AX 2012年12月 - 徒然日記
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中日新聞の呆れた偏向報道。『安倍内閣 名付けるなら』

 東海地方に住んでるので、とりあえず我が家は中日新聞を取っていますが、母が新聞を読んで嘆くのは、とにかく皇室の記事がいつも新聞の片隅にしか載らないことです。特に陛下に対する中日新聞の取り上げ方は韓国大統領の記事より小さく、何処の国の新聞なんだろうと怒りを感じる事ばかり。(幾度解約しようかと思ったかしれません。)

 そして今日の本題ですが、27日の中日新聞20ページ一覧を使っての安倍総理を叩きまくる記事。クリックで拡大します。

 
 因みにこの中日新聞(東京新聞)の政治部長は岡田克也の弟の高田昌也氏との事。
 (高田昌也(たかだ・まさや)さんは、岡田卓也・イオン創業者の3男で、1957年(昭和32年)三重県生まれ。明治大学政経学部卒業後、中日新聞社入社。名古屋本社整理部を振り出しに、1986年、東京新聞・社会部で警視庁を担当。1989年、東京新聞政治部に配属。その後、名古屋経済部に転勤後、1992年に東京政治部復帰。首相官邸担当、自民党キャップ、野党キャップを歴任し、1999年東京政治部次長。ことし(2010年)から政治部長。
 以上岡田幹事長の実弟の高田昌也・東京新聞政治部長の講演に行ってきましたから引用させて頂きました。)

 衆院選での自民党の圧勝を受けて26日夜、安倍新政権が発足した。不況からの脱出策に加えて、憲法、原発、TPP(環太平洋連携協定)、沖縄、福祉、教育などの諸政策に於いても、中身は民主党政権とは一変しそうだ。発表された閣僚人事から、この内閣の性格はどう読み取れるのか。辛口有識者の皆さんに命名してもらった。(出田阿生 小倉貞俊)

 高村薫(57)作家。
 「党の方針に逆らったり、官僚ともめたりしそうもない。そこそこの優等生を集めた印象」と話し、『そつなくまとめてみました内閣』
 「参院選まではトラブルを避けなければならないから、TPPや原発、外交などには手を付けないだろう。せいぜい株価を上げて円安に持っていくぐらい。安倍カラーを打ち出すのは参院選後からで、今回はそれまでの期間限定内閣だ」

 高村氏は以前民主党のマニフェストを生ぬるい目で軽く批判されてから地道に見直して欲しいと緩く苦言を呈していた人です。自民党に対して言ってる事は、株価、円安など民主が3年3ヶ月かけても成し遂げられなかった事をすんなり数日のうちに済ませてしまった事もあり、これ以上は言えないでしょうという感じですね。

 脱原発デモを主催してきた東京・高円寺のリサイクルショップ「素人の乱」店主の松本哉(38)新政権を『まぐれ敗者復活内閣』とネーミング。
 「自民党が政権を奪い返せたのは、実力ではなく、まぐれ。他に選ぶ党が無いという消去法の結果でしかない。1年で退陣しながら再登板する安倍さんを筆頭に、舌禍で物議を醸した麻生太郎さんや、支持率が低かった谷垣さんなど、すねに傷持つ人が多い。『期待度ゼロ内閣』でもある」と評した。

 脱原発デモに関しては、そこに労組が荷担している。日の丸より赤旗の方が数が多いなど、最近脱原発デモと聞くと、胡散臭さを私自身感じます。ルーピー鳩山氏、原口氏が参加した事もありますので、この松本氏というデモ主催者が宣う「まぐれ敗者復活」という言葉も左翼の負け惜しみ的な臭いがプンプンしてしまうのは気のせいでしょうか。

 子供達を放射能から守る福島ネットワークの世話人である椎名千恵子(66)は『福島圧殺内閣』
 「原発を造ったのは自民党。どんな良い言葉を並べてたとしても、疑ってかかるべきだ。福島原発は事故収束には程遠く、今も危険を抱える。しかし、その対策に特段力を入れる姿勢は見られない。福島の被災者達が見捨てられつつあるのは明らかだ。」

 椎名千恵子氏という方は中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)の方だそうで、こういう団体に所属している人が福島、放射能云々などと言って欲しくないというのが実感です。脱原発デモにしても、福島の問題を声高に叫ぶ有識者達というのは、何故こういう胡散臭い人が多いのでしょうか。
 自民党が政権を奪回し、福島の現状とその早期対策を国会で民主に訴えかけ続けてきた森まさこ氏が大臣になられた今、椎名氏が世話人になる必要は無くなることと思いますが。

 金子勝慶応大教授(60)は『逆戻り内閣』と名付ける。
 「自民党は原発依存度を減らすと言うが一基なのか49基なのか言わない。閣僚の約三分の二は世襲ばかりで、お飾り的な存在。実際の政策は官僚任せになるだろう。日本は今、脱原発で新産業を創出しなくてはならない。それなのに、国民が潤わないことが歴史的に証明されている公共事業のばらまきを強行する。あらゆる意味で逆戻りとしか言いようが無い」

 出ました左翼の常套句『世襲』発言!!
 金子氏はバリバリの左派であり、田嶋陽子の男版的なイメージなのでスルーさせて頂きます。とりあえず民主党が自民党に言ってる文句をそのまま引用してるだけかと。

 エッセイスト北原みのり(42)「戦争ごっこで遊びたい『ネトウヨ内閣』とでも名付けたい。」と話す。
 憲法改正や対中・韓強硬路線の発言がネット上で熱狂的な支持を集める安倍首相。選挙中は東京・秋葉原で麻生副総理兼財務相とともに、日の丸の波田を持った群衆に歓迎された。
 北原さんは、安倍首相やネット上の支持者に共通するのは「脳内愛国」だという。
 「領土を守る為には武力行使も有りと意気込むのは、よほどの平和ボケ。本物の血が流される戦場の現実感がないのだろう。日本が抱える自信喪失や社会の駄目さ加減の裏返しだ。」

 この北原氏という人は『本物の血が流される戦場の現実感』を実体験した事があるのでしょうか。その経験をした事が無い人に、自民党や自民党に入れた国民を平和ボケと宣う権利はないのです。そして9条に反対する人々に対し想う気持ちは次に回します。
 
 作家の宮崎学(66)も安倍氏が提唱する国防軍に引っかけ『国防軍オタク内閣』と名付けた。
 「国民の生死に関わりかねない国防軍の創設は、自身の命をなげうつ覚悟があってこそ主張できるテーマ。(前回の首相時に)腹痛で辞めるような人に、国民の命を預かる覚悟があるとは思えない。せいぜい軍事オタクという程度の存在だ。」


 先程の北原氏しかり、この宮崎氏しかり、憲法九条反対を唱える人々の話を聞く度に善人を装う売国奴というイメージが浮かびます。『ネトウヨ』だの『オタク』だのという言葉がインタビューの際に出て来る事自体、自らネット依存の典型であると証明しているようなものです。
 作家がこういうネット語を使うと、私自身はその言葉に対する信用性は皆無と取ってしまいます。
 そして以前にも書きましたが、こういう人達に聞きたいのは「それでは自衛隊の命の尊厳はどう思っているのか?」という事です。
 それを無視して反対するのなら、ただの御身大事の売国奴であり、言いっぱなしで後は野となれ山となれの無責任人間でしかないと思います。

 政治評論家 森田実(80)『極右はしゃぎすぎ内閣』
 「閣僚の顔ぶれに極右が目立つ。大臣をやりたい人間がポストについて、隠しもせずに喜びを爆発させている。自民党の政治家はもっと誇り高かったのに」
 愛国教育を主張する下村博文氏が文部科学相になった点についても「教育の国家統制は大間違いだ。およそモラルに欠ける政治家たちに道徳を説く資格はない」と憤る。

 森田氏は以前、ブログにて「菅首相と鳩山前首相は、民主党を守り、自民党に政権を渡さないために、菅内閣不信任案を否決するために協力しました。この二人にとっては、民主党を守ること、民主党が政権の座にあり続けることが、最も重要なことなのです。東日本大震災の被災者の救済・救援、被災地の復旧・復興よりも、日本国民の利益よりも、民主党の方が大事なのです。二人は自分さえよければ主義者なのです。このような国民のことを真面目に考えない政治家を政権の座につけたのが2009年の政権交代でした。政権交代は、国民にとって失敗でした。」と散々民主を叩いていますが、自民党が政権奪還しても、それも下村文部科学相は物心ついてからずっと文部大臣になる事が夢だったという逸材です。そして少年時代から大変苦労され、現在に至ったという尊敬に値する方でもあります。その方に対してモラルに欠けると言い切る森田氏に今まで感じていた信頼感が綺麗サッパリ消え失せました。逆に「じゃあどの党が政権を取れば森田氏は満足なんですか?ご自身が応援している志帥会の議員だって入ってるじゃないですか。」と聞きたいですし、志帥会って亀井さんが以前は所属されていたのでは・・・それこそ極右会と言っても良さそうな雰囲気が。

 さらに中日新聞では日本人じゃない人。辛淑玉(53)と言う韓国人にまで命名させてます。

 辛淑玉「女を使い、参院選向けに美しく見せかけた『厚化粧内閣』参院選で勝てば、その瞬間に化粧ははげ落ち、タカ派の素顔を晒す。」と話す。行政改革担当相の稲田朋美氏らは「いわゆる従軍慰安婦の強制連行は事実無根」と積極的に発言を続けている。これに対し、辛さんは「戦時下の性暴力は男性優位の構造で起きる世界共通の現象。それを日韓問題に矮小化し、同じ女としての痛みさえ感じない。女の皮をかぶったオヤジのようなものだ」と批判した。
 稲田朋美氏を女の皮をかぶったオヤジとは・・・
 出たよ、韓国人。という感じですね。そもそも日本の内閣を反日韓国人に命名させる事自体、中日新聞という会社が在日新聞社である事の証明になるのではないでしょうか? 
 それも辛淑玉ですよ?野田政権下内閣府にポストを与えられた超反日女(韓国人だから当然と言っちゃ当然ですが)
 辛淑玉などに厚化粧云々など言われる筋合いはないですし、そもそも余所の国の政権にものを言う暇があるなら、お宅の政権の心配でもしてたら?という感じですが、韓国人は日本で仕事をして収入を得ている身分であっても、日本を(特に保守を)叩くのが国是なのでしょうから、まあスルーに限るという所でしょうか。

 国分功一郎(38)「教育改革に熱心な安倍さん自身、勉強が足りない」と見て、『学力低下内閣』
 「憲法改正を掲げるが、憲法とは『それを守る限り、国家が国民を統治できる』という国民による国家に対する縛り。日銀法改正も、世界各国が順守している中央銀行の独立性を侵すものだ。あるべき仕組みを『政治でむりやり変えてやろう』との発想は、物事を知らないから。きちんとしたブレーンを置いて勉強し直しては」

 この人、ただの目立ちたがりにしか思えないんですよね。教養はおありなのでしょう。でもそういう人が学力低下などと言う所が勿体ないなぁという気がします。一般人であれば別にいいのですが、とりあえず教授もなさってる文学者なのですから。そういう方の言葉には分というものがあると私個人は思うのです。
 

 

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NHK日曜討論「新政権発足へ どう動く日本政治」12/23日放送

 先日の日曜討論です。
 
 自民党政権になり、安倍さん叩きが始まり(特にTBSの報道は悪意に満ちていますので)初めは穿った目で見始めたのですが、浜矩子氏の安倍総裁率いる自民党に対する言葉は結構きつくてムッと来たりする所もありましたが、よくよく聞いていますと皆さんの発言の中に学ぶべき事、知るべき事があり、大変勉強になった番組でした。

 少し端折ってしまった部分もありますが、書き起こしてみました。
 
 NHK日曜討論「新政権発足へ どう動く日本政治」

 衆院選の結果どう見る。


 増田寛也氏「自民が圧勝したわけですが、比例の得票数を見ますと前回の2009年から見て今回減らしてますよね。もちろん投票率低かったわけですけど、自民が勝ったという感じはあまりしない。民主が自滅。そして第三極が乱立した事によって結果として自民党が勝ったという感じですね。それでもう一つはですね、前回初めて、事実上初めて政権交代が起こったわけですが、この政権交代というのはですね、これから日本では常態化するであろうというというですね、政権交代って言うのはですね、これから日本でしょっちゅう起こり得るだろうと言う事を有権者も覚悟して日本を率いるトップは誰にしたらいいのかという事を選挙の一票によって決めうるんだという事が今回分かったと思うんですね。残念ながら投票率が低かった。これは政治の質の低下とか色々言われますが、有権者も相当心しなければいけないという風に思います。」


 野中尚人氏「私はちょっと変な見方かもしれませんが、今の日本の政治の状況っていうのは代表制デモクラシーの危機っていう風に言った方が良いんじゃないかと思ってます。っていうのはどういう事かと申しますと、国民の間に深刻な不安や不満がある。で、政府に何とかしてもらいたいと思ってる。所が政府与党は解決能力が無い訳なんですね。どうしてかって言いますと、日本の議院内閣制が殆ど完全な機能麻痺状態になっちゃってる。史上最低の投票率っていうのもそうだし、極端な主張をする政党が強くなってくる。ないしは与党が大敗北するんだけれどもって事はこれは全てやや制度疲労のなせる技だという事があると思います。選挙でマニフェストを提示して勝ったらそれを決定して実行すると、それを再び国民が選挙で選び直すと言う事が民主主義代表制デモクラシーの基本的なサイクルですが、これが上手く機能しなくなってるわけですね。だから決定実行が出来るようにしなくてはいけない。これが出来ない限りこうやって大きな振れが毎回生じる可能性があるという風にちょっと危惧をしています。」


 大田弘子氏「必ずしも争点があるようで無かった選挙だと思うんですね。自民党の政権公約も日銀に対する金融政策は明確に出ましたけれども、それ以外の経済政策は明確ではありませんでしたし、かなり古い自民党に戻ってあらゆる組織票に配慮した点も出てきておりますので、それほど自民党の政策が一般の人に指示されたと言う事では無いと思うんですね。反原発、反TPP、反消費税というのが出ましたけれども、いずれもその反対と言うだけで、じゃあどうするんだという対立の対案は具体的に出ませんでしたから、本当の意味での選択にはならなかったと、結果として民主党への失望だけが前面に出た選挙だったという風に思います。」

 島田アナ「前回3年前は民主党がマニフェストを掲げて、結局それが期待通りではなかったという事で厳しい結果になったんですが、この選挙結果どうご覧になります?」

 浜矩子氏「そうですね。端的に言って、この選挙の結果って、私は浦島太郎政権が誕生してしまったのではないかという気が致しますね。時間が5~60年ぐらい遡って昔に戻ってしまったような体質とものの言い方。そして公約を掲げた人々が登場したと言う事で、この間日本経済がどのような発展をして、今どんな状況になってるかという事をほとんど理解する能力の無い政権の誕生であるという気が致します。野党の時代というのを彼らは3年間、経験したわけですけれども、この間に一体何を学んだのか、何を勉強したのか、もうほとんど冬眠していたのではないかという風に思うような言葉つきでものを言う人々が登場したというので、これはなかなか大変な事になったなという風に思っております。」

 島田アナ「今日は教育者と言うよりも、国際政治の専門家としてまずこの日本の選挙どう見ました?」


 国分良成氏「外交安全保障の観点から見ますとね、一貫性と言いますか、政局の安定。そして政治の全体的なバランスと言いますかね。これがないと国益を損なう事が非常に多いという事ですね。ですから過去、総理もだいぶ替わられてきましたけれども、必要な事は日本の顔が見えなくなってしまうという事になってしまいます。やはり世界はこれだけ流動化していますので、そういう意味では政治の安定性と、そして出来ればやはり長期政権を望みたいという風に思います。特に外交、安全保障サイドから見ますとそのような事が言えるという風に思います。」

 島田アナ「藤崎さんは前の駐米大使で、つい先月までワシントンにいらっしゃった。ずっと米国から日本を見て来た中で、今度の選挙。どう映りました?」


 藤崎一郎氏「私はやっぱり国民は変化を望んだんだと思いますけれども、一つだけ危惧致しますのは、最近あまりにも頻繁な変化を望んでですね。選挙が終わって三ヶ月経つと世論調査をして支持率が急降下をするというような、繰り返しこれを何度もやってるんですよね。で、国民もマスコミももうちょっと猶予を与えてですね。せっかく選んだ代表ですから、そういう目で見ていく。また政権も民意をよく反映しながらやっていくと。ポピュリズムではございませんけど、そのバランスでやっていかないと、今国分さんが仰ったように国の重みが国際社会で無くなっちゃうことを私も危惧します。ですからこの結果政治が安定し、経済が活性化し、近隣諸国を含め関係が改善していくという格好にならなければ行けない。アメリカとの関係も申しますと、あそこでも小選挙区制でございますけれど党員が3割居るんですね。民主党も共和党も3割以上居る。従ってそんなに動かない。しかしこちらの方はほとんどいませんから、常に風と共に動くというのが私の心配でございます。」

