AX 2013年02月 - 徒然日記
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安倍総理訪米での記者会見。世耕氏宮崎氏橋下氏。ウェークアップ!ぷらす。

 先週の土曜日に放送されたよみうりテレビ「ウェークアップ!ぷらす」より、安倍総理、アメリカでの記者会見の様子と、世耕さん、宮崎さん、橋下氏による今回の首相訪米の感想と討論です。
 東京の番組より、ずっと分かりやすく見られましたので載せさせて頂くことに致しました。

 安倍総理「総理大臣として6年ぶりに米国を訪問致しました。オバマ大統領は二期目のスタートの忙しい中、バイデン副大統領、そしてケリー国務長官と共に温かく迎えて頂きました。改めて感謝申し上げたいと思います。大統領とは、同盟強化の方向性について、率直に議論し、そして意見の一致を見ました。」



 安倍総理「この3年間で著しく損なわれた日米の絆と信頼を取り戻し、緊密な日米同盟が完全に復活をした。自信を持ってこう宣言をしたいと思います。首脳会談では実に様々な協力分野について議論をしましたが、私から主な成果に絞ってお話しをさせて頂きたいと思います。」


 安倍総理「第一に安全保障でありますが、わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることを踏まえ、日本は米国共に責任を果たしていく決意。オバマ大統領との間で完全に認識を共有を致しました。具体的には集団的自衛権。防衛費の増額。防衛大綱の見直しなど同盟強化に向けたわが国自身の取り組みを大統領にお話しを致しました。また日米間で幅広い分野で防衛協力を進めていくことについて一致を致しました。そして2プラス2会合も活用してフォローアップするよう私と大統領で閣僚に指示すると言う事で一致を致しました。」
 
 安倍総理「米軍再編については普天間飛行場の移設。及び嘉手納以南の土地の返還計画を早期に進めていくことで一致を致しました。第二に地域情勢についてでありますが、日米同盟を基礎にアジア太平洋地域が力ではなく法の支配に基づいたものになるよう日米が協力をしていくことで大統領と意見が一致を致しました。」

 安倍総理「北朝鮮の核実験については追加的制裁を含む新たな安保理決議を速やかに採択するなど、断固とした措置を取るべく引き続き緊密に連携をしていくことを確認致しました。金融制裁について日米間で緊密に協力していくことでも一致を致しました。」

 安倍総理「また拉致問題の解決に向けた強い意志を伝え、改めて大統領の理解と支持を得ました。グローバルな課題についても有意義な意見交換が出来ましたが、特に多くの邦人が犠牲となったアルジェリアのテロ事件もありました。テロ対策について近く日米テロ協議を行うことで合意を致しました。」

 安倍総理「第三に経済であります。日本経済の再生を成し遂げることが安倍内閣の優先課題でありますが、三本の矢について説明し歓迎して頂きました。強いリーダーシップを期待しているとのお話しがあり、日本経済の再生は日米両国、さらには世界にとって有意義であるとの認識の共有を致しました。」


 安倍総理「TPPに関してはその意義やそれぞれの国内事情も含めじっくりと議論を致しました。オバマ大統領との間で、日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品といった二国間貿易上のセンシティビティが両国にある事。最終的な結果は交渉の中で決まっていくものである事。TPP交渉参加に先立って、一方的に全ての関税を撤廃することをあらかじめ約束する事は求められないことの三点を明示的に確認致しました。私は選挙を通じて聖域無き関税撤廃を前提とするTPPには参加しないと国民の皆様にお約束をし、そして今回のオバマ大統領との会談により、TPPでは聖域無き関税撤廃が前提ではない事が明確になりました。なお大統領との会談では私からこれ以外にも私達が示してきた5つの判断基準についても言及をしました。そして今後参加するかどうかという事に付いては、まずはこの日米首脳会談の結果を党に報告を致します。25日は役員会がございますので、そこで説明をし、また友党である公明党にも説明を致します。そしてその上において、交渉参加するかどうかについて、これは政府の専権事項として政府に対して一任をして頂く、そう言うことをお願いをしていきたいと、こう思っております。その上において判断をしていく考えであります。」


 安倍総理「日中関係はわが国において最も大切な二国間関係の一つであります。戦略的互恵関係の原則に中国は立ち戻ってもらいたい、こう思っていますし、対話のドアは常に開かれているという事は申し上げたいと、こう思います。また習近平総書記はですね、年齢的にも私と変わりません。13億の民を統治をして行くと言う事は同じ国の指導者として、それは大変な事であるという事は私も十分に認識しておりますし、大体同世代の指導者としてですね、それは色んな事を話す機会があればいいと思っています。いずれにせよ尖閣の問題については、これは領土問題は存在しないわけであります。そして同時に我々はこの問題をエスカレートさせるつもりもないという事ははっきりと申し上げておきたいと思います。」

 辛坊氏「ワシントンから佐藤さん。首脳会談なんですが、実際今の会見を聞いててですね、どうですか、同行記者団としては、たとえばTPPの文言なんですが、これは予想通りだったのか予想以上の展開だったのか。如何ですか。」


 佐藤記者「はっきり申しまして、予想よりも上だったという風に申し上げて良いと思います。共同声明というのを実は出してるんですね。首脳同士が先程。これ当初あまり言われてなかったんですが、こちらでは交渉に参加する場合には全ての物品が交渉の対象とされることは確認する。これが一つあるんです。しかし最終的な結果は交渉の中で決まっていくものであり、一方的に全ての関税を撤廃する事をあらかじめ約束する事を求められるものではないことも確認すると。つまり聖域無き関税撤廃というものが前提ではないと言う事を言ってるわけですよね。従って安倍総理は記者会見でもオバマ大統領との議論を踏まえて聖域無き関税撤廃前提でないという認識に立ったと。そして交渉参加に向けた態度を近いうち判断したいという会見になってるわけですよね。」

 辛坊氏「なるほど、その辺りは後ほどこのスタジオで討論して参りますが、それ以外の事も含めて今回首脳会談てのは全体でどのくらいの時間行われたんですか?」

 佐藤記者「ランチも含めまして2時間程度ですけれども、その間に私達もホワイトハウスに入れてもらって、二人が腰掛けてお話になるという場面もありました。」

 辛坊氏「どんな雰囲気でした。」

 佐藤記者「初めての会談と言う事で緊張感も感じましたけれども、二人ともリラックスした感じでソファに座ってですね、特に私印象深かったのは中国問題について安倍総理がお話しになったときなんですけど、安倍総理が中国に対して私達は冷静に対処してきたし、これからも冷静に対処していくとお話しになった時に、隣のオバマ大統領がそれまではあまり表情を動かさなかったんですが、非常にうんうんと頷いていたんですね。やはり今回中国をなるべく刺激しないという配慮が感じられる首脳会談だったと言えると思います。」


 辛坊氏「なるほど。さあ、スタジオのコメンテーターの皆さんに伺って参ります。世耕さん、記者会見をお聞きになってどうですか?」
 
 世耕氏「非常に予想以上の成果があったと思います。TPPとか色んな個別の問題もあるんですけど、今回の首脳会談、実は一番重要だったのはアメリカ、オバマ大統領からすればですね、この政権ちゃんと付き合えるのかという事です。ここまで毎回一年で交代してきた中でですね、今度の安倍政権ってのが付き合えるのかどうかって、これをやっぱりオバマ大統領にきちんと信頼してもらうって事が重要だった。で、アベノミクスできっちりやってきてるという事で、今もお話しにありましたが中国に対しては毅然とはするけれども、冷静に対応していくというような事とかですね、或いは同盟国としての責任を果たしていくと言う事。これでかなりですね、この政権とは信頼をして付き合っていけると、そういう信頼関係が出来たって事がまずやっぱり今回の会談の一番の成果だったんじゃないかと思います。」


