景に危機感」所功氏出演と、今まで所氏が出演されて女性宮家及び女系天皇の話をされた書き起こしがありますが、その都度、所氏の言葉は綺麗ですが、内容に疑問を感じる、或いは気味の悪さを感じる事が度々ありました。
 
 その疑問が、今回のVoiceでの竹田さんのお話で解けた気がします。

 そして先日、日本経済新聞にて、
「女性宮家」に反対意見が多数 意見公募  2012/12/18 19:24

 政府は18日、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」創設を検討するとした論点整理について、パブリックコメント(意見公募)の結果を公表した。内訳は公表しなかったが、約26万7千件の多くを反対意見が占めた。次期首相に就任予定の自民党の安倍晋三総裁は反対の立場で、政府が年明けの通常国会で目指していた皇室典範改正案の提出は見送られる。


 という記事を読み、結局(民主党及び主に左翼の女性宮家論者含め)所功氏がどう頑張ろうと、国民はこの件を冷静に見て、判断されてた事を知った次第です。

 Voiceでは、所氏に対し竹田さんは、その間違いを証拠を挙げながら論理的に正しながらも、最後には『伝統に則った皇位継承を今後も続けていく方法を、共に知恵を出し合って模索し、所氏と一緒に皇室を支えていきたい』と仰っていて、餅は餅屋ではありませんが、流石に皇族の血を引いた方は皇室に対する見識が違うという印象を持ちました。
 
 また「一般国民の大半が、旧皇族の子孫の身分の変更について理解し賛成するかどうか。それはかなり難しい」と仰っていた、所氏がパブリックコメントを聞き、どのような反応をされているかが知りたいところでもあります。
 
 
 

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ミヤネ屋「女性宮家創設の背景に危機感」所功氏出演

 川田アナ「現在の皇室は天皇陛下、皇族の方21人いらっしゃいます。
 皇位継承第一位なのが皇太子様。そして続いて弟の秋篠宮様。続いて悠仁様です。
 そして天皇陛下の弟にあたります常陸宮様が第四位。
 ここまでが直系の皇族となります。
 更に継承第五位が昭和天皇の弟にあたります三笠宮様、続いて桂宮様となっているんですが、そもそも宮家と言われている宮家は独立して一家を成す皇族に対する一般的な呼び方です。
 現在六つの宮家があります。秋篠宮家、常陸宮様、寛仁親王、三笠の宮家、桂の宮家、高円宮家の六つです。」

 宮根「で、所先生ね。その下にいわゆる内親王、女王とあるんですが、違いとはどういう事なんですか?」
 
 
 所氏「現在の皇室典範によりますと、お子様とお孫様までを親王とか内親王と言う事になっております。つまり直系の方ですね。それに対して曾孫以下の方を王とか女王とか申しますので、そういう意味では今上陛下のお子様、お孫さんが内親王。それから傍系になりますけれども曾孫に当たられる方々が、以下が女王という事になります。」
  
 宮根「こーやって見ますと大変女性の方が多い。それから結婚適齢期の方が沢山いらっしゃると。いう事なんですね。‥で、女性宮家というのが議論された背景なんですが、こちらご覧下さい。」


 皇室典範の第十二条には『皇族女子は天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは皇族の身分を離れる』と、記されていまして、悠仁様の御世代が天皇に即位される頃には、皇室が殆どいなくなる可能性が指摘されています。
  
 宮根「で、結局悠仁様の世代になると、そして悠仁様が天皇に即位される頃には皇族の方が殆ど居なくなる可能性があって、その女性宮家ってのが議論されるわけですが、こちらご覧下さい。」
  
 こちらは皇室直系の方々の現在の年齢、そして20年後、40年後の年齢を現したものです。

 宮根「ですから、こーやって見ますと、やっぱり悠仁様が天皇陛下になられたときに、周りでサポートされる皇族の方がいらっしゃらない可能性が出て来たと。」
 
 所氏「そーなんですね。1番やはり我々もそうですが、身内の近くにいる者が近くにいることが大事なんですけども、現在の法律のままですと、女性はドンドン皇室から出てしまいますから、結局10年、20年後にはもう若い方は悠仁親王お一人という事が心配されるわけです。」