 新政権発足へどうなる日本経済。

 島田アナ「エネルギー、環境、医療などの成長分野における大胆な規制緩和という事をこの自公連立の検討中の案の中でも謳ってるはいるんですけれども、どうでしょう?」

 浜矩子氏「そうですね、その成長を目指して大胆な規制緩和とかいうような文言の中にも浦島太郎度が非常に表れているという風に思いますね。何はともあれ成長しなければいけない。大きくならなければいけない。そして物価もですね。これ物価さえ上がればいいのか?という物価上昇率2%という数字さえ達成できればいいのかというと、物価だけ上がっちゃってそれこそ厳しい経済状況は変わらないというような事だって大いに考えられるわけですよね?ですから全体としてむしろ今の日本経済というのは、これだけ大きくなって成熟度が高まって、完成度のある意味では高い経済になっている。ですからこれはむしろ成長しなくても上手く経済が回るのはどういう姿かと言うことを考えるべき所で、そもそものピントが全く外れてるという風に思いますね。」

 島田アナ「成長という日本語よりも成熟という日本語の方が向いてると言う事ですか。」

 浜矩子氏「そうです。私はずっと以前から今の日本に必要なのは成長戦略ではなくて、成熟戦略であると。成熟度が高くなった経済を上手く回していく、その中で富の分配が上手くいく、そしてその中で痛んでいる人がいなくなるという所が目指すべき所という感じだと思うんですよね。」

 島田アナ「金融緩和の点についてどう思われます?」

 浜矩子氏「金融緩和については言える事が2つあると思います。1つはここまで延々と金融緩和をやり続けてきて、それが何らデフレ脱却に効果を及ぼしてないわけですから、これを更に大胆にやると言う事が結果をもたらさないことがある意味見えてしまっている。それこそまさにグローバル化した状況の中では国内で金余り状態を作ればその余り金はドンドン外に出て行ってしまう。ザルに金を注ぎ込むような状況であるという事が目に見えているのに、さらに毎日皆圧力をかけると言う事が端的に言ってナンセンスだという風に思います。それともう一つ為替レートの話が出ましたけれども、そこで気になるのが今のような調子でアメリカがQE3をやったから日本もさらに金融緩和。そしてその事によって円安を導くというような事をやってると結局日本と米国の間で通貨安競争、為替戦争に突入していく恐れが出て来るという所もあると思うんですね。この辺も非常に要警戒ポイントであると思います。」

 今後の日中関係は。

 島田アナ[中国は人民解放軍は強気なことを繰り返しやっていますけれども、経済では日本との関係。これを決して軽視はしていないようですよね。」

 浜矩子氏「軽視できる状況ではないんだろうと思いますね。今までの中国というのは、特に経済の面に於いては、言ってみればもの凄く身体の大きい天才子役みたいな存在だったという風に思うんですよね。何をやっても大人顔負けのパフォーマンスで、皆大人は焦るばかりという状態がずっと続いてきた。だけども、成長の限界に今来て。今如何に大人になるかと言うことが大きな課題になってきてると思うんですよね。天才子役というのは往々にして大人になるとろくでもない大根役者になってしまうというケースが圧倒的に多いわけですよね。それを如何に避けるかというのが今結構中国において非常に大きな問題になってると思います。大人的な、大人らしい経済運営というのをこれからやっていかなければいけない。その中で日本との関係も大きなポイントとなっていくでしょうね。如何にして上手に大人になれるかが課題の中国という感じだと思います。」

 島田アナ「この中国との向き合い方と言う事では、アメリカのオバマ政権も非常に苦労していると思うんですが、その時に日本との関係を基本的にどう組み立てようとしてるんでしょうか?」

 藤崎一郎氏「アメリカの中国政策は基本的には振り子みたいなもので、マイナスの方向に振れる要因が常にあり、プラスの方向に振れる要因があり、その間を若干行ったり来たりするんじゃないかと思っております。オバマ政権の発足当所も前向きにスタートしようとしたら中国の対応がこれにそぐわなかったと言う事で、段々段々堅くなったわけですけども、今回又仕切り直しの時期が来ているという事なんで、王岐山がこの前訪米したようにですね、中国側も米国側も、もしかして仕切り直しをしようという時期に来てるかもしれないという事を常に日本は念頭に置いとく必要があるんじゃないかなと思って。ただアメリカは日本との関係は極めて大事だと思いますから、中国との関係は別としても日米関係をきちんとアメリカは守っていこうとするし、この前の尖閣列島についての安保条約五条の発言にも明確ですから、私はそこの所は日本側としても多としていくべきではないかなと思っております。」

 今後の安全保障政策は

 島田アナ「アメリカオバマ政権もですね、基本的に日本と中国の間で緊張感が高まること。これだけは避けたいと、これはやっぱり大きいんじゃないですか?」

 藤崎一郎氏「そう思います。しかし同時に何でも良いというわけではなくて、ルールに従ってきちんと物が進むべきだというふうに考えております。それは私どもも共有しております。因みに今のような近隣諸国と関係で、たとえば島の問題を含めて、他の問題も含めて我々のポジションというのは譲らず、油断せず、そして挑発せずという事でですね、話し合いは色々外交関係を改善するためにするけれども、たとえば尖閣について交渉することはないと。それから油断せずと言うのは海保であり、自衛隊の予算を確保して、きちんと守ると。そして挑発せずというのは、やはり我々が長い間作って来た基盤があるわけですから、それを崩して刺激するようなことはしないと、これまで築き上げてきた基盤はお互い尊重すると言う事が必要なんだろうと、こういう意味でございますね。」

 島田アナ「尖閣諸島の島の上に公務員を常駐させるというのが選挙中は自民党から語られていましたけれども、これも引き続き検討で今は先送りになってますよね。この辺の判断ってのはどうでしょうかね。」

 増田寛也氏「当然近隣諸国との継続的な対話でこういった問題を解決するというのが基本でしょうから、おそらくですね、むしろ穿った見方かもしれませんけども、今回安倍さんはそれまでの姿勢を思い切って軟化させるというか、軟化っていう言葉が良いかどうか分かりませんけども、柔軟な対応をですね、実際に総理になったら取られるんじゃないでしょうかね。それだけの幅を、これまでの発言等で色々選択肢は持っておられるわけですね。ですから前回の時も戦略的互恵関係という事で初めて中国に行かれた。今回おそらくアメリカに真っ先に行かれると思いますけれども、対中、それから対韓ですね、そういった多用な幅の中で7月まではいずれにしても経済一本槍で行くでしょうし、その後も外交について非常に幅の広い中で、むしろ安心したメッセージを向こうに送ることも頭に入れながらやっていかれるんじゃないかと思います。」

 島田アナ「と見ていると言う事ですね。浜さん、その辺の安倍さんの対外姿勢、どうですか?」

 浜矩子氏「どうでしょうね。今増田さんが言われたような格好になればそれはそれでいいと思いますけど、そういう風にするんだったらば『最初からちゃんとそう言えよ』という感じはまあありますよね。だから仮に柔軟姿勢が出てきたとしても、その衣の下にどんな鎧があるのかという事をやっぱり我々としてはどうしてもそれが気にかかると言うことだと思います。そういう手練手管というとちょっと言い方が悪いかもしれませんけど、そのレベルで外交姿勢を考えるという事では無くて、この世界最大の債権大国である、本当に大人の経済になるはずの経済状況を持った日本が、このグローバル時代の中で何を世界に対してどう語りかけていくのか、グローバル時代というのは本当にこの共生の時代として回していかなければいけないけれども、そのメッセージを世界に対して出していく、それが日本のような経済レベルに到達した国の義務だと思いますけど、その辺をどれぐらい分かってもらえるかという所ですね。」

 TPPについて。

 島田アナ「TPP環太平洋パートナーシップ協定のこの問題ですね。これは太田さんは一日も早く自公政権も、民主党の野田さんが言っていたようにTPP参加に前向きという事を打ち出すべきとお考えですか?」

 大田弘子「今交渉進んでまして、おそらく来年合意に向けて、かなり進む、或いは結論が出る可能性ありますので、急ぐ必要があると思うんですね。で、今日中関係の話が出ておりましたけれども、日中関係も多国間の枠組みの中で改善していくことが必要で、経済とが移行は違いますけど、今出来る多国間の枠組みとしてTPPがあるわけですね。で、アメリカの入ったTPPを進めながら、それを梃子にして日中韓FTAを進めていく、更に東アジアの広域経済連携協定を進めていくと、これが非常に重要な鍵だと思います。」

 島田アナ「重層構造的にですね。」

 大田弘子氏「はい。」

 島田アナ「アメリカでは議会の承認ていうのがある程度時間かけないと日本の参加というのもの、交渉参加さえもですね、認めないというような手続きになってるようなんですが、そーすると時間的にどうなのかって言う問題がありますね。」

 藤崎一郎氏「幸いにですね、大統領選挙が今年あったお陰で、本当には交渉はそんなに進まなかったと。今は入るとすれば好機ではないかと私も思います。それは韓国もFTAをEU、アメリカと結ぶ。或いは中国もまだやってないという状況下で考えた場合、私は交渉に入って、そこで日本の国益を守るという態度ってのはあるんじゃないかと。で、聖域なき、本当に全部がゼロであればなにも交渉する必要は無いわけで、それを皆求めて交渉するわけですから、日本は自分の国益を追求すると言う立場で必要に応じ合従連衡(がっしょうれんこ)やりながらやっていくという事が私は充分考えられるんじゃないかなと思います。」

 島田アナ「国分さん、この問題如何ですか?中国も念頭に置きつつ考えると。」

 国分氏「言うまでもなくTPPの問題ていうのは安全保障の問題も若干含んでるわけですね。日米同盟というのはやはり我々の基軸になりますので、その時に必要な事は安全保障上のテーマも考慮して、森本防衛大臣も言ってましたけど、日米の間の新ガイドラインという話がございました。つまり安全保障の強化のために、先程、野中さんが『日米の同盟は良いんだけれども、じゃあ日本として何やるんだ』という事をですね。その意味で日本の積極性というものを示さなければならないという部分がだいぶ増えてきてわけですね。状況が変わり。ですから日米関係の包括的な更に発展という意味でですね、私はTPPというのは進めていくべきだという風に。もう一つは韓国が新しいパクネ政権が出来ましたので、これも新しい現象で日本にとってはある意味では望ましいわけなんですけれども、韓国との間の関係もですね、きちんと。」

 藤崎一郎氏「済みません。私今の国分さんの言葉のあれを捉える訳じゃないですけど、日米関係のためにTPPをやる訳じゃなくて、私は日本のためにやって、それはアメリカにも評価されるかもしれませんけど、基本的には日本の国益に沿うか沿わないかという事で判断すべきだとは思います。」

 島田アナ「日本の国益という点で考えますと浜さんはこの問題ついて如何ですか?」


 浜矩子氏「そうですね、私はそもそもTPPという枠組みそのものに大いなる問題があるという風に思っています。TPPというのはいわゆる自由貿易協定の一形態ですよね。自由貿易協定をアジア太平洋地域において結ぼうという話ですけれども、自由貿易協定という言葉が私はそもそも全く看板に偽りだと思っていまして、これは皆様にもお願いでございますけど、本日以降ですね、自由貿易協定という言葉を耳にされ目にされたときには反射的にこの言葉を別の言葉に言い換える癖を付けて頂きたいと思います。自由貿易協定と来たら何と言い換えるかというと、それはすなわち『地域限定排他貿易協定』という事になると思います。相手を特定する、相手を選ぶ、相手を区別する、そういう格好で特定の地域の中だけで貿易関係を強化していくと、こういう格好でグローバル経済を切り刻んでいくというやり方をする事が誰にとっても国益になるという風には私には考えられないので、これは大いに問題を提起すべきテーマだと思います。」

 島田アナ「大田さん、WTOなんかの包括的な問題と比べると極めて下降気味じゃないかと。この指摘はどうですか?」

 大田弘子氏「勿論WTOで交渉が進めば良いんですけれども、90年以降WTOは暗礁に乗り上げてしまって全く進まないわけですね。それで色んな形のFTAが非常に増えてると。その中でTPPというのは極めて広域の経済連携協定で、いずれ21カ国を対象にしようと目指していますし、更に範囲は限定せずに入ってくる方はどうぞと、しかもある意味WTOよりもレベルの高い自由化を目指していますので、私はTPPをしっかり進めていくことが全体のWTOに変わるものとして優れた形になると思っております。」

 島田アナ「浜さんどうですか?」


 浜矩子氏「これはやっぱりWTOというのがあるんですから、このTPPの延長線上は或いはFTAの広域化の延長線上にWTOが目指すものがあるっていうのは良く言われる言い方ですけれども、これもやっぱり私は基本的にまやかしだと思います。WTOが暗礁に乗り上げているのであれば暗礁からWTOを引き戻すという努力がされて然るべきなのであって、それを別にして地域限定的に相手を選んでいくというのは、そういう事をした事への反省の元に今日のWTO主意というものがある。1930年代の反省の元にそれを作ったわけですから、WTOを動かすという事に全力を上げるというのが私は筋だという風に思います。」

 島田アナ「増田さんはTPPの問題。」

 増田寛也氏「隣に中国のような巨大な国家株式会社のような所があるわけですね。資本市場として。ですから私はやはり大きな多国間でですね、きちんとした貿易ルールを決めて、それでやっていくという事が大事であって、TPPについては出来るだけ日本は早く交渉に参加しないとそのルール作りに参加出来ないですね。大きな一つヨーロッパという塊がある。それから環太平洋という中で20カ国以上が公正なルールを決めて、その中でグローバル化の時代に経済をどういう風に活性化させていくか、そういう意味では非常に意味があると、例外品目をどうするかとか個々の問題はこれからね、その中に参加することによってきちんとした日本の利益を勝ち取っていくべきであって、当然農業分野は非常に打撃を被りますが、それに対しての対策をどうするかは国民的議論が必要だと思います。一刻も早く参加を表明してやっていくべきだと思います。」

 島田アナ「野中さん、先程野中さん日米の関係の要の普天間移設の問題。政治的難問だと仰った。このTPPもですね、国内調整、とりわけ農業分野、自民党の支持基盤の一つですよね。そことの関係で自公政権にとって難問なんじゃないですか?」

 野中尚人氏「いや、これは大変な難問だと思います。ただ難問だからこれを先送りするか、していいかというのは全く別の問題で、難問であるが故にここで指導力を発揮しないとですね、何の為の政権なんでしょうと言う事に数年経つとすぐなると思いますね。だから条件として国益に反しないという事、国益に沿う形って仰ってますが、これ国益っていうものをどういう風に捉えるかというのは、まさに今自公の幹部の方々が決める、それを国会で問う、それで国民にも説明するっていう、こういうプロセスでもうやってくしかないわけですね。それをやらないで見逃すっていうのは良くないんじゃないでしょうかね。これはもうはっきりしてると思います。」

 島田アナ「これから先の日本政治の進むべき道、あり方、これについてご提言を短く伺っていきたいんですけど。」

 国分氏「安定政権。出来るだけ一貫した政策を展開してもらいたいという風に思います。国際政治や経済は非常に流動化しているわけでありますから、その中で主体的にきちんと日本の存在感を示していくという事が必要だという風に思います。私の専門の一つである中国について言えば対話が重要であります。これが前提でありますけれども、しかし暫くの間は厳しい状況が続くだろうという事を覚悟しなければならないと言う風に私は思います。ただその場合にやはり偶発的な事件などが起こりやすい状況がありますから、この辺もきちんと準備をしておくと言う事が私の考え方であります。」

 島田アナ「今のその偶発的な事件の備えという事となりますと、やはり警戒監視能力ですね、海上保安庁、そしてまたその外側の自衛隊。この能力が重要と言う事ですね。」

 国分氏「ええ、まあ先程申し上げた通り、領空侵犯のような事がありました。つまり今私どもの自衛隊の色んな所を回ってみますと、本当に厳しい状況が今続いてるわけですね。現場ではですね。我々はそう言うものが目に見えない訳でありますけれども、出来るだけ緊張を緩和できるような状況が必要ですけれども、しかし何か偶発的なことが起こりやすい状況が沢山今起こってるという事だけは認識しないといけないという風に思うんですね。」

 島田アナ「甘くないという事ですね。・・・そして藤崎さん、どうでしょう。グローバル化の中での日本の政治。どう進むべきか。」

 藤崎一郎氏「私は国っていうのは、やっぱり愛される要素と畏敬される要素と二つが必要で、畏敬される要素を持つためには国の重みが必要。それはさっきのまさに一貫性。皆さんが仰ってる議論に繋がるんだろうと思います。同時に国は一定の構えを持たなければいけない。あんまり何でも融通無碍(ゆうずうむげ)という事では無くて、構えを持ってしっかりした国というイメージをもう一回作っていくという事が私は大事だろうと思いますから、それに向けてオールジャパンでですね、日本全体でもう一回、今どの党がという事じゃなくて各党が協力してそれをやるという事じゃないかなと思います。」