 辛坊氏「なるほど。具体的にTPPの話をしていきたいと思いますが、TPPに関しては25日の役員会で自民党に諮って友党の公明党との話し合いもして、参加に関しては政府の専権事項だと。つまり党内でどんな反対が出ても五郎さんこれはやるんだという風に受け止めるべきでしょうね。」


 橋本氏「そうです。まずこれは原則をね。今回は入り口、それは最終的に政府が決めるんだよと。しかしその前は十分話し合いはするんですよという原則をきちんと。だから一歩一歩道筋はちゃんとつけてるって事は言えますね。」

 辛坊氏「岩田さん、でも聞くとほとんど交渉参加宣言に近いような。」


 岩田氏「ですよね。ですからこれ戻ってね、党内に勿論反対派いるわけですから、これに対してこの聖域無き関税撤廃が前提でないって事言ってるわけですから、これはもう明らかになったと言ってるので、多分反対勢力ってのはね、抑えられるんじゃないかと。多分安倍さんも今の頭の中でも自信は相当芽ばえているんだと思いますけど。」

 辛坊氏「橋下さん、会見を聞いて。」


 橋下氏「僕は野党の代表なので、ちょっと嫌味を言わさせてもらいたいと思うんでけどね、今回は、これ当たり前の事なんです。初めから当たり前の事。何かと言えば聖域無き関税撤廃ってのはあくまでも目標なのでね、交渉でその目標に向かっていきましょうというのは当たり前の事なんです。だから交渉に参加してオンザテーブルに全て載せますけれども、交渉如何によっては最後の結論はどうにでもなるってのは当たり前の話だから、日本維新の会も先ずは交渉参加をしましょうよと。で、交渉の中で聖域無き関税撤廃についてはね、やっぱりそこは関税設ける設けないというのはきちっと国益を守る為にはやりましょうっていうのは、ずっと選挙中から言ってきました。ただね、安倍首相の今回凄いところは、僕は議員を纏めるグループの代表についていますから、このね、議員を纏める難しさってのも経験してます。これはちょっと嫌味でホント申し訳無いけれども、安倍首相の日米会談での成果と言うよりもね、党内向けですよ。党内手続きを着実に進めるためにね、一歩一歩進めていったという所はもの凄い政治的手腕があると思います。ただこのTPP関してはね、申し訳無いけど当たり前の話です。」

 辛坊氏「実際、自民党の公約も聖域無き関税撤廃である限りは反対っていうのは、こういう貿易交渉で聖域無きなんて事は有り得ないわけで、これはもう初めから宮崎さん入ると言う事は去年の公約から宣言してるのと実質的には同じだったと思うんですが。」



 宮崎さん「そう言う意味ではね、アメリカ側とある種平仄(ひょうそく)が合ってる所があって、アメリカは事前にはね、ある程度例外無きっていうのを強調したりして、通商代表部なんてかなり強硬に見えるような事を言ってたんだけど、実際にこうやって首脳会談が行われると妥当な着地点が見出された。そういうこのなんかね、呼吸の合方っていうのが見えてくる。それがまさに世耕さんが仰った信頼感の醸成というものなのかもしれませんね。」

 辛坊氏「佐藤さん、その辺り水面下で相当厳しい交渉があったのではないかと思うんですが、どうですか?」

 佐藤記者「そうだと思います。勿論、外務省、経済産業省併せて色々すりあわせはして来たんだと思いますが、やはり今回大きいのはですね、聖域無き関税撤廃を前提としないという事を二人の首脳が共同声明という形で明示的に示したと言う事が意味が大きいんだと思いますね。したがってこれから交渉参加に向けた動きは加速化していくと見ています。」

 辛坊氏「その一方で今回共同声明は異例な形で発表されましたが、共同記者会見が行われなかった。或いは空港での出迎えも含めて、ちょっと温度が低いんではないのかって言う見方もありました。この辺り如何です?」

 佐藤記者「確かにそう言う声もありますね。しかし今日の二人の会見を見ておりましてね、時間もかなり取られたんですね。15分ほどでしょうか。我々の質問も受け容れてくれたと言う事で、その状況を見てみますと、まあ普通の対応ではないかという風に見ております。」


 辛坊氏「なるほど。さあ、それ以外の論点をちょっとここにあります。今回の日米首脳会談の論点幾つかあったんですが、たとえば在日米軍問題に関して言うと、普天間の移設、それから嘉手納以南のとにかく撤去するという事に関しては改めて確認をするという事に世耕さんなりました。」

 世耕氏「そうですね。で、今、出迎えとか色んなお話しありましたけれど、オバマ大統領っていうのはどの首脳に対しても極めて実務的な対応をする人ですから、全くこれは違和感は無いなという風に思いますね。」

 辛坊氏「比較的ドライな人のようですね。」



 世耕氏「まあ安倍総理自身もあんまりおべんちゃらとかそういう人ではないので、そう言う意味では二人とも性格が合ったんじゃないですかね。極めてもう二時間近くも具体的な話題をみっちり話したという首脳会談だったと思います。」

 辛坊氏「川北さん16歳までアメリカで暮らしてらして、完全なバイリンガルですが、アメリカにいたときの日本感っていうか、日本に来てからの日本感というか、オバマ大統領って人はどういう人ですか。」



 川北氏「そうですね。向こうではアイドルみたいな感じで、奥さんとかも家族構成も凄い皆さん憧れてますね。」

 辛坊氏「その辺りの政治家のポジションっていうのが日米随分違いますね。」



 世耕氏「アイドルになるなんて羨ましいです(笑)橋下さんちょっとそうかもわからないですが、大阪市民の間では」



 橋下氏「どんだけ叩かれてますか、もうホントに(笑)」

 辛坊氏「そして北朝鮮に関しては新たな制裁決議への連携。これも明確に表明されました。やっぱり一つの焦点としては対中国なんですが、この辺りは岩井さんどう読み解いたらいいんですか。」


 岩井氏「オバマ大統領としては、あまりね、日中関係が先鋭化するっていうのは望んでないわけですよね。ですから抑制的な対応をして今後解決図ってくれっていうような、そう言う意味合いの文言も出てますんでね、これは帰ってきてから対中国に対して安倍さんがやるっていうのは本格的に試されることになるんだと思いますが。」

 橋本氏「あの、安倍政権というのは私から見れば誤解されている。というのはもの凄いタカ派でね、超タカ派で、今にも尖閣守る為に軍隊やるみたいなイメージですが、決してそうじゃない。で、今回はその意味は非常にあったと思う。アメリカに対して。それは国益を守る為には毅然としますよと。しかし現実的な対応はちゃんとやりますよと。これは当たり前の事でね、これはその意味は非常にあったと思うんです。」

 宮崎さん「これ総論の部分でね、アジアの関係というのは力によるものではなくて、法の支配によって構築されていくべきものだという風に前段で仰いますけど、これまさに中国に対するメッセージなんですよね。」

 辛坊氏「橋下さん。」


 橋下氏「いや僕も弁護士出身ですからね。大体先にボーンって言って現実的なところを探って決めていくって、そういうやり方でずっとやってきましたけどね、安倍首相はさらにそれを越えて一歩上手を行かれたなと思うんです。というのは、総選挙の時はね、そこまで言いますかっていうぐらいまで強硬な話をバンバン言って、まあこれもまた野党の代表ですから嫌味を言わさせてもらうと、ちょうどあの時に国民もですね、ちょっとナショナリズム的な気運が気持ちがありましたから、それをグッと掴んでですね、でも実際に首相に就かれると、こうやって現実的な対応をするということで、極めてここもね、野党の代表としてはホント悔しいんですけれども、一つずつ着実に進められてるなというのは正直に思いますね。」

 辛坊氏「佐藤さん、対中国なんですが、取材しててどんな雰囲気を感じましたですか。」

 佐藤記者「先程の会談の後にですね、こちらのシンクタンクで政策スピーチというものを安倍総理行っていて、ここで質問も出たんですね。出席者から。中国との関係についてはエスカレートさせるつもりは日本側には全く無いと言う事をこの際申し上げてるとか、努めてこの冷静さを強調しております。やはり中国とは対話関係を強めていくと、門戸は開いているという姿勢をかなり今回アメリカでも強調していますね。」