 宮根「で、天皇陛下のご公務なんですが、これが凄いスケジュールなんですね。」

 川田アナ「そーなんです。こちらが去年の天皇陛下のご公務の内容です。」
  
 宮根「所先生。それってほんの一部なんですってね。」
 
 所氏「はい。もうほんの一部でして、ただ一件と数えられてることがですね、間もなく園遊会がありますね。受勲がありますね。園遊会に2000人ぐらいの方々が招待されますと、全部その名簿をご覧になるとかですね、6000人の受勲者がおりますと、全員に対してお招きに預かっでご挨拶がありますから約一週間かかるわけです。それ一件としか数えていませんから、膨大な量のお仕事がある訳なんですね。」
 

 宮根「じゃあ、年間殆どお休みになる時間が無いと。」
 
 所氏「そーですね。それは両陛下もそうですし、他の皇族方もここに上がっておりませんけど、それぞれ御分担のお仕事があるわけなんです。」

 宮根「池田さん、天皇皇后両陛下のご負担をどのように軽減していくかという、これも大事な事ですものね。」

 池田氏「そーですね。当然両陛下でなければと言う事もありますけれども、それ以外やはり皇室を身近に感じて頂く事も含めてですね、やはりある程度の数を確保し、国民に身近なところで様々な行事にお出まし頂くという事が望ましいと思いますから、その為にはどーしてもやはり一定の数というのは必要になってくると思いますね。」
  
 以前竹田さんは「たかじんのそこまで言って委員会」にご出演の際に、『野田総理の言ってることには大きな嘘が一つありまして、女性宮家を作れば天皇陛下のご公務が軽減されると言ってるわけですが、これは全くの嘘です。 』『国民は陛下のご体調を案じているわけで、その善意を逆手にとって国民を騙して皇室を締め上げるような、そういうような話の仕方は非常に卑怯だと思うのですね。 』と仰っていました。
 竹田恒泰氏が語る旧皇族復活と女系天皇 ←こちらクリックでそのページに飛びます
 ここで宮根と池田氏は、女性宮家が創設されれば、天皇のご公務が軽減されるような事を言ってますので、本来なら所氏がそこを否定しなければいけないところ、あえて黙って聞いている姿は、女系論者がマスメディアを使って洗脳しようとしている魂胆見え見えで不気味でした。

 宮根「そして政府が国民に色々意見を募集しているわけですが、政府が論点整理を示した事ですが、こういう事です。」

 
 「男系男子による皇位継承は改めない。『女性宮家』は内親王が『一代に限って』創設。女性皇族のご意志を反映する。」
 

 宮根「内親王様というのが天皇陛下の直系といわれる方々ですね。で、これケースがございまして、たとえば女性宮家を創設した時は夫や子供にも皇族の身分を与える案というのがあるんですね。」
  
 川田アナ「はい、この場合は夫は婚姻によって皇族の身分になりまして、子供は誕生から婚姻までを皇族とするものなんですね。メリットとしましては夫妻で皇室活動が出来る事。デメリットとしましては歴史上の前例がない事です。」
 
 宮根「一般の方が皇族の方と結婚して、皇族に入る。それも春川さん、『えっ、いきなり?‥大丈夫かな?』って我々がもしそういう立場になったら大丈夫かな?という不安はありますよね。」
 
 春川氏「ええ、それはホントに意見の分かれる所で、一般の方が皇族になられるっていうのは抵抗を示される方もいらっしゃいますでしょうし、それよりも皇族の方はやっぱりある程度数居て頂かなければと言う方もいらっしゃるでしょうし、それは分かれる所ですよね。」
 