 島田アナ「民間の知恵も必要ですよね。・・・大田さん如何ですか?」

 大田弘子氏「ねじれの中であっても総理がこの政策が必要だと明確に掲げて国民に訴えれば実行力発揮出来ると思うんですね。経済財政諮問会議が復活致しますが、この場は総理がリーダーシップを発揮するには最高の場です。日本国民は賢明ですからオープンな場でしっかり政策を議論して誰がどういう理由で反対してるのか、誰がどういう理由で賛成してるのか問題の構造を明らかにすれば極めてバランスの取れた判断をするんですね。従って経済財政諮問会議を司令塔としてもう一度復活させて実行力を発揮して欲しいと思います。」

 島田アナ「かつて大田大臣として担当してましたものね。」

 大田弘子氏「はい。ただ司令塔は一つでなくてはいけませんので。」

 島田アナ「はい。・・・浜さん。」

 浜矩子氏「新しい酒には新しい革袋が必要だと言いたいと思います。今の時代、この日本が債権大国になっているという事。そしてグローバル時代を迎えていると言う事、全て新しい事ばかりです。この新しい状況を語るに古い言葉を使う。この新しい時代を生き抜こうとするときに古い知恵を適応しようとする。こういうやり方では全く政治は役割を果たしているという風には言えないと思うんですね。新しい時代に相応しい、新しい知恵を発揮すると言う事に今は向かって何処まで発想を切り替えることが出来るか。そこを厳しく飽くなく見守っていきたいという風に思います。」

 野中氏「55年体制というのが長く続いてました。それでその中で国会が何をしてきたかという事を私達はまだ検証してないと思ってます。だから国会のシステムを全体として機能するように建て直さなくてはいけない。これをすぐにやれっていうのは難しいと思います。政権は政権で、検案、政策課題に対処する。それはそれで勿論やっていく、決めて頂いて実行する。他方で長い目で見た時に、せめてたとえば5年10年先にどういう仕組みで動かすのが良いのかってことについてですね、ここは再検討、本当にしなきゃいけない時期に来てると思いますので、これについては超党派でないしは民間の人間も含めて色んな事を検討すること。すぐに開始して欲しいとそういう風に思ってます。」

 島田アナ「将来の憲法改正という論点もそういう中から出て来る可能性ありますよね。」

 野中氏「はい。憲法もありますし、国会法もありますし、様々なものがあります。」

 島田アナ「増田さん、どうでしょう。今日の議論。」

 増田氏「政権交代はこれからも度々起こり得るような、そういう事だと思うんですね。但しその度毎に政策が大きく振れてしまったんでは国が安定しないと。ですから与野党の対立の中に任せて良い問題と、そーじゃなくてたとえば社会保障が典型ですが、じっくりと成熟国家に向けて練り上げるものと分けて、きちんと議論すべきものは与野党協議でとにかくドンドンドンドン決めていくというその知恵がこれから本当に必要だと今回の選挙見ましてそう思いました。」





朝ズバッ。12/21日。売国みの、与良正男。竹島問題について石破氏に迫る

 
 今日の朝ズバッ。

 石破氏が出演される事もあり、録画しながら拝見していましたが、見るうちに、これが日本の放送局なのかと疑いたくなるほどの偏向の仕方に怒りを感じ、みのもんたと与良が非常に粘着質な物言いで石破氏に圧力をかけながら韓国への配慮を迫る姿に怒りより背筋が寒くなるのを感じました。
 とりあえず放送の前半部分(郵政と竹島問題)だけ書き起こしてみました。

 安倍総裁「しっかりと強い経済を取り戻していくことが必要です。これが日本の力の源泉になるわけであります。」

 日本の経済再生に改めて強い強い意欲を示した自民党の安倍総裁。
 総選挙では思い切った金融緩和策を訴え圧勝。
 
 昨日日銀は安倍総裁の要請を踏まえ、金融政策決定会合で追加の金融緩和を発表しました。
 白川総裁「資産買い入れ等の資金を91兆円から101兆円程度に10兆円程度増額することを全員一致で決定しました。」

 日銀は国債など資産の買い入れ基金の総額をこれまでの91兆円程度から10兆円程度増額するとしました。
 
 まず日銀が金融機関から国債などを大量購入する代わりに、資金を金融機関に供給します。
 そして金融機関が、そのお金を企業や個人など貸し付け、経済の活性化を図る狙いです。

 一方、安倍総裁が求める物価上昇率2%の目標設定については
 白川総裁「充分議論し、その上で新政権の元で政府とよく話し合っていきたい。次回一月の決定会合で結論を出したいと思います。」
 白川総裁は来月開く金融政策決定会合で検討する考えです。

 安倍総裁「我々が選挙で訴えてきたことが、一つ一つ実現しているわけでありまして」
 
 一方、新政権発足に向けての動きも加速しています。

 自民党の安倍総裁は新たに谷垣前総裁を閣僚に起用する方向で調整していることが分かりました。

 挙党態勢を築く狙いがあるものと見られます。さらに安倍氏に近い下村元官房副長官の入閣も固まりました。
 
 こうした中、大統領選挙から一夜明けた韓国では初の女性大統領であるパク・クネ氏が歴史認識について言及。
 「正しい歴史認識を土台に、北東アジアの和解・協力・平和が拡大するように努力します。」
 日韓関係は、竹島の問題や元従軍慰安婦の問題などで冷え込んでいますが、パク氏からは関係改善に向けた発言があったと言う事です。
 別所駐韓大使「難しい所もあるが、重要な問題を一生懸命、さらにいいものにしていく努力をしていきたい。というような主旨のことを述べて頂きました。」
 
 一方日本国内では、日本郵政の社長人事に異論が。

 一昨日自民党の石破幹事長は「日本郵政の社長が斉藤氏から副社長を務めていた坂氏へと旧大蔵省出身者同士で交代したことについて。
 石破氏「別に坂さんが不適任だとかそんな事申し上げてるわけではなくて、一般的に考えて今の時期にやるべきことかい?と。そしてまた官僚出身から官僚出身にするべきことかい?と。」

 
 徐々に固まってきた自民党安倍新政権の布陣。そして日本経済再生に向けた動き、韓国との関係改善を含む外交問題。新しい政権は山積する日本の危機をどのように突破するのか?

 
 みの「という訳でございまして、党の要、日本のこれからの政治の要、一億を担うであろう自民党の石破幹事長に生出演をお願いしました。お早うございます。大変お忙しい所有り難うございます。」

 石破氏「お早うございます。いえいえ。」
 
 みの「なんで、このどさくさっていうと怒られるかもしれませんけど、郵政社長人事って。これあっと言う間にこういう風に決まって良いんですか。」
 
 石破氏「良くない。だから坂さんっていう新しい方が良いとか悪いとかそういう話ではなくて、政府って大株主なので、だから『役員から決めたからいいじゃん』ってこういう話なんですけど、大株主の意向って聞かなくて本当に良いんですか?って事がある。また今の斉藤さんから坂さんに変わる。天下りダメってあれだけ言っといてですね、坂さんがどんなに素晴らしい人でという事があるのならば、きっとあるんでしょう。だったらちゃんとした時期にちゃんとしたプロセス踏んでやった方が形式的に正しいから良いでしょう?っていうのは何となく役人っぽい理屈ですよね。」

 みの「ただ政権交代のこの時期にね。」
 
 与良「政権交代のこの移行時期を狙ったとしか思えないですね。」

 みの「これ大蔵省と日銀ってなんかなあなあの関係があるんですか?」
 
 与良「これは日本郵政ですね。だからまあ斉藤さんからすれば、自分の後輩をと思ったんでしょうけどね、ただ僕は坂さんがどうのこうのと言うより、時期の問題ですよ。この政権交代の移行期を狙ってそれはやっぱりいけないですね。」

 みの「どーするんですか?このまますんなりじゃないんですか?どーするんですか。」

 石破氏「ですからもう一回考え直して下さいって言う事で。いや新総理がどういう判断をされるか分かんないですよ。だけども折角それが正しい人事だったとしても、そういう色んな疑念を持たれるって良く無いじゃないですか。」

 尾崎氏「石破さん、日本郵政に関する基本的な考え方は、民主党が触れましたよね。自民党の考え方とね。自民党が考えてた方向に戻すという事で宜しいんですか?」

 石破氏「やはり自民党公明党政権ですから、そういう考え方に変わって行かなきゃおかしいですよね。」
 
 尾崎氏「日本郵政の経営陣はそういう考え方じゃ無さそうですね。」
 
 石破氏「ですからそこはね、私達は多数取ったから何でも思い通りにやるってつもりはないけれども、政権交代する意味が無い。ただ現場の方達や利用者の方達が無用な混乱をしないようにはしていかなければいかんです。これ年末控えて現場も利用者も大変なので、それはもう政権変わったんだからこんな風にやるぞって無茶苦茶なことやるつもりはないけれども、政権交代の意味っていうのは郵政にも反映させてかなければいけないという事です。」


 尾崎氏「経営の基本理念というのは大事ですよね。それはちょっと曖昧になっては行けないと思いますよね。」
 

 与良「天下りそのものには厳しくやっぱり対応されてくんですか?何か皆さん、もしかすると疑ってると思うんですよ?自民党に戻るとまたドンドン官僚の天下りって許してくのかな?みたいな。」

 石破氏「だから天下りって言葉が良いか悪いか別にして、その人が本当に適任かどうかの話であって、天下りでも適任な人は、そりゃ良いんですよ。ただ天下りだけで朝から新聞読んでるみたいな人は、そりゃおかしいでしょ。という事で、要はホントにその人がそこに向いてるかどうかの判断であって、天下り即ダメとは言いません。それはその人の能力の問題であってね、ましてや公の色が強いところであれば尚更そうでしょ。」

 みの「そりゃキチッとして欲しいですよね。こういうお国との問題はどうなってくんですか?」


 石破氏「これはね、優れて安全保障どう考えるかの話なんです。それぞれ国益を背負ってるし、それぞれナショナリズムの台頭ってのあるわけで、国内納めていくためにはやっぱりナショナリズム配慮しなきゃいけないが、安全保障考えた時に北朝鮮がアメリカまで届く可能性のあるミサイルを実用段階に持って来たと言う事をどう考えますかっていうのに、この3カ国共もの凄く関係あるわけですよね。要はアメリカまで届くミサイルを持つと言う事はこの地域の安全保障環境がガラッと変わりますという事です。それを考えた時にこの3カ国はそういうのを阻止するためにどうすべきか・・という事であれば話が出来ないはずはない。」
 
 みの「そーすると一部の報道で安倍さんが先ずアメリカへと。これ正解ですか?」

 石破氏「正解です。それは日中関係がおかしくなっちゃったのも、日韓関係がおかしくなっちゃったのも、そもそもは日米関係がおかしくなって、そーであればという隙を見られたわけでしょ。日露関係だってそうじゃないですか。まず日米関係をきちんとしましょう。そーでなければ、中国も韓国もロシアも今までの関係を建て直す事は出来ません。それはアメリカ追従とか言いなりとかそういう話ではなくて、日米同盟をきちんとすることが、この地域の安全保障の要ですよ?と。軍事を知らない人が思い付きでものを言っておかしくなったんで、きちんと軍事を知った政権、軍事のみならず経済のことも知っている。そして人脈もある。そういう政権が日米関係を建て直して初めて日中日韓もきちんとしたお話が出来る。そういうもんでしょう。」

 みの「米国の高官が中国に対して尖閣その辺で何かが起きた時には日米安全保障条約に則った行動をアメリカは起こすとはっきり釘を刺しましたけれども、あれは凄い発言ですね。」

 石破氏「これは前からそう言ってるんで、だけど、それで『わぁ~良かった』という話はそうじゃないんで、それは中国が急迫性の武力攻撃、要は戦争を仕掛けたときに日米安全保障条約第五条が動くのは当然の事なんです。そんな事は中国は百も万も承知であって。これは急迫性の武力攻撃ではないよと。たとえば民間人が上陸した。あるいは政府の機関が上陸した。そうすると急迫性の武力攻撃にならないから日米安保の発動にならない。その時に日本独自で何が出来るんですか?という事が問われているので。」

 みの「パク次期大統領がこんな発言をしてるので、見て頂きたい。」

 パク氏「正しい歴史認識を土台に、北東アジアの和解・協力・平和が拡大するように努力します。」

 みの「これどうですか。」

 石破氏「うん。だから韓国新大統領としては当然そういう発言になるんでしょう。各国の国益を背負ってる韓国の大統領だから。日本は日本の国益があり、日本は日本の歴史認識がある。それは客観的にどうなのかって話で長い時間掛ける事です。でもお互いが国益を背負ってるが韓国の大統領はそのように発言した。それじゃ日本の竹島に対する認識を変えましょう。仲良くするためには今までの考え方を変えましょうってのは、そりゃおかしいでしょう。」

 与良「僕は6年前安倍さんがね、日中日韓の関係を非常に早い段階で改善したというのに非常に強い印象に残ってるんですけど、まず竹島の話ですけど、今争点になってるのが竹島の日ってのが争点になってるわけですね。しかも大統領就任式と非常に近接した日になっていると。で、自民党の公約ですか?政策集ですか。その竹島の日にね、島根県のね、政府主催行事をすると。これはどうします?一部新聞ではもう止めるんだという報道もあるんですけど。

 石破氏「それは公約ですから、それを訴えて私共は政権を委ねて頂いたわけですね。政権取ったらあれ止めると。それじゃ詐欺みたいな話ですよね。だけどいつやるかってのはそれはタイミングの問題だし、どういう環境が整えばやるかって事もそれは政権としては考えなくていかなくてはいかんことですよ。」
 
 与良「まあおそらくそれを政府行事にするんだと決めた場合には大統領就任式の安倍さんの出席そのものも非常にまた韓国世論が盛り上がっちゃいますから難しくなりますね。」(与良が軽く脅しにかかります。)

 石破氏「ですからそれをやることが、この地域の安全保障環境にとって良い事なんですか?っていう判断もしなきゃいかんわけですよね。それをやることによって日韓がもの凄く悪くなりますという事になって喜ぶのは何処ですか?結果としてこの地域はどうなりますか?って事も考えなければいけない。一方において公約したことを『もうこれ政権取ったから知りません』という事になれば、それ信じて一票入れた人はどうなるんですか?という事になるわけで、この両立をどう図るかなんです。(石破氏のこの発言は殆ど与良、みのもんた側に近い意識を持ってる人という印象を持たざるを得ず、聞きながら石破氏に対し疑問を持ってしまいました。)

 与良「どうされますか?日が迫ってるわけですね。(石破が自分達寄りの意見を言った途端、圧力をかけ始めた毎日新聞売国奴与良)

 石破氏「2月22日ですからね。」

 与良氏「25日が大統領就任式ですからね。」(だから何なんだ‥と見ながら呟いた自分です)

 石破氏「そこはあの、新総理のご判断であり、まだ外務大臣も決まってないわけで幹事長があれこれ言う事じゃありません。ですけども、『公約もう知りません。』という事は言えない。ただ北朝鮮がそういうことやっていると。北朝鮮はこの状態をどう見ているだろうか。或いはアメリカにしてみれば、『頼むから日韓ガタガタするの止めてよね』という事はあるわけです。」(これだけあれこれ言っといて、分が悪くなると、安倍さんに責任転嫁し逃げに走る。石破氏の狡猾さをここで感じました)
 
 みの「だけどあれですよね。日にちはもう決まってるわけでしょう?日本は新しい体制になったわけですよ。で、幹事長には幹事長の立場がおありでしょうけれども、自民党として我々国民(みのもんたに我々国民などと言ってもらいたくないんですが。)が納得出来るような『あっ、そうか』って事をやっぱりやって頂きたいですよね。」

 石破氏「うん。それはそうです。『あっ、そうか』と納得して頂けるように努めます。ただその分かりやすい話ってのはそうであるだけに細部が詰まって無くて土台が崩れちゃう恐れがあるので。」

 みの「幹事長の中では腹づもりってあるんでしょう?