 辛坊氏「なるほど。世耕さん、さっきちょっと聞き忘れたんですが、TPPに関してですね、これもし安倍さん戻って来て党内に図ると、党内は纏まるんですか?」



 世耕氏「これは纏めていかなければいけないと思います。そんなに時間をかけずに纏めていかなければいけない。ここは残念ながら、我々民主党と違う所なんですね。党内手続きというのはキチッと踏んでいきますから、必ず何処かでコンセンサスは出来ると思います。で、これは、ここからは交渉なんですから、どうやって今農業で心配されている分野をですね、まず聖域に入れてく努力をするかっていう事と、今度聖域として入らないとなった分野についてですね、どういう形で今度は国が対策を打ってくかと。そういうステージに変わって来るという風に思います。なんか何でもワーっと反対だっていう所ではもう無くなってくるんだろうという風に思います。」

 辛坊氏「五郎さん、これもし交渉参加という事になったら日本として何に注意しなければいけないと。」

 橋本氏「これはね、私はずーっと話がね、考え方が逆だと思ってるんですよ。一番影響を受ける農業についてどうするのかっていうのが平行する。或いはその前に農業はこういう具合に展望できますよって言うのが先にあって、じゃあ今度の問題はこういう具合にちゃんとクリア出来るんですよっていう、そう言う方向で行かなきゃいけないのが、農業の方の改革がさっぱり進まないで、参加するかしないかばかりになってる。ここはやっぱり早くやらないとダメですよ。これは。」

 世耕氏「これは我々成長戦略の方でですね、これから農業を改革していく、農業を成長産業にしていくんだってメニューもバンと入れてますので、その辺と平行にやっていきたいと思っています。」


 橋本氏「そう言う形で問題の提出の仕方をこれからやっていくって事をしないとダメですね。」

 辛坊氏「橋下さん、まあこのTPPに関しては維新としては元々の公約としてこれは推進だっていう立場でした。」

 橋下氏「そうですよ。で、ちょっとね、石原代表のグループと一緒になったときに後退したんじゃないかと、TPPについては後退したんじゃないかという事を言われましたけれど、いやまさに安倍首相が言われてた事を僕はずっと言い続けて、まずは交渉に参加ですと。で、交渉に参加した後、交渉の結果次第では勿論国益に反する場合には蹴りますよという話はずっとしていましたのでね、全くこれ問題無いんです。安倍首相もね、これだけ前に進んでいったのは、また野党の立場から言うと僕らが応援したって所もあるのかな?ってありますよ。みんなの党と日本維新の会はこれはもうドンドンやって下さいっていう事で言ってましたからね、党内の反対派を抑えるためにも、そういう力を使ってくれたと言う事であれば、僕はもう与党野党の関係は嫌なのでね、日本のために良いことは進めていきたいと思ってますから、とにかくTPP交渉参加するって事は僕は日本のために良いことだと思ってます。」

 辛坊氏「これおそらく交渉参加を日本が表明して、その後アメリカ議会が認めるというのに90日間時間がかかる。そうすると2月の最終週に表明したとしても、5月の末ぐらいが実際交渉の現実的な入り口と。で、大体2.3ヶ月に一回ずつ交渉が行われて、秋には妥結という事になるとホントに秋に妥結と言う事になったら2回ぐらいしか交渉参加の余地がない。」

 世耕氏「はい。ただ一方でですね、今回そもそもの聖域の部分の表現についてアメリカ厳しかったわけですが、今回大統領がちゃんと確認をしてきたと、この背景にはやはりアベノミクスが利いてるんです。日本がこれから成長していく、デフレを脱却して成長していくって事は日本がやっぱり魅力的なマーケットだと。どうしてもTPPに入ってもらわなければいけない。その為にはという動きがあったわけですから。」



 宮崎さん「そう言う意味ではアメリカ側にもね、当然聖域というような分野というようなものがあって、砂糖とかね、自動車とかね、円高と関わりのあるように自動車とか機械とかあるわけですよ。だからそういう所が交渉となっていくと言う事でしょうね。」

 辛坊氏「この間G20、その前のG8でもですね、円安誘導だと叩かれてもおかしくないような局面で、アメリカが後ろから、『いやそんな事無いですよ』というバックアップしてくれたのは、今回の事があったんで、どうも事前にその辺りのすりあわせが岩田さんあったんじゃないかと言う。」


 岩田氏「そうです。日米関係っていうのは空白の3年3ヶ月なんていうね、民主党怒るかもしれないけど、言われてる中で言うと、それを建て直したいっていうのはアメリカ側にもあってその支援ていう形の発言っていうのはやっぱりあったんだと思いますね。」

 辛坊氏「これしかし参議院選挙の前に参加という事になると、その辺りが維新としては争点にならなくなりますね。」

 橋下氏「いやでも、日本のためにね、良ければいいんですよ。野党だからと言って何でもかんでも与党の政権政党の足を引っ張るなんてとんでもないです。良いことは進める。ただ僕は農業改革と、地方分権、特に既得権打破。これは自民党には出来ないと言うそういう思いでね、これから国会で色々と自民党と論戦をさせてもらいたいと思いますので、農業改革、特に地方分権ですね。この辺りは出来ないと。・・あのーやってもらいたいんでね。そういう意味で国会で論戦していきたいですね。」

 
 以上が、先週23日のよみうりテレビ『ウェークアップ!ぷらす』で取り上げられた安倍総理訪米に関する討論でした。
 
 安倍総理訪米に関する報道は散々関東の番組で取り上げていますが、関西の番組はとにかく同じテーマを取り上げるにしても、コメンテーターや司会者が安倍総理に対して偏向的な観点から入っていかない事、そして関西の方の性格もあるのでしょうが、話がポンポンと小気味良く運んでいきますので後味が良くて、さらに裏側まで突っ込んだ話に及ぶことも多々ありまして、ちょっと期待しながら興味津々で拝見しています。
 それにしても橋下氏って何でこんなに同じ事を幾度も繰り返すのかなぁ‥と書き起こししながら感じた次第でした。



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Mr.サンデー、安倍総理訪米、オバマ氏との会見について。木村太郎氏。

 今日は昨夜のMr.サンデーで木村太郎氏の安倍総理訪米とその成果に関するニュースがございました。 
 宮根氏「共同声明までこぎ着けた、この成功の裏に何があったんですか?」
 

 木村氏「私もそれ知りたかったんですけども、初めは実は相当これ堅苦しい雰囲気だったようです。それがどう変わったのか、安倍総理こう言ってます。」



 安倍総理「最初は大変ビジネスライク。しかし昼食の場においては色んな冗談も言われてですね、だいぶ和やかになりました。」

 木村氏「つまり最初の会談と食事会で随分雰囲気が変わったんですね。で、何がそこにあったのかというとですね、実はこれなんです。」


 木村氏「昼食会の会場へ移る途中で安倍さんはオバマ大統領にゴルフのパターを送ったんですね。そしてそこでGet in the hole。これをとにかく完成させようじゃないか。つまりパット入れちゃおうじゃないか。Yes we can!!これはオバマ大統領のキャッチフレーズですよね。こう言ったわけです。で、オバマ大統領って凄いゴルフ好きなんですよ。つい先日も記者団をまいてですね、タイガー・ウッズとゴルフをして散々叩かれた事があるんですけれど。これが切っ掛けでその後の食事会大変雰囲気が変わったそうです。そこでTPP問題もですね、色々話が進んだと言う事みたいでした。」