 所氏「いや、それはね。簡単な事でして、一般の女性も皇族男子に入られて皇后様や妃殿下になられてるわけですよね。だから逆のケースですから一般男子の中から優れた方が選ばれて入られるという事ですから、それはそう言う意味では問題無いと思います。」
 この所氏の発言『一般女性である皇后様や妃殿下が皇室に迎えられたのだから、一般男子も入るというのは問題無い』は田嶋陽子と同類の方だったんだぁという意味で非常に興味深かったです。問題無いって言ってしまった責任は結構重いと思いますよ?所さん。

 以前たかじんのそこまで言って委員会で、三宅久之さんは『(現政権が女性宮家を作る事に)私は非常に危惧感を持つわけですね。(女性皇族が)結婚されるわけですよ。結婚される相手は国産ですか?外国産ですか?‥国産で行かなきゃいかんでしょう。ね、そーすると、今皇族ってのは無いから隣の宮本君か渡辺君か誰君か未婚の人がいれば、それは連れ合いになられるわけですよ。それを皇族にするっていうんでしょう?・・・そういう訳にいきますかね』と、所氏に仰り喧嘩になってしまった経緯がありましたが、所氏は忘れてしまったのでしょうかね。
 女性宮家 三宅久之氏 対 所功氏のバトル
 
 宮根「では二番目。女性宮家を創設した際、夫や子供は民間人とする」

 
 「女性はそのまま皇族女子となるんですが、夫や子供は一般国民となります。メリットとしましては皇位継承権が起きにくい。デメリットとしましては家族間で身分の違いが生じる。」

 宮根「所先生、これ家族間で身分の違いが生じるというデメリットがあると。」

 所氏「そーですね。結局あの、家族って言うのは一体となさなければいけませんが、そこの中に身分が違うとか名字が無いとか、そういう事になりますと、やっぱり一つの宮家をお作り頂くには無理があると思いますね。」

 宮根「それから三番目。皇室離脱後も皇室活動を可能にする案。」

 
 「これはこちらは皇族の身分を離れるんですが、一般国民として国家公務員として公的な立場を保持し、皇室活動を支援するというものなんですね。メリットとしましては皇室典範の改正無し。デメリットとしましては皇族数の減少に歯止めかかららないままではないかと。」

宮根「所先生、この案なんですが、国家公務員というのは普通の国家公務員ですか?」

所氏「ではないんです。これ言葉として唐突に出てきましたので、私もビックリしましたけども、具体的に申しますと、何か皇室に関係のお仕事にお出まし頂くときに一般身分になられた方が、たとえばお出ましになられるときに警備の問題とか色々考えなきゃいけない場合にそういう事が公務員の形でお手当が出るとか警備が付くとかいう事ですから、いわば政府からの委員に選ばれるとか、非常勤のお役に就かれるという事です。」 

 (ここの所は、聞き書きしていましても、所氏が何を言いたいのか私もサッパリで、文字に起こしてみても分かりにくくて済みません。)
 
 宮根「今回の場合は女性宮家。政府が議論して欲しいと言っているのは、内親王様一代に限って創設しようという風にも出ているんですよね。」
 
 所氏「そうなんですね。この辺がやはり色々意見がある中で集約されてきた事は、内親王と女王とおられて、女王様は外に出られることはやむを得ないと。ただ内親王に限って、しかも一代限りと言う事で何とか合意点を見つけようとしてるんだと思います。しかしそれすら尚無理だとなれば、出られた方にお働き頂けるようにしようと言う案を三つ並べたわけですね。」
 
 宮根「今内親王様一代に限ってという事は、根本的な解決はないという風に我々見えるんですが、それはどうですか。」
 
 所氏「全くその通りでしてね。実は今回も当面の妥協点としてこういう事を出されましたけども、将来を考えましたらやはり女性の宮家が次の世代に続いてくような事も必要だと思います。」
 
 宮根「そして女性宮家創設には様々な意見を皆様が持ち寄っていらっしゃいます。それは当然の事と思いますが。たとえば所先生は・・」
 『賛成、皇族としてしかできない公務があり、皇族減少が懸念される今、創設は早期に取り入れるべき。』
  