 石破氏「なんですか?」

 みの「この件に関して。2月22日ですものね。」(ニヤニヤしながら聞くみのもんた。一連の流れを見ていて、これって日本の放送局なんだろうか?つくづく心底嫌な番組だと思いました。)

 石破氏「それはあります。」

 みの「あるんだ。」(してやったりという言葉)

 石破氏「いやいや、与党としては、新政権、政府がどうやって上手くいくか。だから政府と与党がことさらに対立しているようなのはのっけから良い事は何にも無いですよ。」

 与良「逆にこの竹島問題で安倍さんとも話されました?」

 石破氏「いえ、細部に渡ってしてません。ただ総裁選挙の時からそうですけど、憲法とか安全保障とか外交については、ホント安倍総裁と私と殆ど意見の違いはないんですよね。やり方の違いがあるだけです。」

 みの「新しい体制は26日ぐらいですか。」

 石破氏「26というつもりでおります。」

 


 
 因みに、自民党の公約冊子の中では、この竹島の日問題に触れ、
 
 328 「 建国記念の日」、「主権回復の日」、「竹島の日」を祝う式典の開催。
 政府主催で、2 月11 日の建国記念の日、そして2 月22日を「竹島の日」、4 月28 日を「主権回復の日」として祝う式典を開催します。
 J-ファイル2012自民党総合政策集詳しくはこちらを

 ・・・と、しっかり明記されております。

 安倍総裁が日本を守ろうとお忙しい毎日を過ごされてる中、石破氏が自民党での幹事長の立場というのは事実上の党首という重要なポストにつきながら、これほど口が軽く、分が悪くなると安倍総裁任せにしてしまうという人間性の持ち主だったとは。
 
 衆院選で圧勝した時に、安倍総裁は花を付けながらも笑顔が出なかったのとは反対に、満面の笑顔でカメラに向かってポーズを取っていた石破氏の姿が浮かんできます。

 結局政権奪取する所は同じ気持ちでも、日本を守ろうという気概はこの番組を観る限りではこの人に感じなかったです。




緊急生放送、タックル総選挙SP!12/17日。 Part3 安倍政権。

 Part3は安倍内閣の今後。そして安倍晋三氏、その思想信条とは

  緊急生放送、タックル総選挙SP! 12/17日。Part3 安倍政権。


 社会保証や消費増税、デフレ脱却に復興さらに外交と、前途多難の日本の舵取り、安倍総理誕生で本当に日本を取り戻せるのでしょうか?

 過去TVタックルに4回出演した安倍晋三氏、初登場は今から7年前の自民党幹事長代理の時だった。

 この時タカ派と呼ばれることに対し、こう切り替えした。


 安倍さん「タカ派とかハト派とかあまり意味が無いと思ってるんですがね。まあハト派と言われる人たちの傾向というのはですね、ハト派と言われる事に価値を見出してる人が多いんですね。政策的な結果を求めるのではなくて、ハト派と呼ばれている自分に惚れ惚れしている人が多いような気がしますけどね。」
 
 そして民主党へ政権交代後、麻生元総理と出演した時もあった。
 

 今回の選挙で明確に方向性を示している憲法改正。

 今年の四月に発表された憲法改正草案。自衛隊が国防軍と九条に明記され物議を醸したが、憲法改正について。


 安倍さん「私の祖父の時代では出来なかった。親父達の時代でも出来なかった。で、我々の世代に課せられたこれは党派を超えた大きな宿題であり、これを果たしていかなければいけないと思ってるんです。」

 阿川氏「自民党としては9条2項をどういう風に変えようと。」

 安倍さん「交戦権はこれを認めないと書いてありますが、これはやはり我々自衛の手段を縛られてしまいますから、これは無くしたいと思っております。」

 阿川氏「集団的自衛権についてはどうなんですか?」



 安倍さん「集団的自衛権についてはですね、一々集団的自衛権と書く必要があるかどうか。自衛権の中には個別的と集団的自衛権が含まれますね。これを一々私は書く必要は無いのではないかと思っています。今の憲法の中に於いても、自衛権を認めてる以上、集団的自衛権は行使出来ると考えています。私はね。」
 
 そしてもう一つ明確に掲げた政策は経済の建て直し。



 日本経済再生本部を司令塔に円高・デフレからの脱却を最優先し、名目3%以上の経済成長を達成するという。
 日銀法改正を視野に入れ、大胆な金融緩和を行うと言うが、果たして政府と日銀の連携強化は実現するのか。



 頑なに信念を貫く彼に、こんなエピソードも。

 阿川氏「平沢さんは東大の学生時代に安倍晋三さんの家庭教師をやってらして、その頃から栴檀は双葉よりというか。」(『栴檀は双葉より芳し』の意味は「すぐれた人物は幼少時代から他を逸したものを持っている」という事だそうです。)

 平沢氏「言う事聞かなかったですね。」


 安倍さん「言う事聞かないものですからね。定規で私結構頭を叩かれたんですよ。」

 阿川氏「平沢さんに?」

 安倍さん「ええ、それで『あれがいけなかったのかな』とうちの母が言ってました。(笑)」



 阿川氏「とうとう教え子が総理になりましたけど、またもや。今回こういう冊子をお出しなってらっしゃるんですけど、VTRにあったように経済再生について、幾つかプランを出してらっしゃるんですけど、安倍さんの経済再生の経済問題についてどういうお考えですか?」



 平沢氏「そもそも今日株価上がってますよ。だからこの選挙に勝った。自民党が勝った。それでもう株価上がってるわけです。」


 阿川氏「でもずっと上がる訳じゃないでしょ?どうせ。」

 平沢氏「ですけども、マーケットは相当期待しているという事じゃないですかね。」

 須田「自民党が勝ったからっていうよりも、民主党が下野したからで、11月14日の日を境に上がってるんですよ。11月14日ってのは党首討論で16日に解散すると、要するに下野することが決まったから上がってるわけであってね。」


 小野寺氏「下野するって事は逆に自民党に政権が来ると、そして安倍総理の政策が進むから円安になって株価が上がったんですよね。」



 須田「だって自民党はなにもまだやってないんですからね。」

 宮崎氏「自民党の方々に伺いたいんだけど、経済政策の司令塔としてね、VTRにもあったように日本経済再生本部というのをお作りになるそうなんだけど、一方で経済財政諮問会議も復活させるんですよね?させないんですか?」

 東国原氏「そう仰ってました。」

 宮崎氏「そーですよね。っていうと、民主党が何か色んな会議が一杯あって何処が司令塔か分からなくなるって言うような弊害が出てたんだけど、どっちが司令塔なんですか?」

 平沢氏「それは分かりません。まだ。」

 須田氏「小泉政権時代からの経済財政諮問会議でいうと予算編成の中心ですよね。」

 福岡氏「そんな難しい事言っても駄目。昨日勝ったばっかしなんだから。(笑)」

 渡辺周「我々同じ事言ったらえらい目に遭ってる(笑)」

 小野寺氏「その本部長とか人事で決まりますから。どの人がどのポジションに着くかという事で決まりますから。」

 東国原「金融緩和だけやってても市政にお金が回らないとダメですよね。」



 渡辺喜美氏「結局ね。政策が出て来ないと株価落ちるんですよ。」

 阿川氏「日銀法改正して金融緩和するっていう方向については間違ってません?」

 東国原氏「それは賛成。」

 宮崎氏「維新さんも、みんなの党さんも賛成ですよね。」



 渡辺喜美氏「それは元々みんなの党が言ってた事なんだから。」

 東国原氏「規制緩和とか税制改正なんか一緒にやらないと。市政にお金回りませんよね。」

 須田氏「問題なのはね、これ民主党の方々は分かってると思うけど。政権与党にいたから分かってると思うんだけど。どうも今ね、政府部内で来年の一・三月期の景気見通しって出てますよね。相当悪くなるんじゃないですか?これ。とてつもなく悪くなるんですよね。」



 小野寺氏「それで一番この時期に解散されて迷惑だったのは、来年度の予算編成全然やってないでしょ?こんなの今まで有り得ないですよ。ですからね、結局私達やらなきゃならないのはこの暮れに早く組閣をして、そしてまず大型の補正予算をどんと組んで、そしてその後に本予算じゃないですか。凄く忙しい。何故こんなタイミングにボーンと予算を決めないでぶん投げといて、それで今時経済が下がりそうだなんて、そんな事良く言えますね。」

 福岡氏「小野寺さんね、政府が決めなくても大藏財務省が決めてんの。」

 渡辺周「解散することになったから反対したわけですよ、党内全部ね。予算編成やってからでないと解散するわけに行かないだろう?って。だから全員反対したわけですよ。」

 須田氏「しかもね、解散決まってから補正予算組んでるんですよ?泥棒に追銭だと思いません?これ自民党から言ってみれば。」

 小野寺さん苦笑。

 渡辺周「泥棒ってのは酷い言い方ですけどね。」

 阿川氏「もう一つ民主党が棚上げに先送りにしちゃった公務員改革。これ古賀さん、自民党はやる気あると思われますか?」



 古賀氏「しばらくはやらないと思いますよ。少なくとも。安倍さんて二つの顔があって、改革する顔と、自民党の代表っていう。自民党には色んな人が居るんですけど、今回勝ちましたよね。これだけ。だから次の参院議員選挙でも勝たなくちゃいけなくて、それまでの間ってあんまり無理する必要ないじゃないですか。」



 福岡氏「古賀さん、あれ大藏財務省相手にさぁ。安倍さんってやれるかな?本気に

 渡辺喜美「実はね、自民党とみんなの党はね、共同で公務員改革法案って出してあるんですよ。もう既に。自民党、みんなの党の共同公務員改革法案が廃案になりましたけど、出したんです。選挙の前に。これはかなり良い法案でして。」


 宮崎氏「あれは良く出来てる。」

 渡辺喜美氏「良く出来てる。そう。幹部公務員の法案なんですが、幹部は任期付き採用にしようと、執行役員みたいにね。一年とか二年とか任期決めて。だから抜擢もOK。降格も出来ると。これはもう霞ヶ関にとっては驚天動地の案なんですよ。ま、実はこの原案古賀さんが作ったんですけど。ですからそういうものを野党の時代の自民党は『いいですよ』って言ってた。所が与党になったら『こんなもの要らないよ』って言うかもしれない。だから私は安倍内閣のプレゼントでね、これ出そうと思ってるんですよ。」

 小野寺氏「ただこれ安倍総理が前の総理大臣の時は、喜美先生と一緒になって改革をしたので、」

 古賀氏「初めての天下り規制っていうのをやったのが安倍さんなんです。」




 福岡氏「さっきちょっと言いかけたけど、この安倍政権がね、本気で出来るかなぁ。俺はね、もう一回放り投げるような気がしてね。あなたのブログもちょっと色々やったら相当反発がね。」




 阿川「何で放り投げる理由があるんですか?」

 福岡氏「そりゃやっぱりね、何となく雰囲気が緩い。悪いけど。・・・悪いけど、緩い。」

 小野寺氏「まだまだ始まってないのに、ちょっときついですよ。」


 福岡氏「いやいや昨日ね、三宅先生から電話があったけどね、厳しく言ってくれって言われたから。

 ここで平沢氏が真に受けて「三宅誰ですか?」

 福岡氏「三宅久之先生から電話があったから。」
 場内失笑。

 平沢氏「どっからあったの?」

 福岡氏「天国からありました」

 たけし「福岡さんってイタコかなんかなの?・・・イタコじゃないんだから(笑)」

 福岡氏「ホントにさ、安倍さんがやると思う?だってもう日銀の白川を首にして大藏財務省を日銀の総裁にするなんて話が出てるじゃないですか。




 宮崎氏「そこなんだけど、渡辺喜美さんそれ伺いたいの。金融政策をやるためには日銀総裁人事、この四月に迫って日銀総裁人事はとても重要です。そこでね、これ国会同意人事ですから、これ衆議院が三分の二持っていても、参議院が否決してしまったらダメ。言う事聞かなきゃダメなんですよ。で、そこで参議院にも議席を11持っておられるみんなの党さん、どうなさいます?」




 渡辺喜美氏「これはみんなの党がね、安倍内閣誕生祝いプレゼントで日銀法改正案出します。で、これに賛同する人いらっしゃいませんか?って今度やるんですよ。ですからそこに賛同する中に当然、同意人事も一緒にやりましょうかと言う人達も出て来るわけですね。」


 宮崎氏「福岡さん、財務省出身の人がなろうとしてるんじゃないかと?

 福岡氏「もし財務省OBが、名前言わないけど。・・・日銀総裁だったら、みんなの党は参議院で賛成する?

 渡辺喜美氏「財務省にも高橋洋一さんみたいな人も居ますので、一概に皆×とは言いませんが。

 福岡氏「ブレーンかどうかは別にして?なるわけないだろう。それは。」

 宮崎氏「主計畑ダメって事ですね。

 渡辺喜美氏「ええ。それは要するに主計局支配っていうのは、やっぱり増税パラダイムになりますので

 福岡氏「民間だったらどうする?」

 渡辺喜美氏「だから要はですね、物価安定目標って言うのはいわゆるリフレーションをやろうという一派なんですよ。

 阿川氏「でも誰がなるにしてもとにかく金融緩和した方が良いっていう考えになったんですか?」

 平沢氏「それはもう大体そうです」その他の面々も同意。

 福岡氏「だけど日銀の関係者は絶対駄目だ。もうインフレが怖いだけで。

 
 たけし「さっ、時間もあんまりなくなって参りましたが、福岡さんにですね、ちょっと三宅さんを呼び出してもらいましょう。」
 場内爆笑。
 たけし「あなたは誰ですか・・・」



 福岡氏「本当にね、この安倍政権がダメになったら、結果私はオーライだと思う。しょうがない。それは民主党がダメなんだから。こういう数字見るに2000万票も減っちゃったんだから。ここで本当に安定した政権とね、喜美さん、そりゃやっぱり日銀総裁含めてね、あなたもう一回行革担当大臣やってね、古賀さんと一緒に公務員の2割人件費カット。民主党が嘘付いてやらなかったけど。何かやんないとね、日本のこれ分岐点だと思う。

 たけし「この後は済みません。ハマコーさんを呼び出して下さい。」



 福岡氏「ハマコーさん、この間一緒に飲もうと言ったら飲まなかったんですけど、あのね、本当にね、アメリカの好都合になっちゃいけない。」

 その場に居た議員達は笑いながら「先生、大丈夫ですか?」
 たけし「次マリリンモンローお願いします」

 福岡氏「興味がないんです。」

 松原仁氏「しかし本当にね、デフレの脱却のためにはね、私は党は違うけど、安倍さんの2%インフレターゲットするとか、日銀法に関してね雇用との関係をキチッと条文に入れるとかね、そういう事をやる。さっきね、東国原さん言ったけど、インフレになると思わせるための心理戦だからキチッと金融緩和をして、アメリカがドルを4倍刷ってるわけですよ。リーマンショック以降。(福岡氏「日本は二倍刷る」)いえ、4倍ですよ。」



 須田氏「インフレと言っても良いインフレと悪いインフレがあるんだから。」

 松原仁氏「インフレマインドを高めることが重要なんですよ。」

 阿川氏「松原さん、安倍政権の時に拉致問題、松原さん協力しなくっちゃ。」

 松原仁氏「だから私は超党派の議連の事務局長をやっていきますよ。これから。拉致問題は。」

 小野寺氏「これから様々な提案をして頂いて私達しっかりやりますから。」



 須田氏「余裕ですね。(笑)」
 
 渡辺周「とにかくね、繰り返さないでね。いやホントに。言ったことやらないとダメです。良く分かります。ホントに。」



 宮崎氏「要するに野田政権は財務省の言いなりだったと、失敗だったとお認めになったわけです。」

 渡辺周氏「いや、それは菅政権の時にねじれ作ったあの消費税を言い始めてからおかしくなったんです。」

 宮崎氏「正確な状況認識じゃないですか。」

 たけし「時間が無くなって参りました。松原さんは久々に見たらオウムの逃亡犯かと思いましたがそーじゃないんですね。」
場内爆笑。


 松原仁氏「またぁ。」
 
 阿川氏「じゃあもう一度三宅さんを呼び出してみましょう。」

 福岡氏「是非日本版ニューディール政策をね、雇用も考えないと。インフレターゲットだけじゃダメだから。次回是非その話をしたい。」

 阿川氏、たけし「有り難うございました。」

 番組はここで終了です。
  
 自民党が政権奪回をしてから、またもやマスコミの安倍さん叩きが始まり、うんざりの毎日を送っております。
 特に毎日放送がバックのTBS「朝ズバッ」はその際たるところで、みのもんたの意地の悪さ、私怨でもあるのかとおもうほどの異常な安倍さん叩きは毎朝見ていて気分が悪くなるほどです。

 それなのでこのTVタックルも、また安倍さん叩きで終始するのかと身構えて見ていましたが、このメンツですので、まあそれほど苛つく所は半ばまでは無かったのですが・・・。

 ただやはりというか、後半部分に来て、福岡氏の安倍総理に対する上から目線的な横柄さ、政経塾以外は論外という学歴至上主義&俗物根性丸出しの口ぶりに怒りが・・・。
 民主政権下でのタックルにて福岡氏は松下政経塾出身の民主党議員に対して苦言を呈する事が多かったのですが、そこには元政経塾講師だった福岡氏の教え子に対する(ホモかと思う程キモイ)身内贔屓的な愛情が漂っていました。
 そして古賀氏に対する異常な執着心。以前のタックルでも総理には古賀氏を推薦していた事を思い出し、この回でもみんなの党の選挙姿勢に未練タラタラ。
 その一方安倍さんには非常に冷たく
 この安倍政権がね、本気で出来るかなぁ。俺はね、もう一回放り投げるような気がしてね。」(本気で日本潰しをした民主政権の骨格を成していた松下政経塾生の講師がどの口で言うのよ。という感じです)
 「何となく雰囲気が緩い。悪いけど。」(雰囲気の緩さを最大見せつけてくれた民主政権に福岡氏が緩いと言った事はありませんでしたよね。)
 「この安倍政権がダメになったら、結果私はオーライだと思う。しょうがない。それは民主党がダメなんだから。こういう数字見るに2000万票も減っちゃったんだから。」(始まったよ。松下政経塾元講師兼左翼の妄想が・・・。)