 宮根氏「Yes we canって安倍さんが言ったんですか。」

 木村氏「そうです。一緒に是非やりましょうと言う事で。」

 宮根氏「ゴルフ好きだと分かってて安倍さんはパターを出した。そのパターを出したタイミングは絶妙だったと言う事ですよね。」



 木村氏「そうですね、パターも良かったし、で、自分のお爺さんはアイゼンハワー大統領と一緒にここでゴルフをして大変仲良くなりましたって話もしたようです。」

 宮根氏「その個人的な関係が日米関係に直結するとは言えないんですが、小泉さん、ブッシュさん、中曽根さん、レーガンさんのようないわゆる人間関係とは違う形の友情みたいなのが生まれたと思っても良いんですかね。」



 木村氏「ええ。お互いビジネスライクな総理大臣と大統領の間でこれまでと違った、たとえばバラク、それからなんだ?そういうファーストネームで呼び合う間柄じゃないんですけれども、互いに信頼できる関係が醸成されたと言う事じゃないかと思います。それは翌日のNYタイムズも『これで日本と米国の関係は正常に戻った。』実は安倍さん非常に象徴的なことを言ってるんですが、会談の後、国際戦略研究所で公演するんですね。そこで『I am back』って、これはターミネーターでシュワルツェネッガーさんが言う台詞なんですよ。これを言って大変受けた。これは安倍さんが戻ってきただけじゃなくて、日本が戻って来たよ。そういう事でアメリカでは非常に好意的に受け取られています。」

 宮根氏「木村さん、初の日米首脳会談。100点満点で何点?」

 木村氏「僕は90点ぐらい付けられると思います。」

 宮根氏「マイナス10は何ですか。」

 木村氏「マイナス10はもう少し解決するべき問題もあったかなと、でもこれは後に取っといていいことじゃないでしょうか。」

 宮根氏「という事は安倍さんにとって大満足の日米首脳会談だったという事ですね。」


 木村氏「そうです。」

 宮根氏「木村さん、お土産いいですからね。無事に帰ってきて下さい。」

 木村氏は終始上機嫌で安倍総理訪米での成果を伝えていらっしゃってました。
 先日の『サタずば』では安倍総理の日米同盟は完全に復活したという言葉を受けて、みのもんたや岩見氏が散々叩いていましたが、木村氏のお話ではNYタイムズ紙が『これで日本と米国の関係は正常に戻った。』と書いている事も明かされて、安倍総理のご発言が誇張ではなかった事が証明されました。
 木村氏が教えて下さらなかったらみのもんたの話が一人歩きしていたかもしれない報道。
 TVの司会者が個人的感情も交じった憶測でものを言う事は自重して欲しいと強く感じた次第でした。
 



朝ズバっ! 安倍総理、TPP参加について。

 今朝の朝ズバッ!です。



 安倍総理「今後とも大統領との信頼関係の上に、より強固な日米同盟を築いていく考えであります」

 会談の成果について記者会見でこう胸を張った安倍総理。

 今回の首脳会談に当たって、安倍総理はオバマ大統領に手土産としてゴルフのパターを送りました。
 安倍総理は祖父の岸信介元総理が1957年の首脳会談後、アイゼンハワー元大統領とゴルフを楽しんだエピソードを紹介し、その場は和やかなムードに。
 ゴルフ好きで知られるオバマ大統領に送られたパターは山形にある山田パター工房で製作された物。
 去年、世界最小スコア55を記録した選手が、この工房のパターを使い世界中で知られる事になりました。

 その為、オバマ大統領が指名したのではないかという、パターの製作者で工房の社長山田徹さんに今月18日急遽外務省から注文が入りました。
 しかし今回時間が無く、既製品を送ることになってしまったため、ハンドメイドのパター2種類を新たに製作。今後送る予定だと言う事です。



 時折ポーズを取るなど和やかにスピーチした安倍総理。
 その後の質疑応答で尖閣諸島について問われると次のように答えました。


 安倍総理「日本はずっと冷静に対処してきましたが、これをエスカレートさせるつもりは日本側には全く無いという事はこの際申し上げておきたいと思います。」


 また今回の日米首脳会談は中国の国営テレビもトップニュースで報道。
 しかしその内容は。


 「安倍総理はアメリカ側から冷ややかな扱いを受けました。安倍総理は一方的にアメリカに取り入ろうとしましたが駄目でした。」

 また中国国営の新華社通信も一昨日、『あまり成果がなかった』とし、冷たくて背もたれのない椅子に座らせるという中国の慣用句を用いた表現で、安倍総理が冷遇されたと論評しました。


 こうした報道について中国の事情に詳しいジャーナリストの富坂聰さんは。
 
 「中国にとって日本は孤立してるよ。という宣伝戦略の要になってるわけですよね。尖閣の問題で日本が自信を持って強硬に中国に攻めてくるという事を避けるということですよね。だから中国としてはそこを強調しておきたいという事ですよね。」

 また中国国営テレビは安倍総理が最も期待していた尖閣問題にオバマ大統領が一切触れなかった。と強調した上で、

 「アメリカを切り札にすると言う、取らぬ狸の皮算用をしてましたが、その思惑は叶いませんでした。」と、辛辣な表現で日本を強く牽制。
 新華社通信も「アメリカが革新的な利益ではない尖閣諸島の問題で、軽々しく中国と対決することはない」と伝えました。

 富坂氏「積極的に問題を大きくして中国と対峙しなければならないような状況を作られる事もアメリカとしては嫌だと。アメリカというのはこの問題では不介入であると、その考え方に押し込めたい戦略を持ってるわけですよね。」

 一方TPP交渉の参加について、昨日帰国した安倍総理は、今回の会談を受け国内調整に入る方針で、自民党の石破幹事長は。

 石破氏「総理が国益をかけて守るべき物を守る。という決意の元に交渉された。その結果は重んじたいし、与党としてそれを支えたいと思っております。」
 
 また菅官房長官は昨日のテレビ番組で安倍総理が近く交渉参加を表明するとの見通しを示しました。
 菅官房長官「一つのハードルは私は越えることが出来たと思ってますから、そう言う中で総理が判断していくだろうと、こう思います。」

 しかしJA全中の萬歳会長は、日本の農産品について「関税撤廃の対象から除外することを確認したわけですない」として、改めて交渉参加に反対を表明。
 TPPに慎重な立場の自民党議員も

 森山氏「政府与党が一体でないと、政治が進みませんので、ここは我々の意見というものも総理はしっかり聞いて頂けると思っておりますし。」

 さらに沖縄の基地問題については辺野古の埋め立て申請を巡って、あくまで県外移設を求める沖縄県側をどう説得するのか、この問題でも安倍総理は正念場を迎えることになります。
 
 
 井上アナ「TPPについては共同声明が纏められました。全ての関税撤廃を予め約束する事を求められるものではないことを確認するという文言が入ったわけです。しかし国内を見てみますと、自民党内にもTPP慎重派がいます。TPP参加の即時撤回を求める会。これは議員連盟で自民党だけで240人ほどが参加するもの。森山会長『政府与党が一体でないと政治が進まないので我々の意見も総理はしっかり聞いて頂けると思っている』そう発言していました。」

 みの「この辺どうなんですか?読みとしては。」

 池田氏「そうですね。方向性がこれで打ち出されましたから、実質上ね。行くと、やるという事ですから、どの程度、どの分野を、どの品目をと、具体論にこれから入っていくという事なんで、それを見越してこういう牽制球が投げられてると、こういう場面ですね。」

 みの「柿崎さんどうですか。」



 柿崎氏「先程みのさん聖域って言いましたけど、今後は党内どう説得するかですけども、その聖域カードを使うという事ですね。つまり森山さんは鹿児島ですから、農業ですね。農業が聖域になりますよという説得で与党内の反対を。まあ業界団体のあれを受けた与党内の反対をそれで説得していくって事だと思います。ただこれ反対があるから非常に難しいって見方も出来ますけど、党内に反対派を抱えていた方が与野党双方の役割を与党内の中で演じることが出来ますので、且つまた抵抗があるのを安倍総理の指導力で押し切るって面も演出できますので、これは強ち悪い事でもないんです。で、その為のカードが出来たって事なんで、安倍さんからすれば今回の首脳会談は良かったと言うことだと思います。」