 宮根「所先生は早くやった方が良いと。」
 
 所氏「勿論。もう既にさっき出ておりましたように、もう30歳、20歳の方が沢山おられるわけですから、特に秋篠宮家に関しても、もう間もなく20歳になられる方などが残って頂けるようにする為には急がないといけないと思います。」
 
 宮根「一方反対というのは旧皇族の竹田さんなんですが‥」
 『伝統を変えるような議論自体間違い。民間になってもサポートは出来る。創設は女系天皇論に繋がりかねない。』
  
 宮根「まあ、様々な意見が出ております。この女系天皇論というのは、これ女系天皇とはどういう仕組みなのか形なのかという事なんですが。」

 川田アナ「現行ではですね、皇位継承権は男系男子のみとされているんです。たとえば天皇陛下に男子二人、女子一人お生まれになったとします。男子は男系男子となります。そして女子は男系女子となります。この男系女子に二人のお子さんが生まれて一人が男子、一人が女子だった場合は男子は女系男子となります。ですので、この男系男子ではありませんので、皇位継承権はないという事になります。」

 宮根「ですから竹田さんが仰ってるのは女系天皇論に繋がりかねないという風に仰ってる。これも踏まえて国民で大いに議論をして欲しいという事なんです。」
 
 所氏「ただ、大事な事は今回はですね、現に次の次の次まで男子がおられるから、その事は切り離して議論しようという前提ですから、それは区別しないといけないと思います。」
  
 野田首相、安倍首相の考えは以下の通りです。
  
 宮根「これはやっぱり所先生、日本国民全体でホントに真剣に話し合わなきゃ行けない事ですよね。」
 
 所氏「そーなんですね。今の憲法も象徴、世襲天皇制度は決めてるわけですから、世襲していくためには人がおられなきゃいけないわけですが、その為にも現在のままで行けば段々痩せ細ってしまう皇室の在り方をキチンとしようという事ですから、一挙に全て解決出来ないんですね。」
 
 宮根「たとえばね、皇室の方々のご意見、ご希望ってのは本来は聞けないんですか。」
 
 所氏「そーなんです。憲法の建前上、法律の典範の政治事項ですから、皇室の方が口出しできないことになっているんですが、同時に皇室の方のお身内のことですから、当然政府としては宮内庁としては両陛下なり皇室の方々のご意向を踏まえて、そのご意志を忖度して今回も進めてきたようですが、今後ともあからさまな形ではないにせよ、やはりそういうご意志は十分に尊重しながら事を進めて頂きたいという風に思います。」

 ミヤネ屋はここで女性宮家のコーナーが終わりましたが、これに対する感想としまして、以前竹田さんが女系天皇、及びそれらを推す女性天皇論者達に対する危惧感をこのように仰ってました。

 『女系女系って言いますけど、女系なんて無いんですよ。だって男系っていうのは父と息子で繋がる一本のラインですよね。
 じゃあ女系って言ったら母と娘で繋がるラインが出来るんですか?母の母の母で、何か天照大神まで行くみたいな、そんなラインなんか無い訳ですから。
 要するに男系で繋いできたというのは歴史の事実です。これを守るか崩すかしかないんですよ。
 何か男系or女系になってるので、それこそ女性の権利などと出て来るんですけど、男系は事実ですから、これを崩すか守るかって聞いたら、いや男系がいいですか?女系がいいですか?って聞いたのとやっぱり印象が違うはずなので、(民主及び左翼は)言葉巧みなんですよね。そこで騙されちゃいかんと思うんです。』


 女性宮家創設が将来の女系天皇への布石になるかもしれないという危惧を感じて、ここの所、皇室問題に関する記事を載せておりますが、以前、勝谷氏が仰ってた「僕はね、男系が絶えれば天皇家は絶えればいいと思ってます。それはおそらく天がそうするのでしょう。もし天皇家が本当の天皇家であれば必ず続く筈です」という言葉が1番正しいのではないだろうか・・と私も思います。

 だから、将来の国家弱体化を図り、左翼や現政権が所氏のような(或いは羽毛田氏のような)工作員を使って行おうとしている日本国を危うくする策略には注視していかなければいけないと感じるのです。
 



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