などなど突っ込み所満載。

 たけしがイタコ呼ばわりして茶化さなかったら、嫌な雰囲気だけで番組も終わってしまうところでしたので、今回はたけしさんGJという感じですね。

 私自身は地獄の民主政権がやっと終わり、その終止符を安倍さんが打って下さり、尚かつ日本の救世主になって下さる事を心より願っていますし、それが出来る方と思っていますので、なるべく良いブレーンを付けて(外務省に麻生元総理なんて良いですよね。)長く政権の座で頑張って欲しいと望んでいます。

 

  
 




緊急生放送、タックル総選挙SP! 12/17日。Part2

 Part1の続きです。
 こちらは第三極の分析と維新の今後。そして政権奪還した自民党に対する不安など。


 予想通り大惨敗した民主党。第三極も結局はつぶし合いに。
 そして圧勝した自民、公明にも悩みの種が・・・。

一体日本の明日はどーなってしまうのでしょうか。

 自民党と公明党で325議席と大勝した今回の総選挙。自公は衆院の三分の二を超えたことで、参院で法案が否決されても再可決が可能になった。
 

 54議席と第三党になった日本維新の会だが、もっと議席を獲得しキャスティングボートを握りたかったところだ。


 それは太陽の党との合流で脱原発や企業献金の禁止など、当初の政策からブレが見え始め、
みんなの党との関係も微妙になったことが原因なのか。
 

 更に石原橋下両首の間にも食い違いが。総理使命選挙に関して橋下代表代行は・・・。



 橋下氏「自公でそれだけ議席を得てるのに、日本維新の会で独自の候補を出すのは馬鹿げているじゃないですか。」

 この発言を石原代表は真っ向から否定。早くも分裂の危機か。



 また石原代表は自公にくさびを打つようなこんな発言。

 石原氏「憲法をですね、大幅に考え直すということにどうも公明党の一員が反対のようでね。公明党がそれに同意しないんだったらね。私は自民党が公明党と連立していく限りその自民党には期待出来ないですな」


 結局、後に誤解を招いたと陳謝。



 一方で橋本代表代行は大阪都構想実現に公明党の協力が必要なため、選挙でも公明党候補を積極的に応援した。



 自公連立は既定路線だが、実は両党間に事前の政策合意はない。それどころか公明党は安倍自民党の右傾化路線に懸念を示している。今回の大勝利で安倍自民党が右へハンドルを切りすぎると、自公の間にもヒビが入るなんて事も。


 こんな不安定な状況で、新政権は一体どんな枠組みになるのだろうか。

 阿川「まず東国原さんに伺いたいのですが、もう開票速報の合間に橋下さんと石原さんの言い争いが始まってたみたいな。」

 東国原「いや、首班指名ですよね。あの時はまだお互いの意思疎通が出来て無いうちに早い段階で戸別に質問が行ったので、私的な所感を発表されたんじゃないですかね。」

 阿川「どっちが訂正されたのですか?じゃあ。」

 東国原「橋下さんはあの時に安倍さんをと。石原さんは平沼さん、国会議員の団長をと仰った。で、普通考えたら党首を首班指名するのが普通なので、今日の夜決まりました。石原さんに。」

 阿川「でも橋下さんにしたら無駄だろうという・・・」

 古賀氏「そもそもね、東京と大阪でバラバラに何で二人で会見しなくちゃいけないのかというのが分からないんですよ。」



 平沼氏「何で一緒の所に居ないのか。別々にいて。電話で調整するんですかね。」

 宮崎氏「関西のTV局でね、その様子を見ていて、なんか日本維新の会ウエストとイーストがあるみたいな、二つの党があるみたいだなぁっていうふうに言ってたんですけど。」



 東国原「党の協議に参加して下さい。アドバイスお願いします。」

 須田「夕方ね、日本維新の会の松井幹事長に話聞いたら、原発問題に関しても結構割れてたじゃないですか。そーすると議論をオープンにしてやるんだと。要するに議論を調整作業っていうのを人の見えるところで、有権者の見えるところでやるのが大阪維新の会、日本維新の会なんだって言ってるんですが、そーなんですか?」



 東国原「そーなんです。原則そーなんですけど、まあ、そー満足いってない所もありますね。充分行ってないところもあります。」



 宮崎氏「まあ、何だかんだ言っても石原さんが代表でいらっしゃいますので、非常に維新の会っていうのは代表の権限が党規約上強いんです。で、中にはこの選挙を機に橋下さんと共同代表にすべきだと。元々私は共同代表にすべきだと思ったんだけど。」


 福岡氏「そんな議論してもね、近々分裂するんだから。日本じゃなくて二つの本だからね。」




 阿川「古賀さんに伺いたいんですけど、今維新の会の話してましたけど、太陽の党とくっつく前は喜美さんのみんなの党とくっつきそうな気配があった。これどういうことでどーなったんですか。」

 古賀氏「政策的にほとんど似てたのでくっついておかしくないんですけど、選挙区調整もかなりギリギリ良い所まで行ってたと思うんですね。もう後一つ二つみたいなところまで行ってたんですけど、太陽の党と合流した途端にですね、太陽の党の人達がドドドーっと東の方に沢山立てたんです。そしたら対立選挙区が二十幾つになっちゃったから、これはどーやってもくっつけない。その上政策も出てきたものが何が何だか分かんないものになっちゃったから、これはみんなの党から見ればくっつくにくっつけないですね。」

 渡辺喜美「これは石原さんからも私の所に合流しようって言ってきましたよ。こっちが頼みもしないのに(笑)石原さん、非常に私は好きな人なんですよ。好きな人なんですけど、政策が全然違うんですね。性格の不一致ってのは結婚しないと分かんないんですけど、政策の不一致ってのは結婚しなくても分かるんですよ。(場内苦笑)だから結婚しなかったの。」



 宮崎氏「じゃあ渡辺さん、維新がどういう風に変わると合流する気になりますか?」

 渡辺喜美「合流ってかね、実は今年の四月ぐらいから色々議論はやってたんです。要するに対等合併で行きましょうというのがこちらの主張だった。で、維新の方は吸収合併ですよ。みんなの党の名前はダメよと。我々は三年前からもう上場してるわけだからフランチャイズ地方議員も300人ぐらいいるわけですから。」

 宮崎氏「今の維新がどういう条件が揃ったら合流・・・」

 古賀氏「まず」

 阿川「石原さんと別れること?」

 古賀氏「そーですね。(場内苦笑)だから結婚しちゃいけなかったんです。(橋下さんと石原さんは)ロミオとジュリエットなんですよ。家訓が違うんですよ。影で会ってるぐらいはいいんです。でも結婚しようと思うと悲劇になっちゃうよと。私は前から色々と言ってたんですけど、結婚しちゃって。でも合わないわけです。どう考えても。水と油です。ですからこのままずーっと揉め事を隠しながらやっていくと仮面夫婦になっちゃうんですね。で、民主党みたいに最後はバーッとなっちゃう。そーするとドンドン落ちる一方ですから早く別れた方がいいです。」



 福岡氏「ホントに日本維新がね、来年の参院選まで持つかどうか分からないんだけど、もし仮に、この票だけを出しに今日わざわざ仙台から戻ってきたんですが、今回の比例の得票数だけで、投票率は今回10%下がったけれども、自民党は前回が1881万。今回投票率下がったって1662万で決して勝ってないわけ。民主党は何と前回の政権交代選挙では2984万票。48%ぐらい取ってる。で、今回たった963万票。2000万票居なくなったの。自民も民主も比例の票は減ってるわけ。だから自民党なんか勝ってないわけ。維新、みんな、未来の党の合計は2090万票なの。だから私は渡辺喜美も江田けんじにも言ってきたわけ。もし一緒になったらおそらく小選挙区でも古賀さん、色んな組み合わせ出来たよね。それが11月ぐらいであーなっちゃったから。」



 渡辺喜美「先生お言葉ですけどもね、我々は民主党の失敗に学んでるわけですよ。つまり民主党というのは寄せ集め集団なんですね。自民党、社会党、民社党、日本新党。で、この寄せ集めが考え方もバラバラのくせに、政権取るまでは我慢して纏まってた。政権取ったら我慢が折れちゃってばらけちゃった。この失敗を繰り返してはいけない。大事な事はやっぱり政策の一致だ。だから私は合流しなかったんです。」



 福岡氏「もしみんなで維新だったら、吸収合併じゃなく対等合併だったらこんな事は無かったよね?きっと。だからあの要するにわけの分かんない最初の5人か6人の維新の国会議員を無理矢理作るのをあなたや江田けんじ君や浅尾君が皆入ってったら様子は変わったと思うよ。やっぱり。それを小選挙区制ってのは一人しか受からないんだから、その事だけ。」



  大竹「この政局の話に割り込んでくのも何だなと思うんだけど、みんなの党の失敗はね、今度の選挙の小選挙区制っていうね、この方法に隠れて分かんないかもしれないけど、俺はやっぱり原発だと思ってるんだよ。それは何故かって言ったらね、ただちに非難しなさいって、ただちに健康被害は無いって言うしね、原発の風の方向にね、やっぱし皆非難しちゃったわけだよ。スピーディは機能しなかったわけだよ。それでその問題はあの時に民主党に皆ガッカリしたんだと思うよ。その後の除線のやり方なんかもさ、省に別れてやってるわけだから、道路と家と田んぼと違うわけだから、これが尾を引いて今の形になって。だけどこの原発っていうのがね、焦点から見えなくなってるのはね。小選挙区制だからなんだよね。まあ今更ここ言ったって自民、民主で三百二十幾つ取っちゃったわけだから、ここは変えられないだろうけど、小選挙区制は民意の70%が層の下に沈んでちゃうんだよね。」

 渡辺喜美「死に票になってるわけですよ。でも原発が争点になってないなんて嘘なんですよ。」



 宮崎氏「それはとても重要な論点だと思うけど、小選挙区だけだと思います。小選挙区も大きな要因だけど、原発問題、私は今回の選挙で争点化すべきだったと思うし、真っ先に来る争点だったと思うんだ。何故争点が出来なかったかというと、これ私ずっと持論なんだけど、たとえばね、2039年にどうするかなんて事を今の国会議員。これから最大任期が四年の人達が判断出来ると思います?或いはゼロにするって言ったって、目標を出すのはいいけど、私は何処で勝負すべきだったかと言うと、四年後までに何をやりますって事を各政党全部出すべきだったと思うんだ。」



緊急生放送、タックル総選挙SP! 12/17日。Part1


 17日、投開票翌日に放送されたたけしのTVタックル『緊急生放送、タックル総選挙SP!』

 今回は長いので、Part1は民主惨敗の理由。そして日本維新の会の行方。

 自民党の圧勝で幕を閉じた師走の総選挙。舵取り役が変わる日本はこの先何処へ向かうのか?

 たけし「予想はしましたけど、現実にこうなりますとですね。うーん、ここまでとは思わなかったな。」

 大竹まこと「一言宜しいですか?皆様ようこそ野党席へお待ちしてました。」
 
 惨敗した民主党議員に大竹がからかい半分で挨拶し、思わず松原仁氏、渡辺周氏が苦笑します。



 田中真紀子文部大臣。まさかの落選。


 一方圧倒的な強さを見せつけた自民党。



 安倍総裁「この結果は民主党の3年間の混乱に対するNOだと」


野党転落から3年3ヶ月。悲願の政党返り咲きへ。
古い自民党ではない、新しい姿を見せられるのか?

 民主党大惨敗。


 わずか3年3ヶ月で政権から転落した。
 しかも現役の財務大臣、総務大臣はじめ至上初官房長官まで落選した異常事態。

 さらに閣僚経験のある主要議員も続々落選。
 民主党壊滅か!?


 菅前総理は小選挙区で落選し、この表情。

 「この3年あまりのことについての、大きなある意味での、期待はずれという意味での批判が根っこにあった。
 期待が大きかった分、揺り戻しも大きかった


 タックルでお馴染み原口さんも小選挙区で敗北。

 小泉進次郎さんからは厳しい一言が。

「岩田さんの相手ってまだ民主党だったっけ?」

 台風の目と目されていた日本維新の会は54議席獲得。

 しかし、第三局は『日本維新の会』『みんなの党』『未来の党』と バラバラのまま選挙戦に突入。


 自民圧勝の後押しをしてしまう結果となった。

 この方(小泉進次郎さん)は今回の総選挙をこう総括した


 「民主党が酷すぎた。そして多くの新党が出来ましたが、その新党が新党に見えなかった。決して自民党が良いからこの結果が出ているんじゃなくて・・・」

 たけし「なかなか良い事言いますね。」

 阿川「ねぇ、しっかりしてます。まだ若干30歳。政治家の方に伺う前に先ずは福岡先生。今回の選挙を総括して頂きたいんですが。」
 
 福岡氏「本当に民主党だけが負けた。未来が負けたというのは小沢さんが入ってるから未来に行った民主党の元議員が負けて、380議席が57ですから、これ後で具体的な数字見せますけどね、自民党は小泉進次郎さんが言ったように勝った訳じゃないです。自民党は後で触れますが、票数も減っている。負けたのは民主党だけ。それからみんなの党の人も居るけど、やっぱり第三極が三つにバラバラになったらダメ。三が三で九だから三三で苦しくなっちゃってね、これ本当にね、有権者は悩んだと思う。それから進次郎さんが言うようにね、政党石原慎太郎さんが出て来れば新しい政党って感じはね。それは暴走老人で頑張られたことは分かるけど。」



 東国原「僕の口からは言えないけど、全国回ってましてね、そのご批判が、ご指摘が一番大きかったです。」

 福岡氏「関西で多いでしょう。大阪維新の会でさえ橋下さんやったでしょう。あの姿を見た時ね、だったら何で一緒になるのという感じはある。」



 渡辺善実「でもね、私の感じではね、一緒にならなくて良かったね。って言われましたね。」

 福岡氏「だけどもね、私が何度もここでね。みんなで維新に行けって言ったの。」

 渡辺善実「8月ぐらいの段階まではそういう交渉やってたんですよ。」



 阿川「今度は投票率も低かったという事に付いて福岡さんはどうお考えですか。」

 福岡氏「前回の69ってのは高すぎたと言うか、あの時は私の責任もあるけど、やっぱり政権交代皆求めた。だけども、今回は12月っていう事とね、最後まで誰に入れるのか決まらなかったというのはね、迷い続けて民主党はもうこりごり。だけど自民党にも戻りきれない。だけど三極がある程度纏まってくれれば大意を捨てても大同についてくれれば有権者はガラッと変わったと思う。」

 阿川「須田さんは今度の自民の大勝についてはどうご覧になってますか?」




 須田氏「よく風が吹いたとか言ってるけど、消去法なんだろうなと思います。民主党がダメ、第三極もダメ。で、結果的に自民党に行ったんだけど、自民党にも行かなかった人は結果的に投票場に行かなかったわけですから、だから戦後最低の投票率になったと。」



 宮崎氏「あのね、小選挙区制が導入されて以降、中選挙区制の時代に比べて投票率というのは基本的に下がってるの。小選挙区導入した後の二つの選挙というのは非常に低かった。で、何から上がり始めたかというと、小泉さんの郵政選挙。そして2009年の政権選択選挙と言われているもので、風が吹くかワンイシュー単一議題、争点が無ければ小選挙区制は基本的そんなに上がらないものなんです。皆、自分の票が死に票になるかもしれない、特に今度の場合は普通二大政党がしのぎを削って、どっちに入れるかっていう所があるじゃないですか。でも今回は保守の側。自民の側。そしてそれに対するもう一方の民主党っていうのは積極的に入れたくない政党って形になっちゃったでしょう?」



 阿川「小選挙区制については後で伺いたいのですが、先ず民主党、こんなに閣僚が落選なさいました。特に官房長官が落選するなんて前代未聞の事だと思いますが、お二人はね(松原仁、周)ちょっと心の中では嬉しいけど、ちょっと微妙?」

 渡辺周「いやいや‥。」

 松原仁「嬉しかないですよ。」



 渡辺周「今回、回ってみて分かったのは民主党に対する拒否度ですよね。非常に冷ややかだったと言う事が(阿川「現場でも随分言われましたか」)はい、現場でも感じましたね。前々回の時は小泉郵政選挙の時は『今回自民党だよね』っていう怒濤の迫力を感じまして、前回は『とにかく民主党だよね。政権交代だよね』という気の流れみたいなものがあったんですけど、今回は凄く冷ややかでしたね。」

 宮崎氏「さっきね、積極的に入れたくない政党は。民衆党だけは絶対嫌だっていう。」

 渡辺周「民主党って今まで拒否度が一番低い政党だったんですよね。政権与党になった事でガッカリしたと、失望だ絶望だと民主党に対する拒否度というもの感じましたよ。」

阿川「何が拒否された大きな原因だと思いますか?」

松原仁「それはね、結局色んな所で話をしてると『あんた民主党か?』と『民主党嫌いだ』って言われるわけ。で『ちょっと待って下さい。話しましょう』っていうと『いや、もう話はいいよ。』と。もうレッテルなんです。結局民主党って言うだけで説明は問答無用で嫌いだぐらいの感じにレッテルが貼られてしまったというのはありますよね。非常に残念でしたね。それが。」