 みの「要するに分かりやすく言うとあれですか?今回のオバマさんとのと話で、TPPに関してはアメリカも日本もダメなものはダメ、良いものは良い。そう言うとこからスタートしようよって言う事ですか?」

 柿崎氏「アメリカは自動車の話を早々に出してきてましたからね。」

 みの「って事ですよね。だとしたら何の問題も無いじゃない。いち早く交渉につきゃいいじゃない。全く撤廃。全てって言うんだったらこりゃ色々問題があるかもしれないけどもね。」

 井上アナ「そう言った意味で先の話に目を転じてみましょうか。スケジュール、今後の動きをざっとまとめました。自民・公明両党に会談結果を報告し与党内で意見調整が行われます。3月中にも交渉参加を表明することが取材で分かってきました。3月5月と交渉参加国の会合。閣僚レベルのものが行われます。」

 井上アナ「ポイントが一つあるんです。それが90日ルールと言われているもの。交渉参加するためにはアメリカ議会の了承が必要なんです。結論が出るまでに90日かかると言われている。」

 井上アナ「逆算すると3月に正式表明したとしても、日本が交渉参加国会合に入るのは、早くても9月頃ではないかと言われている。年内にTPP交渉妥結と言われている中でどのくらい日本が存在を示せるのかと。言う所になっています。」

 みの「池田さん、TPPの交渉に参加する。何でアメリカの議会の承認が必要なんですか?」


 池田氏「それは手続き上今まで。それは他の国もそうなんですが、そういう風になってきまして、アメリカ主体に進められてますから事実上ね。」


 みの「議会の承認が必要?」



 池田氏「がないと入れないんですよ。交渉に。それでだから駆け込み暮れまでって事でいうと9月って事はかなり駆け込みに近いじゃないですか。じゃどうなんだ。それで間に合うのかと、実質。ただ参加するって決めた以上、これは早く参加した方が良いと思うんですけど。それで日本に有利か不利かって言うとですね、これやり方次第なんです。結局ね。9月に入ったから有利だ不利だとかって話じゃなくて、じゃあTPPに入って有利って何だ振りって何だっていう所を確認しておかなくちゃいけなくて、これ目指すところは何かというと。有利、つまり国益がプラスだっていう事は何かと言えば、そりゃ開放される海外の市場に日本が攻め入ることが出来ますからGDPにブラスになりますよ?でも一方で国を開きますから攻め込まれる部分もありますよ?と。で、トータルで見た時に、プラスになりますよ、日本のGDPが増えて、日本の雇用が増えますと。これが最終的な目的なんで、これを忘れちゃいけないんです。だから攻め込まれるんじゃないかって恐れている人たちは不利だ不利だ不利だと言います。攻めようと思ってる人たちは有利だ有利だ有利だと言います。トータルでどうなんだっていう所でプラスになるよという事で初めて国益がプラスと、有利と言う話になります。そこに持ってくためにどうすればいいかっていう準備をこれから9月までに、これから日本の国内でも戦略を纏めなきゃいけないという過程です。」

 みのもんた90日ルールの部分を指して

 みの「ここね、日本人はよく考えなきゃ行けないと思いますよ。国会議員の皆さんも。何でTPPに参加するしないがアメリカの議会の承認なんだ、アメリカが管理会社だからです?じゃあ中国が参加するしないとなった場合、アメリカの議会が反対したらどうなるんですか?」

 柿崎氏「それは議会が業界団体をある程度背負ってますから、そこを入れなきゃ国が守れないというアメリカなりの事情ですね。」

 みの「アメリカの事情だよね。」



 柿崎氏「で、中国は国有企業が抱えてますから、国有企業の優遇を止めさせるって事もやるんですよ。中国はその時点で言うと入りたくないって事なんです。ですから、入りたくないけど、進めてもらっても困ると。そのグループ化をね。という所でこういう牽制をしているんだと思いますね。」


 みの「しかもそのアメリカははっきり言うけれども、自動車に関してはダメだとかね。農業に関しては良いよとか。これもまた随分勝手な話ですよね。」

 池田氏「だから日本は日本の事情があり、アメリカはアメリカの事情がありますから、双方でこれ皆お互い歩み寄りましょうと。それが交渉ですから、だからお互い聖域って言うか守るべきものは守っていきましょう。出来る事からやっていきましょう。これが通常交渉の基本ですからね。そういうプロセスが進んで行くんだと思いますよ。だからやると決めたら早くやんないとダメですね。」

 菅野氏「何事も今だと平行線みたいな感じだと思うんですよ。賛成派の人と反対派の人達が。そこの所を、何事もメリットデメリットってあるわけなんで、そのデメリットの所を如何にフォローしていくかっていう事をもっと全面的に出して行ったらいいと思います。」

 みの「アメリカの議会で反対する議員いるんですかね。」


 池田氏「無くはないかもしれませんね。ただアメリカとしたら攻めたいわけですから、日本に国を開かせようという事においては、やっぱりじゃあやろうという話になるだろうと思いますけどね。」

 柿崎氏「それで言って尖閣の問題ですけれども、中国、もう一つ言ってますけれども、首脳会談では言ってませんけれども、外相会談で国務長官がはっきりとですね、尖閣は防衛すると言う事と、日本が冷静な対応をしてる事は評価しているわけですよ。そう言う意味で言えば。」


 みの「そうですよね。だって日米安全保障条約の中に入るんですから。」

 
 柿崎氏「全ての会談を日米首脳会議と考えればアメリカ側は言ってるんです。首脳会談で言わないって事で中国にカードを切って、外相会談で言う事で日本にカードを切る。まあ、北朝鮮問題抱えてますから、結局中国の協力も必要なんで、そう言うやり方をしたって言うだけで、冷遇されたわけでは全く無いですね。中国の言い分は一方的なものです。」

 みの「なるほどね。」

 と、ここまでが今朝の朝ズバでしたが、土曜のサタずばと違い、今朝のみのもんたがまともな事を言っていたのと、コメンテーターの方々も真面目にまともな事を仰っておりまして、ちょっとビックリでした。(裏があるんじゃないかと勘ぐってしまうほどでした。)

 特に最後の所で柿崎氏が、中国メディアの報道に対し、実際の日米会談ではしっかり尖閣も防衛の話もなされていた事を話して下さり、ホッとしたような感じでした。
 しかし、TPPをTBSがここまで後押しするとは思いませんでした



安倍総理訪米でオバマ氏と会談。ケビン・メアの話にみの大恥。サタずば

 前回のPart2です。

 龍崎氏「たった今、日米の共同声明が出されました。その中で私達一番関心を持っていたTPPの問題ですけど、『両国の共同声明としてですね。TPP交渉参加に際し、一方的に全ての関税を撤廃することを、あらかじめ約束することを求められるものではないことを確認する』と。」

 みの「ではない?」

 龍崎氏「つまりこれは二重否定になってるんですが、日本側にすれば聖域を作って欲しい。聖域が無いというのがアメリカの主張でした。しかし聖域がないと言う事が必ずしもそうではないと。つまり聖域が無いという事が今決まっているわけではないと。こういう言い方をして共同声明が出されました。」




 みの「と言う事はあれですね。一歩進みましたね。いずれにしても日本の姿勢は。」

 龍崎氏「そうですね。日本側からすれば、いわゆる日本側が求めていた主張がある程度アメリカに理解をされたと。で、この共同声明の中にはですね。たとえば自動車部門であるとか、両国の間に関税に関して守るべきものがあるんだと言う事を匂わせてますので、これは交渉参加に、日本側からすれば交渉参加の道を開くもの。そういう形の共同声明が出たという風に考えて良いと思いますね。」