東国原「候補者のポスターに民主党って書いてないんですよ。民主党の候補者なんだけど、民主党って書いてないんですよ。小さく民主党って書いてあるの。それぐらい民主党は隠して戦っていらっしゃいました。」

 小野寺氏「私達選挙やってても寄ってくる方が『民主党はダメだ』と『今度は応援するから』と。今度は?この間は違うのかと。そういう方が本当に多かったので、正直自民党頑張ってという方が凄く多かったかという熱狂ではないんです。」



 宮崎氏「静かな選挙だったよね。」

 たけし「TVやなんかでこういう番組が居るからさ。選挙管理委員会なんかがさ『たけし来た?来ない』なんて言われるからちゃんと行くんだけどさ、今回だけは悩んだ。誰っていうか書く人いないんだよね。後、もう一つは最高裁判所の判事の、あれもさ、少しヒントくれよって。どんな裁判でどんな判決出したとか、」

 平沢氏「そもそも最高裁の国民審査なんて意味が無いと思うんですよ。」

 渡辺善実「あれは全部×にしないとダメなんですよ。全部×ですよ。私は全部×書きましたよ。だってね、今度の選挙なんてのはね、一票の格差を放置しておいたまま選挙戦に突入してるんですよ。で、選挙の直前に差し止め請求訴訟が起こってるの。それをはね付けちゃったんですから、全員。全員×です。これは。こんなね、格差を放置しておいたのはね、一人一票が民主主義なんですから。」

 宮崎氏「ちょっと話を前に戻していいですか?私はやっぱり静かな選挙だったと思うんです。風も吹かないし、ワンイシュー、一代争点もないと。自民党の候補者とか応援に行ってる参院議員に話を聞くと選挙日の前日とか前々日に新聞本当に300議席って書いてありますけど、本当にそんなに取れるんでしょうか?って皆言うの。で、何で?って聞くと、全然盛り上がってないと。集会とか応援演説に行っても盛り上がってないと。そういう選挙戦にも関わらず勝てたというのが一つポイントだと思うし。それと民主党がなぜ嫌われたかと言う問題なんだけど、たとえば安倍さんが『経済状況が悪ければ消費税率を上げません』と言ったときに、野田さん何て言ったかというと『いやいや、消費税とかそういう態度っていうのは、選挙前だから怯えている態度だ』という風な批判をなさったでしょう?これ私達からするとどう聞こえるかというと『経済状況がどうあろうが、とにかく消費税だけ上げるのが勇敢な勇ましい勇気のある政治家の姿勢だ』という風にお考えになってると思えるわけですよ。」

 渡辺喜美「完璧に財務省の操り人形になっちゃったんですよ。腹話術のお人形にさせられたの。」

 宮崎氏「選挙中でさえこういうご発言をなさるというのはどんなものかと私は思いますけどね。」

 渡辺周「だからその結果がこういう惨憺たる結果になったと思うんですね。何が原因かというと行政改革でも財政改革でも政権交代すればやると、日本の社会構造変えると言ったのに途中から段々段々言わなくなってきて、行儀の良い自民党みたいになっちゃったじゃないかと、やっぱりそこだったと思うんですね。」

 平沢「民主党が政権取ったときに政権交代したら景気は良くなるし、日本の社会は良くなると、国民の人は皆思ったんですよ。で、3年数ヶ月経ったけれど全然変わってないし、むしろ悪くなってる。だから国民の皆さん怒ったんですよ。」



 松原仁「それは平沢さんね、出生率も1.39になったり、200万人の雇用保険に入る人が出て来たり、それから医療介護従事者が70万人増えたり、成果はそれなりに上がってるんですよ?」

 須田氏「そういう物言いが開き直りに取られるんですよ。前原さんなんか相当言ってたけど。」

 松原仁「それは事実だから言うんだけど、そういったことを説明して議論しようとしても民主党は×だっていう風に言われるんですよ。」



 阿川「古賀さんは維新の会のブレーンでいらっしゃるんですけど、途中で頭来ちゃって…。石原さん嫌いなんですよね?」

 古賀氏「(苦笑しながら)石原さん嫌いじゃないですけど、維新がぶれたって見えたことで、かなり有権者は迷ったと思いますね。第三極に行こうと思ってた人が『あれ、第三極もやっぱりぶれるのかな?』っていうので投票に行かなかった人と、それか自民に行っちゃった。」



 阿川「何処が大きくぶれたと古賀さんは思ってらっしゃいますか?」

 古賀氏「やっぱり太陽のっていうか旧たちあがれの人達と維新っていうのは真逆ですよ。要するに太陽の党の人達って言うのは基本的に自民党と一緒になって全然おかしくない人達ですね。で、維新の会の人達って、橋下さんの元々の考え方はホントに自立と競争を中心に既得権と戦いますよと、それを旗頭に。だから団体に応援してもらうなんてとんでもないという考え方だったのが・・・」

 阿川「でも石原さんと橋下さんの共通点というのは地方の首長として、そこから国を変えていこうとしたけど出来なかったという事は東国原さんと共通する所であって、東国原さんはどういう風に。」

 東国原「地方の反乱なんですよ。地方が国に対する壁をぶち破っていくという戦いなんですね。それだったんですが、小異を捨てて大同と言われた。これ一寸無理があったんじゃないかなと思う事が一点ね。」

 たけし「だからさっき俺が楽屋で言った通りだろ?やっぱり。(阿川「なんて仰ったんですか?」)古賀さんと言ってることが同じだよ。石原さんと言う名前が出て来た瞬間に皆引いたよなって話で。一瞬、え?っていうさ。」

 東国原「仰る通りですね。世間の空気感はまさにそれだった。」



 たけし「世間は意味深く掘り下げてないけど、橋下さんが居て、そこに石原さんが登場して、くっついた瞬間に『おいおいおい』って言う『何だよそれ』っていう。」

 福岡氏「悪いけど日本維新ね、一年持たないと思うよ。」

 須田氏「お膝元の大阪でもね、有権者に色々話聞いていくけど、その辺は相当アレルギーありましたよね。何で石原さんと組んだの?って。特に大阪は。」

 平沢氏「だって橋下さんと石原さんは考え方別じゃないですか。」

 大竹「東国原さん、あなたはどうしたい?あなたに問いたいんだよ。」

 東国原「私は元々大阪都構想ですから、オリジナル維新です。」

 たけし「あなたは都知事候補になった方が良かったんだよ」

 東国原「何でですか?」
 場内爆笑




救国政権誕生の条件と保守の宿命2 西尾幹二氏

 1では中国の脅威についての西尾氏のお話でしたが、ここから、これらヤクザのような国に囲まれた日本に必要な憲法改正(九条)の話になります。

 敗北心理が憲法改正の最大のハードル

 そこで強化すべきなのは軍事だけではない。統一された国家意志の下、技術の外国流出を防ぎ、公共投資を張り巡らせ、技術立国を目指し、金融を緩和し、インフレターゲットを導入する。あるいは教育現場を活性化させる。法人税を大幅に軽減して産業を充実する。そして防衛力を向上させる。それらに効果的にカネを集中し、国家として強くなる。それらを最大の目的としてあらゆる政策を進めなければならない。

 そのトータルとしての国力を高めるためには、憲法の改正が絶対に必要なのである。なぜそれがこれ程までに困難なのか。
 私は日本人の心の問題だと思っている。
 先年ある席で、「民主主義の反対概念は、専制主義か独裁主義である」と言ったら、「私達は民主主義の反対側にあるのは軍国主義だと教わってきました」と指摘されて驚いた事がある。これはおかしい。敗戦までの日本は軍国主義国家で、アメリカから民主主義を教えられてきたのだという単純な図式を信じ込まされているのである。
 国力を軍事に集中するのが軍国主義である。従って民主主義国家である現代のアメリカもイギリスもフランスも、どんな国でも事あれば軍国主義になるのであり、またなってきた。だからといって勿論民主主義国家でなくなる訳では無い。
 
 繰り返すが、専制主義や独裁主義が民主主義の反対概念なのである。
 歴史上、日本には専制国家、独裁国家であった機関が殆ど無い。第二次大戦中も決してそうはなっていない。にもかかわらず「日本は悪で、アメリカは善」というシンプルな構図を疑いもなく信じ込んでいる、この敗戦以降の日本人の自己迷妄ぶりはいったい何なのか。
 
 病を患った友人から聞いた話である。介護の人達と人種平等の話になった。彼は「かつて人種差別撤廃案を国際会議で提案した国があった。どの国が提案し、どの国が反対したか知っていますか」と聞いてみた。三人いたが、全員が「アメリカが提案した」と答えたという。そこで「違います。第一次世界大戦の講和会議で日本が提案し、米国が反対して潰したのです」と教えると、一人は「その事を書いてある本を貸して下さい」と言い、一人は彼を睨み付けるようにして帰ってしまった。
 先程の軍国主義と民主主義を巡る誤解もそうだが、戦後の日本人が、いかに民族の歴史から断ち切られているかを物語って余りあるエピソードである。思い出す度に悲しくなる。

 民族の歴史の喪失は単なる知識のレベル問題に留まらない。日本人の精神の奥深いところに作用しているのである。我々は、なにか国際社会で軋轢があった時に、日本として自己主張したり、軍事的に何かを仕様とすることに「日本はまた悪い事をするのではないか」と消極的になることを繰り返してきた。そして、常に「相手が正しいのではないか」と反射的に考えてしまう習慣を重ねてきた。これは理屈では説明のつかない心理学的な問題で、民族の誇りや自信の喪失と大東亜戦争以来の敗北心理が日本人の精神の深部を侵していまだ立ち直りの兆候も見せない内心毀損の証拠である。
 日本が国家として何か行動することを罪悪のように思うこの敗北心理、自らをネガティブに捉えてしまう心理的呪縛、すなわちイドラを乗り越えなければ、憲法は改正できない。
 憲法どころか、不法な攻撃や侵略に対する怒りの感情すら長期に維持することは難しい。
 今回の尖閣危機で、あれだけの凄まじい暴力を日系企業が受けてから約二ヶ月しか経ってないのに、ほとんどの日本人はその事を忘れてしまっているようにさえ思える。確かに当初は日本国中が怒ってはいたが、それでも李明博大統領の無礼な振る舞いへの怒りの方が大きかったように思える。韓国には拳を振り上げても中国には卑屈に自ら和解を求める風である。韓国には罵倒語を浴びせかけるのを躊躇しないメディアも、中国には怖がって「冷静なのが大人の対応」だなどと言ってみては、みっともない負け犬心理を早くも見せている。
 なぜ日本人はもっと怒らないのか。これでは憲法の改正も国を守る事すらも覚束ない。

 ここから安倍さんへの西尾さんの思いになります。

 選挙後には再び総理になる可能性が高い安倍氏が、保守の真っ直ぐな人だと言う事は衆目の一致するところである。個人的にも、亡くなった中川昭一元財務大臣とともに教科書問題でも尽力して下さったというありがたい思い出が私にはある。前回の総理在任時は、短い期間に教育基本法の改正、防衛庁の省への昇格、憲法改正国民投票法の制定と、国家の根幹に関わる大仕事を続け様にやり遂げた。

 九月の自民党総裁選での安倍氏が勝利した要因を考えてみても、尖閣を巡ってわが国が危機的に直面している状況が大いに利したことは間違いない。安倍氏の総裁選の勝利は、国家的危機をひっくり返す力を発揮してもらいたいという心ある国民の氏への期待の表れでもあった。私も安倍氏にその思想と情熱があることは疑わない。何より、民主党から政権を奪還しても、衆参のねじれで国会対策に苦労することが分かっていながら衆院の早期解散を迫り続けたことに、日本にもはや猶予はないという安倍氏自身の覚悟と危機感の強さが窺える。

 ただ、なぜ前回の総理在任が短い時間で終わったのかはここで立ち止まって考えて頂きたい。衆議院選挙に敗北したからでも、病気のせいでもなかったと私は思っている。就任当初、安倍氏に対する期待はかつてなく大きく、長期政権にしたいという保守層の強い願望があった。その為に左翼にもウイングを伸ばすべきだという妙に姑息な思想を安倍氏に知恵を付けた人物がブレーンと称する一群の人達の中に居たはずである。安倍氏はそれを受け容れる形で、靖国神社に参拝するともしれないとも言わないというような戦略を打ち出し、村山談話も公の談話も踏襲すると宣言した。驚いた事には祖父である岸信介「戦争犯罪」まで認めてしまった。この一連の左翼への屈服は、本来の支持層を大きく失望させ、安倍総理の致命傷になったと私は判断している。安倍氏に是非ともお願いしたいのは、知識人を信用するな、と言う事である。権力に擦り寄る知識人は大勢いるのだから、ブレーンなどと言うものに取り巻かれないように気をつけて欲しい。下らない知識人を近づけるな。
 
 安倍氏は覚悟を持てるか。

 安倍氏は自民党内で、女性宮家や人権委員会設置法(旧人権擁護法)案問題、靖国神社参拝問題などで孤立しているという話が早くも聞こえて来る。もちろん、自民党内には安倍氏と同じ考え方の議員もいるが、石破茂幹事長ら三役クラスに安倍氏の同調者がおらず、大勢を占めるに至っていないようだ。

 そうであるなら、安倍氏には、自民党内の同士を率いて石原氏や橋下氏と組んで最終的には別の政党を作るというくらいの覚悟を持って保守勢力の結集を図ろうと覚悟せざるを得ないときがくるのではないか。石原氏の言う「第二極」に総力を結集するために、自民党を打ち壊して、愛国のために力を尽くすべきだと考えるときがそう遠からずして氏に訪れるのではないだろうか。
 そこで残る自民党の左半分、反安倍派が民主党や公明党と合流するのもやむを得ない。むしろ望むところである。安倍氏とは明らかに思想が異なる石破氏は、選挙後は自公民の三党協調路線でやっていくと今から語っている。

 ところで私は、野田総理は民主党の現状にほとほと嫌気が差し、小泉純一郎元総理ではないが党の破壊的再生のために敗北必至の解散に打って出たのだと思っている。野田総理が嫌ったのは、党のにも決められない体質かもしれないし、リベラル体質なのかもしれない。そこは分からない。ただ、後者であるなら、野田総理とその支持派も安倍氏らと合流すればよい。

 日本も天皇を戴く限り大統領制は有り得ず、イギリス型階級社会ではないので、二大政党制は似つかわしくない。他党が本来の国情にあう。小選挙区制もそれに相応しいかどうかは大きな疑問である。政治の現状を考えてもそうで、自民党を選んでも民主党を選んでも、同じ事になるのが分かっているから、無党派層が生まれる。無党派層の無駄を無くすためにも、自民、民主以外の政党を国民が選択出来る他党になるべきである。そこで離合集散を何度か行えば、やがて日本の健全な考え方も出て来る。他党と、そして連立政権の繰り返し。回り道のようだが、日本を建て直すためには避けて通れない道だと思う。


 西尾氏が描く理想の保守政党は、私自身聞いていて仕方無いのではと納得するところが多かったですが、石原氏ならび元たちあがれの議員さんは良しとしても、橋下氏と安倍さんの間に思想的な共通点はそれ程無いような気がします。なぜなら橋下氏は人権擁護法案賛成、竹島共同所有、など親韓的な面があり、それらこそ保守層が嫌うところであるからです。
 ただ、今の自民党が以前とは生まれ変わった党だとは到底言い切れず、西尾氏が仰る通り、石破氏は非常に左傾的な思想を持った方である事はネットを見ていれば明白ですし、以前たかじんのそこまで言って委員会に安倍さんがご出演された時に加藤清隆さんが石破氏の左翼的な面を危惧されて、安倍さんに大丈夫ですか?とお聞きになっていた事もありました。(石破氏は防衛省長官であったにも関わらず靖国参拝には一度も行った事が無く、人権擁護法案に対しても曖昧な返答しかしていません。やたら公明党を持ち上げる面も彼が左翼が多い鳥取出身という所もあるのかもしれません。そして何より原発利権に絡んでいる所が、彼の話を聞いている最中にもちらついてしまうんです。)
 ただ、安倍さんに対しての西尾氏の忠告、党内に居る左翼議員、下らない左翼系知識人に対する警鐘は、安倍さんが以前総理だった時代の転落劇を見ていても感じる事であります。

 でも多分安倍さんご自身がその事は一番身を以てお感じになられている筈では‥と思いながらこれからも応援させて頂けたらと願っております。

 
 


NEWS23X 12/13日 最後の党首討論、国防軍と憲法改正

 先日、TBSで放送されましたNEWS23Xでは最後の党首討論となりましたが、憲法改正、国防軍に関する討論では予想通りの左翼の発言が繰り返されておりました。

 ただ、意外だったのが国防軍に対しても改憲に対しても、民主党の野田氏が一切口を挟まなかったこと。投票日寸前の放送故、要らぬ事を言い又ダメージを受けぬよう敢えて黙りを決め込んだのでしょうかね?