 みの「なるほど、岩見さんどうですか。」



 岩見氏「多分そう言うことになるだろうと思ってました。アメリカだってここで決裂ってわけにはなかなか行かないからね。ただこれで安倍さんが交渉参加しますと言い切れるかどうか。それはまだ分かんないですね。」

 
 みの「このコーナーからですね、元アメリカの国務省日本部長でありましたね、ケビン・メアさんにも参加して頂きます。お早うございます。ケビンさん、非常に日本語を‥」



 メア氏「通訳しましょうか?(笑)」

 みの「ホント、日本語を通訳して欲しい」
 
 メア氏「日本語を日本語に通訳しましょう。これの本当の意味はTPPに入る条件として全ての分野をテーブルに置いて交渉するという事。」

 みの「全ての分野を?」



 メア氏「そう、交渉に入ることだけです。結果的に全ての分野の聖域が全く無いという意味がありません。そういう風にどうやってこういう共同声明で曖昧に出来るかという問題でしたね。交渉の間で。だから交渉に入るべきだと私は思う。日本の国益のためにTPPの主な目的は出来るだけ各国が同じ開放的なルールで競争力がないところを保護するんじゃなくて、競争力があるところを促進すべきだという基本的な概念ですから、でも交渉に入るんだったら早く入る方が良い。何故かと言うと各国がいわゆる自分の聖域を考えてるから、交渉も進んでるから時間が経てば立つほど、日本の立場が、交渉の立場が弱くなると言う恐れがあります。」


 
 みの「アメリカのTPPを大事にしたいっていう本当の思いは全て自由にしようって所にあるんですか?それとも」

 メア氏「理想的には自由にすべきだと思うんですけれども、アメリカにも聖域があるのは事実で、たとえば砂糖とか。それは完全開放するわけ期待出来ない。という事ですので、でも交渉に入る条件が、交渉に入る前に、じゃあこの米とか保護したいから交渉の対象にならないとは言えない。交渉に入るために。でも現実的に考えると各今までの交渉を見ると、TPPもそうですけど、聖域が完全に無くなるという事は無いんです。」



 岩見氏「これ通訳すると、要するに交渉に入ることに合意したんですか?両国政府は。」

 メア氏「交渉に入る事?」

 岩見氏「うん。」

 メア氏「いや、それはまだ日本側が決めてないでしょう?でもそれは首相が自民党の中から反発がある事は認識してますけど、交渉に入ると決断したら主導力を発揮して自民党も付いて行くと思いますけどね。」



 岩見氏「この今の通訳して頂くと、この文面からだけでははっきり分からなかったです。」

 河野氏「例外は無いけど、聖域はあるという事ですから、自民党はこれでGOサインを出して交渉に入るという事になると思いますね。」



 みの「ケビンさん、一つ聞きたいんですが、アメリカのオバマ大統領が忙しい中。『そうか、来るなら会おう』と昼飯を食おうと思った一番のポイントは何処に置いてるんですか?」

 メア氏「いや、安倍首相は訪米されたときは歓迎されたと思いますよ。あの緊密な関係ですから、番組のさっきの所外から見てたけど、晩餐会がなかったから冷たいとか、そういう話がいつもある話ですけど、私の目から見ると、その国務相の経験から見ると、日米の関係は凄く緊密な関係ですから、親しい友達が自分の家に来るとき、そんなに豪華な晩餐会はやる必要が無いんです。逆にworking lunch英語で言うと。事務的な話をする方が良いと思って、一時間ぐらい会議して、ちょっと記者団と会って、それから一時間以上のworking lunchするとその方が緊密な関係であるからこそ出来る事です。」(先程のコーナーで安倍総理を小馬鹿にした話を聞いていたメア氏は感じる所があったようで、アメリカでの晩餐会とworking lunchの違いを説明して下さいましたが、自身の妄想を打ち消されたみのもんたは消沈気味・・・)



 みの「はぁ。何か我々だと(我々って誰と誰の事なのでしょう)凄く派手なセレモニーがあった方がいいんじゃないかと思っちゃうんだけど、そうじゃない。」



 メア氏「そう言うセレモニーで何も話す事は出来ない。意味が無いんです。セレモニーだけ。行事、儀式だけですから。でも日米関係、凄くアジアにとって重要な同盟関係ですから、そういうセレモニーより時間を効果的に使って、意見交換して、突っ込んだ意見交換出来るよう色々話題を話す必要があるからworking lunchの方が逆に歓迎されてるように解釈すべきです。
  
 みの「今回成果はどうですか。そうすると。どんなところに出て来ますか、これで。」

 メア氏「今から見た情報によるとかなり良い成果が出てると思います。まず戦力的な話しましたから、中国からの脅威はどう対処する。北朝鮮の脅威にどう対処するか。日米同盟、進化するって皆言うんだけど、今までの首相がアメリカに言って日米同盟を進化したいって話ですけど、でも今回は11年ぶりに日本の防衛予算も補正予算で増やして、これからどうするかという問題ですけど、・・・」




 みの「日米同盟復活という言葉をね、安倍総理が使ってました。一旦ちょっとギクシャクしましたか?」(何としてでも安倍総理を貶めたいみのもんたの性格の悪さが出ていますね)

 メア氏「いや、その話良い話です。戦略的に日本がこれからちゃんと日本の、自分の防衛能力、抑止能力を向上する覚悟があるという話ですから。中国からの脅威に対処すると北朝鮮のミサイルと核開発の問題に対して緊密に協力して対処すると覚悟あると示したのでいい結果であると思います。」


 みの「なるほどね。龍崎さん、これ日本の外交政策としてはどうなんですか?」(メア氏から思った答えが得られず、TBS政治部長に応援を求めるみのもんた)

 龍崎氏「訪米の前にですね、外務省も含めて事務当局はTPPの問題についてどういう共同声明、表現をするかと言う事を詰めてたようなんですね。その中で一つの案として二重否定のような形で聖域が無いという所に落ち着くといいなという話を聞いておりましたのでね、そういう意味で言うと、日本側としては安倍政権、安倍官邸としては思い通りの結果を出せた。という風に考えていいんじゃないかと思いますね。」



 みの「それと、ケビンさんね、これTPPに参加している国。一応書いたんですが、所が環太平洋にはこれ以外にまだ幾つかの国が残ってるんですよね。そういう国はどうするんですか?」

 メア氏「後でそういう国は、中国はどうなるか別の話ですけど、他の国は入りたいんだったら色々同じ条件で自分の市場を開放的にやる用意があれば入れるんじゃないですか?でも各国が入って、基本的な事ですけど、TPPの一つの重要な意味は中国に対するこれから東アジアと太平洋、中国のルールの下で動くか、国際的なルールの下で動くかという事ですから、それ日本の国民が理解すべきだと思います。」

 みの「オバマ大統領は日本に一番何を求めてるんですか?」

 メア氏「これから色々安全保障の面で東アジアの環境が不安定ですから、日本も安全保障の枠組み内で自分の責任を背負う事。防衛能力を向上すること。という事です。」


 みの「なるほどね。ま、いずれにしても皆さん、現在のTPPの交渉参加国はここに出ているこの国が中心になってると言う事を良く覚えといて下さい。」

 最近のワイドショーでは以前ほど安倍総理を叩く事は無くなってきた気がしますが、みのもんただけは例外で、執拗に異常な程安倍総理を貶める事に躍起になっています。
 この日、メア氏も出番前に番組を見ていた感想を仰ってましたが、それを聞いた後もみのは全く悪びれることはなく、この人は日本人の精神など欠片も無い人だとつくづく感じました。
 なんせ貶めたいが為にわざわざ韓国の話を始め、『李明博はすげー晩餐会を開いてもらったのに、安倍総理は昼食会だけですって』と、引き合いに出すような始末だったのですから開いた口が塞がりません。
 メア氏の緊密な関係を持つ人との会談の話が無かったら、ネットを持たない(持ってても見ない)国民は丸ごとみのの話を信じ込んでしまっていたでしょう。しっかりとその点について詳細に説明して下さったメア氏の言葉に溜飲が下がる思いをさせて頂きました。