 とりあえず書き起こしてみます。

 この日、前日北朝鮮がミサイルを突然打ち上げた事もあり、話は防衛から始まりました。



 膳場アナ「北朝鮮が公開したミサイル発射の映像です。安倍さん、昨日のミサイル発射についてですが、政府の対応についてはどうご覧になりましたか?」


 安倍さん「そもそも昨日官房長官が記者会見で北朝鮮に強く抗議をしていましたが、その官房長官自体がですね、ちょっと前に『北朝鮮、早く撃てばいい』と言ったんですね。『早く撃てばいい。』それで北朝鮮に制裁かけてもですね、北朝鮮は『貴方が早く撃てばいい』という事になってしまうんですよ。ですから野田総理は決断というんであれば、撃つ前に官房長官を辞めさせるべきだったんですね。そして日本としての、国としての国家意志を示すべきだった。それが出来なかったと言う事はですね、極めて私は決断できないというかですね、国としての意志が示せなかったと思いますよ。」


 
 野田氏「あの、我々は常に選挙中でありましたけれども、緊張感を持って万全を期すという事をやって参りました。当然の事ながら外交努力としては朝鮮に強い自制を求める。そして万が一発射された場合には不足の事態に備えて万全を期すというやり方をしました。で、確かに官房長官が以前に適切でない表現を致しました。その事は官房長官もお詫びを申し上げさせて頂きましたし、訂正もさせて頂きました。この時期に危機管理の責任者を変えるという事自体が、安全保障に問題があると言う事は安倍さんも良くご存知だと思います。不適切な発言はお詫びをしなくてはなりませんが、使命感を持って万全を期して参りましたし、これから緊張感を持って対応していきたいと思います。」



 桝添氏「北朝鮮のミサイルの問題は、『早く撃てばいい』なんて事仰った官房長官発言。とんでもない事なんだけれども。実をいうと、早く撃てばいいと言う事は『撃ちませんよ』という事を内外に向けて日本国政府としては、『なかなか撃ってくれないよ』という事を言った事になる。そしたら2日後に撃ったじゃないですか。つまり情報収集能力、その情報を対外発信するのを国民にどう説明するか。私は安倍さんが仰るように大変問題発言だけど、更にそれに加えて、つまり情報をどれだけ取っているのか?と。私は非情にこの日本政府の情報管理能力というのを危機感を持ってます。」



 山口氏「沖縄の知事さんや政府の高官から虚を突かれた、不意打ちだったという発言もあったんですね。ですからやはり情報の的確な収集がどうだったか、またその判断がどうだったか、政府の対応を検証する必要があると思います。それとJアラートが機能しなかった自治体が幾つかありました。これは今年の四月にもそういうことがあったんですね。なぜ今回も早くから備えを言われていながらそういう事が起きたか?ここの所もしっかり検証する必要があると思います。万全の備えが必要です。」



 福島氏「これは北朝鮮に対してキチッと抗議することが必要ですし、また安保理決議に違反しているわけですから国際的な機関の中でこれはキチッとやる必要がある。そして六カ国協議の拡充やASEANプラス6といった実はアジアの中の北東アジアにおける地域の中での安全保障を今後も議論していく場が必要だと思います。で、社民党として言いたい事は、これを機会に‥ではありませんが、自民党が新憲法案、そして政権公約の中で国防軍、集団的自衛権を認めるとされている事に大変あの憲法の2度と戦争をしないと定めた憲法九条を変えるという事を言って選挙をされるわけですから、その事には大変危機感を持っています。日本は領土を侵略されれば防衛で出来ますが、集団的自衛権の行使というのはアメリカと一緒に世界で戦争するという事が有り得るわけですから、やはり憲法改正案には反対です。」


 (毎度同じ事の繰り返しの福島氏に安倍さん苦笑。)
 
 播磨アナ「日米同盟を強固にしないと北朝鮮に対応出来じゃないかという意見もありますね。」
 
 志位氏「今回の北朝鮮のロケットの発射。或いは中国の飛行機がですね、領空に入ってきたと。許し難いことなんですね。ただこういう問題が起こったときに力対力でエスカレーションしていくと。これはやっぱり自制しなくちゃいけない。特にどういう問題が起こっても冷静な外向的な交渉による解決。これは最も大事だと思うんですね。その点で私率直に言いたいのは、日本政府に欠けてるのは外交力だと思うんですよ。たとえば北朝鮮の問題。アメリカだって韓国だって独自の外交ルートを持ってですね、交渉をやって北朝鮮を如何に国際社会に引き出すかと。こういう外交をやってますよね。日本はそのルートを持ってない。それから尖閣の問題もですね、これは自民党時代からなんだけど問題棚上げにしてだらしない態度を取って、そして正面から尖閣の領有権について中国政府に主張してこない。外交力がないという所に問題がある。外交力が無くて軍事の方。そして憲法を変える。こっちの方でホントに言語道断なことだと思っております。」(社民にせよ、共産にせよ、言うは易く行うは難し・・・永遠の野党であるから言える事なのよね。と書き起こしながらつくづく。)



 渡辺氏「北のミサイル発射というのは国際社会の度重なる中止要請を無視して強行したわけですから、これはイラン並みの制裁をきちんと科していくという事が大事。日米間でもう既に進めておりますがコルレス口座の封鎖という金融制裁は非常に利くんですね。前にもバンコデルタのときにやりました。そういう事を徹底させると言う事が大事。それから集団的自衛権か自衛権というのはですね、これはある意味神学論争みたいなものなんですよ。だったらこういう分け方ではなくて自衛権の行使として日本国は何処まで出来るのか?という事を法律で制定をするというのが危機管理上非常に大事だと思いますね。」



 石原氏「この問題含めてですけどね、この中にね、党の代表の中でね、大きな自治体を与った経験のある人は一人も居ないと思いますね。私は東京を与って十年間やってきましたがね、何かやろうと思うと国の官僚が構えた規制って言うのがもの凄く障害になってくる。何も新しい事が出来ない。今度の問題見てもそうですが、地方の官僚の行政の硬直していて、しかも縦割りで、障壁ばっかり考えてて横の連絡がない。こういう馬鹿な体制作ったのは自民党の責任ですよ。安倍さん多分この次総理になる。よっぽど頑張ってもらいたい。あなたのお爺さんの岸さんてのはそう言うものを越えて大きな事をやった。とにかく今度のこの問題の対処を見ても横の連絡がバラバラだし、それを束ねる能力が政府にもない。中央官僚の硬直した縦割り行政の支配を壊さなかったら日本は無駄ばっかり重ねて良くないんだ。たとえば一つね、日本のやってる会計制度は単式簿記でしょ。こんな馬鹿な事やってる国は他に無いですよ。役人が勝手な事して無駄ばっかりやってるんだから。」


 
 鈴木氏「北朝鮮がミサイル撃つ。とんでもない事です。同時に北朝鮮に制裁を科すことも一つのやり方です。併せて国際社会に引き出すことです。地方法が国民には入ってないし、おそらく北朝鮮の幹部と称する人らもですね、世界の体制というのをどこまで見極めてるかというとね、私は閉ざされた社会の中で限られた情報しかないと思ってますね。ですから私は遠ざけるんじゃなくて、逆に土俵に上げる。その事によって世界というものをしっかり認識してもらう。併せてロシアを使うのも一つです。北朝鮮については。昔から一番古いのはロシアなんですよ。金日成はハバロフスクで当時のソ連軍の一兵隊だったんですから。その時代からの付き合いですからね、ロシアカードを使うのが北朝鮮には有効だと思ってます。」



 播磨アナ「今の議論の中で、憲法の改正、或いは集団的自衛権が出ました。日本の安全保障を強化していくという意味で憲法改正というのが必要なのかどうかのも一つの争点だと思うんですが。」

 安倍さん「北朝鮮の話の続きなんですがね、1994年以来ずっと北朝鮮に対して関心持って来ました。そこで今までの交渉の経緯を見て北朝鮮というのは一回も残念ながら約束を守ったことはありません。1994年にテドンの合意をしましたが、或いはプルトニウムを取り出すのを止めて核開発を止める。しかしその瞬間からウランの濃縮計画を始めているんですね。彼らは今まで一回も守ったこと無いんですよ。一回でも守ったことがあるんだったら教えてもらいたい。私はいつも外務省に言うんですよ。ですから交渉で簡単に解決するような甘い国じゃないんですよ。それと国際社会のことは彼らは良く分かってるの。分かってる上に於いて瀬戸際外交を見事にやってのけてるんですよ。ですから例えば彼らに拉致問題とかですね、核問題、ミサイル問題を解決させるためにはですね、彼らは国際社会の要求を受け入れなければやっていくことは出来ないと言う判断をさせない限り絶対に問題の解決をしないというのが、十数年の私の経験なんですね。その中で必要なのはですね、抑止力なんですよ。彼らにミサイルを撃ったら彼ら自体が破滅をしますよ。二週間以内に破滅をしますよ。それに必要なのは日米同盟ですよ。残念ながら日本は打撃力無いから。もし日本にミサイル落とせばアメリカは必ず報復をすると。この打撃力を持つことによって我々の安全を守るんですね。その中に於いて、先程のJアラートの件もありましたけれども、Jアラートを動かすためにはアメリカの早期警戒衛星の情報があって初めて動くんです。この同盟関係がなかったらJアラートなんて全く作用しない訳ですね。それに受けた情報でたとえばもっと短距離のミサイルでアメリカの艦船を狙っていてですね、短距離ミサイル。弾道ミサイルではなくてね、近くにイージス艦が居てそのアメリカの船を守らなかったら同盟がそれで続くんですか?続くわけが無いんですよ。


 
 福島氏「ただ集団的自衛権の行使っていうのはもっと広い概念じゃないですか。つまり集団的自衛権の行使を認める。国防軍として認めるっていうのはもっと戦後の根本的な67年間を変えるものだ。つまり憲法九条一項二項があるので日本は世界で戦争できないわけですよ。所が九条の二項を変えて国防軍とし、集団的自衛権の行使とすればアメリカが世界で戦争をするときに日本が参戦することは違憲ではなくなるわけでしょう?あのイラク戦争だって大量破壊兵器はありませんでしたよ。だからもの凄く根本的な戦後そのもの、戦争をしない国から戦争をする国へ、武力の威嚇や武力によって問題を解決する国にこの国を変えるのか?という事が問われているわけであってもの凄く大きな事を自民党は今公約で、或いは憲法改正案で言っていると思います。これは今度の選挙の大きな争点です。」



 田中氏「日本は領土面積は世界62番目で真ん中です。しかし排他的経済水域と呼ばれる私達の領海を入れた領土領海は世界6位なんですね。にも関わらず日本はこの領土領海を扱う部署がない。皆、海上保安庁、水産庁、天然資源が経産省、防衛省、外務省と別れてるので、私は二月に予算委員会で野田さんに、『この領土領海というものを統合的に扱う部署を内閣府に作りましょう』と申し上げたけれども『検討します』と仰った。検討するというのは官僚用語でなにもしないという事です。尖閣諸島であったり、竹島は歴史的に見ても、国際法上も日本の領土であることは明かです。でも政権交代前の自公政権の時も2008年にアメリカの連邦政府の地名委員会が竹島を韓国領と書いた。で、その事に対して記者会見で当時の自公政権の官房長官はこれに対して抗議する必要は無いと言ってるわけですよ。だから今大変皆さんが大言壮語なさってるけど、あえて言えばですね、皆非常に平和ボケになっている。私は領土領海・・・」
 田中氏がまだ話し終わっていないにも関わらず司会者が話を遮ります。
 播磨アナ「はい、田中さん。有り難うございました。」


 
 龍崎TBS政治部長「一つ確認したいんですけど、今安倍さんから打撃力を強めるというお話がありました。それから憲法改正の懸念も出てました。公明党山口さん、これは公明党としてですね、自民党と共同して歩調を取っていくんでしょうか?」

 山口氏「憲法の改正がただちに北朝鮮との問題を解決出来るかどうか、これは少し飛躍があると思いますね。憲法改正はしっかりと手続きも経て議論していかなくてはならない問題です。集団的自衛権の行使も同様の課題だと思います。で、もっと実質的に国民の生命や財産を守る為に何が必要なのかという事を具体的に論じた上で、その上でどういう立法的な手段が必要なのか、あるいは憲法に及ぶ必要があるのかどうかという事は議論の可能性があると思いますが、今出来ることはやはり日米安保体制の中でこれが機能するように、どうしたらいいかという事を具体論として進めるのが大事だと思います。」(いつも綺麗事の公明党です)



 石原氏「あのね、社民党や共産党、公明党も盲信しているみたいですけどね、日本の怪しげな憲法が無かったらね、砲艦外交が出来た。セオドア・ルーズベルトの時に4人の家族がモロッコのシークに拉致されてハーレムに入れられた。セオドア・ルーズベルトは砲艦外交でね、武力を使ってこの人達を開放したんですよ。これね、状況書から言ったら200人近い人達が拉致されて一部の人は殺されてる。それは報道にあった。そういう拉致事件を解決するために日本の九条が如何に邪魔になったか、あれがなかったら北朝鮮はあの頃今みたいにミサイル持ってなかったですしね、実力行使しても取り戻す姿勢が取れたらね、同胞が200人も拉致されて一部殺される事は無かったはずですよ。そりゃやっぱりあなた方(社民、共産、公明に向かい)考えた方がいい。
 

 野田氏「さっきインテリジェンスに関わる事がありました。北朝鮮。これは今回我々は変なカモフラージュ作戦に引っかかってないんです。あの揺動作戦に。あの撤去したとかどうとか。それは一筋縄では行かない国だというのは、安倍さんの仰る通りです。だからこそ緊張感を緩めずに昨日8時に関係閣僚会議をやってより一層緊張感を持って対応するように指示してました。で、それは私はやっぱり効果があったと思うんですね。その上でこの国を守る為にですが、一つは日米同盟の進化だと思ってます。日本の、我々の外交が敗北だと言われますけど、6年ぶりに四月に日米同盟の進化を踏まえた共同声明を首脳間で出してるんです。やっぱりこれは軸だと思ってます。その上で我々は専守防衛に徹しながらも一昨年大綱を纏めました。その大綱に基づいて動的防衛力の整備と南西方面の重視とそういう事をしっかりやり抜いていくって事がこの国を守る基本だと思っています。」



 志位氏「私、石原さんから言われたんでね。憲法九条があったから日本人が沢山殺されたんだと言わんばかりの発言がありましたけれどもね。」

 石原氏「いや、取り戻せなかったと言ったんだ」

 志位氏「同じ事ですよ。それでね、私は全く逆だと思いますね。憲法九条を変える、或いは集団的自衛権の行使をする。結局どういう事になるかというとね、具体的な話で言えば2003年イラク戦争ありました。イラク戦争の時に自衛隊出しました。しかしイラク特措法にはですね、重要な一文があって武力行使は出来ないと書いてあったわけですよ。だからそれが歯止めになって戦闘地域には行きませんと、一応歯止めになったんですよ。だから戦闘地域には行きませんと、後ろの方で水撒いてるだけですという風に小泉さん言ったんですね。だから自衛隊、確かに派兵したけど、しかし米軍と一緒になって最前線まで行って戦闘行動は出来なかったわけですよ。だからイラクの人は一人も殺さないで済んだし、命を守る縦になってるという事を言いたいんです。」

 
 渡辺氏「冷戦時代はね、戦争も平和も不可能だったんです。今は平和も可能になったが、戦争も可能になった時代なんですよ。そーすると日本は憲法の頸城があってなかなか難しい問題がある。では憲法改正をやってる暇があるのかって事なんです。だったら何処から何処まで出来るのか、これを早く法律で決めた方がいいんですよ。そーでないと本当に日本の国益を損なう事になってしまうんです。自衛権か集団的自衛権なんていう、そういう神学論争やってる暇は無いんです。自衛権の行使として何処まで出来るか、これが大事なんです。」



 鈴木氏「インテリジェンスの話出ましたし、さっきの安倍さんの話踏まえてね、一つ視点が欠けてますよ。北朝鮮がミサイル撃つときはですね、いつもイランの科学者が立ち会ってます。それは相当な数なんです。イランの存在は怖いんです。ですからアメリカが強く出ようが、日本が強く出ようが油はちゃんとイランから来てる。それなりの資金も来てるんですよ。ここら辺を良く考えなければですね、様々な情報を入れてですね、対応しなければ北朝鮮には実行の・・・」
(不思議な事にここから音声が消えて画面が変わります。)

 
 膳場アナ「自民党の安倍さんに伺いたいのですが、政権公約の中には憲法改正、憲法改正要件の緩和を掲げていらっしゃいます。どういった実現へのロードマップを思い描いていらっしゃるんですか?」