 因みにこの番組では、安倍総理訪米ニュース以外も、竹島の日の祝典を阻止しようとした韓国人や韓国に焦点をおいたコーナーも設けていましたが、録画していても見たくないのでそれは割愛致しました。 
 日本の領土である島に土足で踏み込み、況んや自分の国の物だと宣う精神異常者の言う事をわざわざ番組で流す事自体、日本のマスメディアの異常性を感じます。(TBSはその筆頭ですが)
 



安倍総理訪米でオバマ氏と会談。みのの安倍総理叩き炸裂。サタずば

 今朝のみのもんたのサタデーずばッとからの書き起こしです。
 
 堀井アナ「ワシントンを訪問している安倍総理大臣は日本時間の今日未明、オバマ大統領と首脳会談を行い、安倍総理は日米同盟の信頼と強い絆は完全に復活をしたと明言しました。」


 
 オバマ氏「日米同盟はこの地域の安全保障にとって、アジア太平洋において中心的な礎であると言える。」

 安倍総理「日米同盟強化への方向性について、様々な課題についてお話しをさせて頂きました。そしてその結果、認識においても、そしてその具体的な政策においても、方向性においても完全に一致することが出来ました。日米同盟の信頼、そして強い絆は完全に復活をしたと自信を持って宣言したいと思います。」



   
 北朝鮮の問題について安倍総理は、ミサイル発射と核実験は断固として許すわけにはいかないとして、日米が協力して断固として対処していくことで、オバマ大統領と一致したと述べました。
 
 また会談で安倍総理は拉致問題について話をし、日本の立場に理解と支持を得たと言う事です。

 また両首脳は北朝鮮に対して、国連における制裁を含む決議について協力し、追加的な制裁についても日米で協力をしていくことでも一致しました。
 
 中国と対立している尖閣諸島を巡る問題については、安倍総理は日本は常に冷静に対処していく考えだと説明したと言う事です。

 また経済問題については両国にとって一番重要な分野だとして、両国が引き続き成長を遂げていくことを確実にする為の措置をとらなければならないという考えで一致したという事です。」




 ここから場面はスタジオに戻り、みのもんたの常軌を逸したとしか思えない安倍総理叩きが始まります。



 みの「ロシアのプーチンさんと、森元総理大臣が会談をしたり、アメリカでは安倍総理とオバマさんが会談をしたり、たとえばさっきのニュースの中にありましたけれども、日米同盟復活って言葉が躍ってましたけど、日米同盟ってどっかいっちゃって無くなってたんですかね?何が復活か良く分からないんですけど。



 岩見氏「僕もあの言葉にちょっと引っかかったんですね。日米の関係は完全に復活したって言うんだけども、そういう性格のもんじゃないんですね。安倍さんは国内ではね、民主党は外交失格だっていうことをずっと言ってきたから、そりゃ念頭にあるんだと思うんですけどね。国内ではそう言う議論は良いでしょうけどね、外国に出っ張ってって相手のトップと会うわけですから、その前だって、民主党時代だって日米関係は繋がってる訳ですからね。完全に復活したって言うとね、それ以前はほとんどゼロに近かったんじゃないかっていうイメージになりますから、その辺の表現はね、もう少し慎重に配慮があって・・・」

 みの「単純にその言葉が分かんなかったりするの、僕は、ホントに。・・・河野さん場合は外交問題ね、外務委員長までおやりになってたわけですから、今回のこれどうですか。」



 河野太郎氏「まあ民主党政権で鳩山さん、菅さんで相当ボロボロになったっていうのは事実だと思います。やっぱり相当向こうの人も困ってましたし、こっちの外務省、防衛省も困ってましたから。これでちゃんと色んな議論が前へ進むと言う事はやっぱり良い事だなという風に思いますし、まあ後、森元総理がロシアに行って、北方領土、今までみたいに出来ても出来なくてもかけ声だけというんではなくて、実際に問題解決して前に進めようという第一歩が出来たというのは良かったんじゃないかと思いますね。」

 みの「なるほどね。そして民主党からはですね、元官房副長官で外務副大臣も経験なさっている福山さんにおいで頂いてるわけですが。」



 ここから福山氏のまともな国民なら誰しも首を捻らざるを得ない、事実を大きく歪曲した(そして上から目線の)発言が始まります。

 福山氏「おはようございます。まあ鳩山総理の時に若干日米関係ギクシャクしたことは私認めますが、私、菅総理の時に四度、オバマ首脳との首脳会談ご一緒しています。あの、一回目より二回目。二回目より三回目。三回目より四回目。非常に良い状況になって。更に申し上げれば東日本大震災の時に友達作戦も含めてアメリカが本当に良くやってくれました(良くやってくれましたって、上から目線でものを言う非常識さ)それはその時に日米同盟が無かったのかとかですね、全く悪かったのかという議論は少しちょっと乱暴な議論だと思いますし、」

 河野氏「あの時は、アメリカが自民党に電話をしてきて、米軍が助けに行く用意があるけれども、『ちゃんと要請を出してくれるんだろうか』っていう相当心配をして。」

 福山氏「それは何時ですか?河野さん。」(福山氏のこの発言を聞いて、子供の頃負け惜しみで悪ガキがこういう屁理屈で返した事を思い出しました。)

 河野氏「それは最初に谷垣さんが岡田さんに電話をしましたよ。それは地震の直後ですから。」



 福山氏「だって岡田さんは当時幹事長でしょう?我々は官邸で、逆に言うと地震の直後、もうアメリカとやってるわけですから。あまりね、そういう、もう過去の話ですから。」

 河野氏「それでまだ電話が来ないっていう議論を随分やってたから。」

 福山氏「過去の話で、ただ現実問題としてアメリカがあの時に協力して頂いたのは事実ですから。」

 河野氏「官邸がその程度の認識だったっていうのは、僕は相当怖かったんだと思いますね。」



 福山氏「官邸がその程度って、どういう事で言ってるんですか。」

 河野氏「要するにどれだけアメリカがあの時心配してたか。」

 福山氏「だから何時にそのアメリカが言ってきたか言って下さい。僕は米国と交渉してた人間です。何時に・・・」

 河野氏「だからその人間がその程度の認識だったっていうのは、やっぱり相当問題だったと思いますね。」

 福山氏「その程度ってどの程度ですか。こういうね、レッテル貼りは良くないと思いますよ。日米関係考えても。」

 みの「でも福山さんあれでしょ?日米関係復活って言ったけど、日米関係無くなってたわけじゃないんでしょ。」

 福山氏「ですからあれだけ言われると言う事はTPPも沖縄の問題も安倍政権はアメリカと一致した中身をどういったものかという事をこれから国民に明らかにして頂かないと行けないと思います。」

 みの「河野さんね、森さんがロシアに行ったじゃないですか。何か僕そっちの方が大きいような気がしちゃったんです。最初は。」



 河野氏「森さんは安倍さんに言われて、特使で行って、一応プーチン、安倍というのもどっかの段階でやるわけですよね。その地ならしに行かれてるわけで、今までは四島一括返還としか言わなかったわけですけど、そうじゃなくて、ゼロと四のどっかの間で線を引いて問題を解決をして、日露を前へ進めていこうという議論をする用意をしに行ったわけですから。」

 