 安倍さん「衆参共に三分の二の賛成がなければ憲法の改正は出来ません。ですから、それは暫く時間はかかります。その中で自民党が目指す方向について既に憲法の改正草案は四月二十八日に発表しました。ですからそれを目指して行くと。まずは九六条ですね。三分の二無ければ法律に出来ないと言うことになっていますから、三分の二というのはですね、国民のたとえば八割が変えたいと思っていても、たった国会議員の三分の一をちょっと越えた人達が反対すれば、国民は指一本触れられない。これおかしいじゃないですか。ですから国民の手に憲法を取り戻す為にまず改正条項から変えたいと。こう思ってます。」
 


 福島氏「でも半分にすればそれは法律改正と同じ要件じゃないですか。法律は過半数で成立が出来る。憲法改正の発議を過半数二分の一にすれば最高法規なのに、とても堤防が決壊するというか‥」


 
 共産以外の他党の党首が福島氏の言葉を否定します。
 
 安倍さん「国民を信じないのですか?」 

 渡辺氏「それは違う、違う。国民投票が最後に残るんですから、それはそんな簡単な事じゃないですよ。」

 鈴木氏「福島先生ね、日本だけですよ。半世紀以上も経って憲法を一文字も手を加えてないというのは。諸外国見ても十年で変えた、二十年で変えた、三十年で全部変えたとかっていうのは大体の例なんです。日本だけなんです。」




 志位氏「それだけ日本の憲法ってのは素晴らしい奥行きの深さがあるって事なんですよ。」(アホか・・・。これぞ売国左翼脳の言葉。)

 福島氏「どう変えるのかって言うのも重要じゃないですか。」

 鈴木氏「たとえばね、この憲法が出来たのは昭和二十二年ですよ。二十二年の日本の立場と、今の日本の立場違うんじゃないですか?」

(ムネオさん、時には良い事を言うものだ‥と今回は感心して聴いてしまいました。)

 と、ここで次のテーマとなり、憲法改正と国防軍の話は終わりましたが、社民、共産、公明以外の党首は、自民党の憲法改正に関して必要有りという感じに見えました。

 この討論を見ていて、つくづく社民や共産って誰が必要としてるのかしら?何で日本に存在してるのかしら?と不思議で仕方ありませんでした。

 とにもかくにも、これが最後の党首討論となったわけですが、明日は結果が出る日です。投票に行く事が今自分に課せられた義務なので、これで今日はお終いという事で・・・
 

 

 

乙武洋匡氏 自衛隊に対する無能で冷酷な話と自民党へのネガキャン

 中宮崇氏『それでも中国に媚びる文化人・芸能人の仰天TV放言録』にて、森永卓郎氏の独自の自衛権に対する部分で・・・

 森本卓郎私は日本丸腰戦略というのを提唱しています。軍事力を全て破棄して、非暴力主義を貫くんです。仮に日本が中国に侵略されて国が無くなっても、後生の教科書に『昔、日本という心の美しい民族が居ました。』と書かれればそれはそれでいいんじゃないかなどと、日本人の命を平気で凶暴な支那に投げ与える主張をしているが、仮に彼のキテレツな主張が採用された結果どれだけ多くの日本人が支那人によって殺されたとしても、その責任を取って頂けるとは到底思えない。

 と書かれています。

 これを読んで、(まあ、このエッセイでは森本卓郎だけではなく、色々な知識人?が登場するわけですが)森本卓郎という男の常軌を逸したと思えるほどの脳天気さと、国(日本国民)に対する冷酷非情さ、無責任さを感じました。

 誰が何を考えようが、どんな思想を持とうが、それはその人の勝手です。一般人が何を言おうと、それが不特定多数の人間に影響を与えることはありません。

 でもTVに出演し、公演もし、本も書く公人であれば、自分の言動には責任を持つ義務があります。
 森本氏だけではなく、TVに毎日のように出て来るワイドショーの司会者(みのもんた、恵俊彰、テリー・伊藤、大声健介、関口宏とその面々・・・etc)、知識人気取りの弁護士、コメンテーター、(政治、経済、その他諸々の)ジャーナリスト、それぞれが今は自分の公人としての立場を弁えず、非常に偏った(大体が左傾化の)自身の考えでものを言い、公然の場で堂々と人を非難しまくる。まるで公開イジメを見せられてるような気がします。(この人達にはイジメについて宣う資格などありません。)
 こんな光景を毎度見せられたら、そりゃ人はTVを捨て、本から離れて行くのは当然です。その原因を自らが作り出していることに当人達が気付いているのかどうかは分かりませんが・・・

 この森本卓郎の話を聞いた時と同じ気持ちを乙武洋匡氏のブログを読んで感じました。

 乙武氏はブログにて

 選挙に行かない君へ

 みなさんも知ってのとおり、選挙というのは、政治家を選ぶためのもの。じゃあ、政治家というのは、そもそも何をするための人なのでしょう。わかりやすく言うと、「税金の使い道を決める人」。国民から集めた税金を、福祉に使うのか、教育に使うのか、はたまた国防に使うのか――そんなことを話し合い、決定するのが政治家の仕事です。
 
 さらに、政治家は法律をつくったり、憲法を変えたりすることもできます。たとえば、いまの日本では、憲法によって戦争をすることができない状態にありますが、その憲法を改定し、いつでも戦争ができるようにすることもできます。それだけ、政治家の仕事というのは重大なものなのです。

 たとえば、上でも述べたように、他国の言いなりにならぬよう、憲法を改正して、戦争ができる国にしようと考えている政党があります。同時に、二度と同じ過ちを繰り返さぬよう、憲法を変えてはならないと主張する政党もあります。これが、「同じ」と言えるでしょうか。憲法についてだけでなく、ほかの政策においても、各党によって大きな「ちがい」があります。

 みなさんは、政権が代わることで、「がらっと世の中が良くなる」と妄信してはいないでしょうか。だから、そこまで大きな変化が感じられないと、「ほら、やっぱり何も変わらない」となる。でも、きちんと評価してみれば、変わった点だってある。今回、自民党から民主党に政権が移ったことで変わったこと、いくつもあるんですよ!


 全文ご覧になりたい方はこちらに乙武洋匡ー氏のブログ

 福島瑞穂の社民党や共産党はすぐに国防軍を戦争と結びつけて話し始めますが、乙武さん含め(ワイドショーの司会者やその他諸々TVや公演に出る事で生計を立ててる人も)こういう短絡的な考え方へ向かってしまう公人に問いたいのは、「国民の命を守って下さる自衛隊の方々の命は誰が守ってくれるのか?」という事です。自衛隊が他国で危ない目に遭ってる最中も、この公人達は電波を使って好き勝手な事を宣い、自由に食って飲んで、脳天気に生きてるわけです。
誰も危ない目に遭ってる自衛隊を守る事など出来ないし、考えもしないでしょう。
 自分が出来もしない事をして下さってる方達に何か言う資格などこの人達には無いのです。

 ヤクザのような中国、南北朝鮮が隣で日本が弱体化する時を待って攻めてきたとしても、この公人達は自衛隊に我が身は自分で守るから守ってくれなくて結構と言えるのでしょうか?

 自民党は憲法九条に於いて、戦争の放棄はそのままにしています。
 自ら余所の国に戦争を吹っかけるような事は絶対ないのです。
 ただ、自国に危険が及んだときに(今まさにその時と言えます。)GHQが作った古い憲法に則った行動しか取れない現状を変えないことには、これから先の日本の危機を乗り越えていけない。それを危惧した上での改正なのです。
 国に危機が迫ってきた時に、自身じゃ何も出来ないこの無責任な公人達に対して言いたい事は、自身の置かれた立場を考えなさい。寝言は自分の家か友達との会話の中だけに留めといた方が賢明ですよ。そしてどーしても言いたいなら一般人に戻ってから言ったらどうですかと言う事です。



 

中国の脅威と日本をダメにした民主党政権 西尾幹二氏

 昨日、中国当局の航空機が初めて日本の領空を侵犯のニュースを聞き、ついに来たか‥と思うと共に、先日読んだ西尾幹二さんの『救国政権誕生の条件と保守の宿命』(正論1月号)を思い出し、読み返しました。

 西尾さんは本文にて‥

 中国の脅威は武力侵攻だけではない

 十二月十六日の衆院選挙は、民主党政権の三年間の是非を問う選挙だという声がしきりに上がっている。
 ばかを言ってはいけない。
 民主党政権はただただ日本をダメにしたのであって、そんな三年間を悠長に振り返っている暇はわが国にはない。
 民主党には政権の座から去ってもらうのである。

 我々が問うべきは眼前の危機に対してどう備えるのか、危機への対処を託せるのは誰かと言うことに尽きる。

 その危機とはもちろん、尖閣諸島である。
 九月の尖閣国有化後に始まった中国の反日暴力デモ、そして公船が続ける日本領海への侵略行動。
 一歩でも間違えば、尖閣は瞬く間に中国の手に落ちる。
 中国は明日にでも、さらなる強攻策に出て来るかもしれない。その可能性は高い。
 事態がこれだけ切迫しているのに、民主党政権、外務省は「何もしない」という姿勢に終始してきた。
 実効支配の強化などの尖閣防衛策を何もやろうとしない。それどころか、これまでの「棚上げ」状態こそが日本にとって最善であると考えて、中国に殴られながら「棚上げに戻りましょう」と『おねがい』するという情けなさだった。
 今回の危機は中国側が「棚上げ」を止めて尖閣奪取に動き出したために始まったのではないか。石原慎太郎氏が東京都による購入計画を打ち出したからでも、野田内閣が国有化したからでもない。
 それよりずっと以前に中国は襲撃の態勢を整えていた。
 いくら中国にお願いしても「棚上げ」に戻るはずはない。
 そんな誰の目にも明らかなことを何故政府は理解しようとしないのか。一瞬の油断はスキマとなって防衛の壁は破られる。
 (中略)
 中国に対して「何もしない」という政府の姿勢が極まったのは、十一月の自衛隊と米軍の「共同統合演習」で予定されていた離党奪還訓練が日本側の要望で中止にされてしまったことである。
 離党訓練の中止を提言したのは民主党の岡田克也副総理だと報道されている。
 彼の父親はジャスコの創業者で、兄はイオンの社長である。イオン(ジャスコ)は一部の店舗が暴力デモで無残に破壊されたにも拘わらず、賠償を求めるでも、撤退するでもなく、ただ黙々と営業を再開した。七億円の被害が出た店舗も十一月下旬に再開するという。岡田氏の中止要請は、国益より、その収益を見据えてのものではなかったか。離党訓練が中止になり、日本は殴られても蹴られても「中国様」と叩頭するというサインを中国に対して出してしまったことになる。中国は次はより強硬な策に出て来るであろう。
 こんな人物を外務大臣に抜擢していたわが国の政治の無力さ、知性・知能の劣化が現下の危機を招いたのである。この国が戦後七十年間、自らで国家の独立や安全を維持すると言う事を考えず、軍事的にはアメリカの完全な属国として生き続けてきてきたことのツケが一挙に回った結果でもある。

 (日本の国益や日本人の命より、イオンの社益を第一に考える岡田克也と、それを是認する野田首相。こんな奴等に国を任せた国民には今更ながら腹が立ちます。)

 更に西尾さんは・・・

 中国は日々悪化する環境破壊、貧富の格差や党幹部の汚職などの社会問題でいまや暴発寸前である。私が最も恐れているのは、追い詰められた習近平が国民の不満の捌け口を日本に向けようとすることである。まず沖縄が狙われるだろう。おびただしい数の流民を沖縄に放って、それを人権の名において正当化する。抵抗すれば、自国民の保護を理由に人民解放軍を進駐させようとする。それは軍事行動ではないから、日米安保条約も発動されない。やがて流民の波は西日本にも押し寄せるだろう。
 
 独裁体制の抑圧から解放された欲望は何処に向かうか分からない。
 今度の暴力デモでもわかったように、日本人には何をしていいと考える中国大衆、流民達は、暴行でも、強姦でも、略奪でも、躊躇無くやるであろう。過激な脅かしだと思う人も居るかもしれないが、これは空想でも被害妄想でもない。周辺国に大量に移住して異民族を「同化」するという恐るべき侵略を繰り返してきたのが漢民族である。中国は、なにも武力で攻めてくるとは限らないのだ。農民の大量移住は有史以来の漢民族に特有の膨張の方式である。

 沖縄について言えば、もし尖閣が中国の手に落ちれば、例え中国領にならなくても沖縄はなし崩し的に中国の政治的影響下に置かれるようになるであろう。強大な対中抑止力だった駐沖米軍も手が出せなくなり、本土でも驚くべき事が次々と起こってくる。
 中国系の左翼勢力が跋扈して日本の国内政治に対する圧力は激化し、今でも危ういこの国の統治機構は完全に破壊されることになるだろう。

 
 この西尾さんの話は、『80万人中国人永住者いつの間に?外国人参政権で内戦状態のオランダ』オランダは外国人に地方参政権を与えたため、大変なトラブルが起こり内戦状態に陥った。という事態を思い出させますが、日本が第二のオランダになるという現実も、政権やマスメディアが左傾化している限り起こり得ることだと思わずにいられません。

 現に昨日の中国機の領空侵犯のニュースです。
 
 自衛隊の法整備が整っていない今、そして政治が曖昧な今、ゆすりたかり、得意は火事場泥棒の中国が平和ぼけした日本を手中に収めようと虎視眈々と狙っている姿が現れてしまってるではありませんか。

 そして西尾氏は経済面での日本に及ぼす中国の脅威に警鐘を鳴らします。


 実は今、日本が韓国と台湾に安易に渡している産業技術を中国がかすめ取るという事態が頻発している。韓国・台湾経由で日本の技術が盗まれているのである。二〇一二年四月、新日鉄は高機能鋼板の製造技術を盗んだとして提携先の韓国企業を訴えた。これも、製造技術を中国に流出させていた韓国企業の社員が逮捕されたことがきっかけとなってわかった動きである。
 経済界はこれ以上、日本に害をなすこれらの国家を利してはいけない。そういう国からは、工場の見学も、研修生も受け入れるべきではない。政府も速やかに産業スパイ防止法を制定するべきである。適用対象国を中国、韓国、北朝鮮、台湾に限定し、東南アジア諸国との経済交流を今以上に発展させて行くも良いだろう。敵性国家に対して法的措置を取るのは人種差別ではなく、自国防衛の一環である。これだけやられてもニコニコしているのは大バカものである。
 
 中国は日本からの投資だけでなく、技術に依存してやっと生産を支えている。各生産物の部品や素材を日本からの輸入に頼っているからである。日本が今後もそれらを考え無しにタダ喜んで売るようでは話にならない。中国に売りたいという性根を改めて、売らない政策を確立して、中国経済に痛打を与える経済制裁を実行すべきである。
 尖閣を平和の海にしたいなら、そういう力の行使こそが求められる。それは、核開発、宇宙開発、海洋開発という中国の覇権大国への歩みを止めることにも繋がる。
 
 加えて、もはや中国の経済や市場に将来性はないという問題もある。「中国で稼ごう」などと言う小便根性は、一刻も早く捨て去って当然である。今後も中国で企業活動を続ければ、儲けの三倍以上の被害に遭うだろう。いずれは日本人駐在員が殺される事態も起きるだろう。日本人幹部社員が足止めを食らって抑留される予測は今も八方で囁かれている。そうならないと日本は目が覚めないのだろうか。そうなっても目が覚めないかもしれない。この目の覚めない日本というのは、本当にどうしようもない。何とかに付ける薬はもはやないのである。

 わが国は経済力が国家の格を支えてきたのは事実だが、国家の格が経済力を支えてきたことも又事実なのである。だから経済のためにも、尖閣は死のもの狂いで守らなければならないのだ。尖閣を軍事占領されたら、日本は世界の国々からたちどころに軽視され、国債は暴落し、株は投げ売りされ、中国ではない地域との輸出入も大打撃を受けるであろう。経済活動は、国家の安全保障と無関係ではないのである。しかし戦後の日本は、敗北的平和主義の中でそんな当たり前の事すら忘れ去ってしまった。
 わが国の政治が今成すべき最大の課題は、統一された国家意志の確率である。軍事と経済は切り離せない、一体不可分のものであるという認識のもとに、中国と対等の力を持つ国になる事を目指さねばならない。それこそが中国に対する唯一の防衛策であり、アジアの安保環境を安定させることができる方策でもある。韓国にナメられず、北朝鮮を恐れず、中国に脅かされない国になると言う事に外ならない。

  
 (南北朝鮮は言うに及ばず)結局何だかんだ言っても、自国だけでは独立不可能な中国だからこそ、尖閣を侵犯し、その都度こちらの様子を窺い脅しをかけているのですね。

 西尾氏の話には怒りと共にこんな国共が隣国である現実に背筋がゾッとします。これにはとにかく一刻も早い法整備が必要ですし、それには媚中、媚韓が信条の左翼政権を打ち倒し、日本を守る安倍政権が誕生しない事には、早晩西尾氏の話が現実化する日も来そうな気がします。
 
 ただ、西尾氏は安倍総裁に対して(というか、安倍総裁自身ではなく、その周囲の人間達、そして自民党に対して)危惧感を持っています。長くなりましたので、次回にその辺りの事を載せられたらと思います。

 

 

 
 

 
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