 みの「福山さんは随分行ってますよね。ロシアに。」

 
福山氏「私はロシアは行かなくて、首脳会談はアチコチでやってました。で、今回森前総理が行かれた事で私は一定評価をしたいと思いますが、一方で三島返還という新しいカードを出されて、これは政治ですから色々考え方があって良いと思いますし、それによってロシアの出方を見るというのも私は一つの考え方だと思います。ただ一応今この時点でですね、自民党政権は政府の考え方とは違うと言われているので、森前総理の考え方はですね。そーすると何の為に行ったのかという事も、これもですね、明らかにして頂かなければいけないと思いますし、私はさっき河野先生と若干言い合いしましたが、私達は外交に関して言えばですね、お互いが与党を経験したわけですから、ことさらに足を引っ張るつもりも全くありませんし、ことさらに中小誹謗するつもりもありません。だからこそ森前総理が言った三党の意味合いはどういう事でどう交渉に結びつけていくのかと。何か連休に日露の首脳会談が行われる事を調整されてるという事も、これは実現されれば私は良い事だと思いますし、まあそういった事だと思います。」
 
 みの「吉永さん、今のお話し聞いて如何ですか?我々国民としては。」
 (みのが我々国民という言葉を言う度に、胸が悪くなるのを感じます。こいつが我々国民という言葉を使う時は必ず安倍総理を叩く時であり、こういう男が未だTVに出ている事自体、日本のTV局が反日である事の証であると感じます。)

 

 吉永「あの、やっぱり今本当に日韓日中大変な問題を抱えてる中での安全保障それからTPPを抱えている日米首脳会談だから、やっぱり皆国民もね、これがどういう風に私達の生活に影響するのかって、こんな興味を持って見てた事は無いと思うんですよね。で、その安倍さんが行かれる時にね、民主党がちょっと怒らしちゃったんだけど、あのーこの絆を取り戻してね、もう一回仲良くなりましょう。仲良くなったことを皆に教えてあげましょうみたいな、そういう外交姿勢がちょっと悲しかったんですよ。私達は(この私達というのは誰の事なのか私には分かりません。とりあえず自分が入ってない事だけは確かです。)あのそうじゃなくて、もっともっとね、そういうもう失われたものを取り戻すって事ではなくて、色んな事があったかもしれないけど、その先日米関係をどう築いていくのかと。日米はアメリカのアジア政策に対してどういう風に関与していくのかっていう事をもっと主体的にね、その為に行ってくるという日本の国益のために行ってくるという、もっと毅然とした態度が欲しかった。外交姿勢としてね、仲良いことを皆に知らせましょうみたいな所をね、主眼として一体何を取ってこられるのかなという事が、ちょっと国民としては心配になりました。」

 みの「時期的にどうなんですか?かたや総理大臣がアメリカに行く、かたや元総理大臣森さんが特使のような形でプーチンさんに会いに行く。同時期にドーンと動くっていうのは。」

 吉永「これはやっぱり連携して上手くやってけばね、ロシアの領土問題もありますけど、たとえばシェールガスとかをね、ロシアと上手く、それを梃子にですね、入れる事が出来れば、エネルギー政策がアメリカと日米関係にも影響を与えるものですから、こういう事がもし総合的に判断された上で、元首相と現首相がロシアとアメリカに同時に行かれたって事であればね、これは良い展開になるのかな?という期待はあります。」

 みの「中国と韓国にも誰かが行けば良かったんですよね。同時期にね。龍崎さん、政治部長としては如何ですか?」



 龍崎氏「多分今日の日米首脳会談ですね、安倍総理も長期を目指してますから、今後の日米関係の基調を決める非常に重要な会談だったんだろうなと思うんですね。非常にオバマ大統領は実務的な方ですから、それに対して安倍さんはどういう答えをしたか、まだ詳細は分かってませんので、その辺りが非常に興味があるところですよね。」

 みの「いや僕もね、このコーナーで敢えて触れませんけど、後ほどやりますけれども、韓国の大統領がアメリカに行った時、すげぇ晩餐会の映像を見てね、で『今回は?』って言ったら、一旦無くなったんだけど、また復活した。『何が?晩餐会が?』って言ったら、『いや昼飯だけだった』って。龍崎さん、その辺なんか凄く感じるんですけど。

 (この、みのの『韓国の大統領はすげぇ晩餐会を開いてもらったが、安倍総理は昼飯だけだった。その辺なんか凄く感じるんですけど・・・』という話は、後でケビン・メア氏が打ち明けるアメリカ政府の接待の現状を知り、みのが大恥をかく事になるわけです。雉も鳴かずば打たれまいの諺そのものの場面でございました。)

 龍崎氏「李明博大統領の時はですね、FTA交渉を成立してですね、非常に韓国側にとってって言うか、アメリカ側にとって良い会見だったという事もあって多分サービスしたとこあるとおもうんですね。今回はやはり日米関係が多少ギクシャクしていく中でもう一回仕切り直しと言う事ですから、非常にオバマ大統領にとっても真剣勝負の会談をやってるんだなと言う気がしますよね。」

 みの「なるほどね。」

 と、ここまでがみのもんた始め福山氏、吉永氏の馬鹿さ加減が最大限に炸裂した前半でしたが、この後、安倍総理の記者会見が始まりまして、その後ケビン・メア氏も参加して、ケビン・メア氏の解説による後半が始まります。
 後ほど、そのシーンの書き起こしが出来たらと思います。
 

 



参院予算委員会。西田昌司氏。TPPについて。2/18日


 先日2/18日の予算委員会にて、西田さんがTPPについて質問されました。
 西田さんの場合は農業団体などの突き上げもなく、単にこの国を思うが故に、以前より国益の点からTPPには反対の立場を取られていらっしゃいましたので、大変説得力があり、勉強にもなりましたので、これは記録しておこうと思いました。



 西田さん「安倍総理のTPPに関する基本的スタンスについて認識をお聞きしたいと思います。」

 

 安倍総理「TPPについてはですね、自由な貿易環境については日本にとって国益だろうと、このように思います。そしてTPPについては聖域無き関税撤廃というものを前提条件とする以上、交渉には参加しない。つまり国益を守るかどうかという観点から判断をしなければならない。このように思っております。」

 西田さん「それでこの頃、聖域無き関税撤廃と仰るんですけど、勿論それも大事ですけど、いわゆる自民党は6条件を言ってますよね。勿論これも考えられると言う事ですよね。」

 安倍総理「国益を守るという観点から6条件という事についてですね、守るべきだという提言を頂いております。それに則って政府は判断をしていく考えであります。」


 西田さん「そこで、まあそういう慎重な姿勢でやって頂くべきだと思うんですけど、問題はですね。要するに農業関係者の方がTPPのデメリットを盛んに言われます。勿論農業関係は大変デメリットがあると思うんですけれど、そもそも私が分からないのはTPPに入って何が得なんですか?メリットが良く分からないんですが、メリットは何なんでしょう。」


 安倍総理「アジア太平洋地域の自由貿易、この態勢を作っていくと言う事でありますが、つまり米国と太平洋のアジア側の国々が入る。これは新しい試みであります。その中において自由貿易圏を作っていく事っていうのはこの地域の成長を日本は取り込んでいくことが出来るという観点からですね、これは交渉によってメリットを得る事が出来る。必ずメリットがあるかどうかと言う事なんですが、それは交渉の結果、交渉力による所もあるのではないかと、このように思います。」

 西田さん「ちょっと事務的にお伺いしますが、そもそもTPPで10年間でどれぐらいのGDPが上がるかという話がありますが、どれぐらいGDPが増えるかと予想されてるんですか?」



 石井内閣審議官「TPPの経済効果につきましては、現在これを経済的に参照できる関税の部分につきまして、高い経済連携を前提にすると言う事から100%関税を即時撤廃するという前提で計算をした場合、メキシコとカナダを除いた従前の9カ国に日本が加わった場合、実質でGDPが0.54%、2.7兆円分、全体として底上げされるという試算を公表致しております。」

 西田さん「これ意外と少ないという私は印象なんですね。そこでもう一つちょっと聞きたいんですがね。いわゆるアベノミクスですよ。安倍総理の誕生によりまして円高是正が進んできたと。随分これで企業の収益も改善されたと思うんですけど、まだ良く分かりませんが、今どれぐらいの経済効果が上がってるという風に認められるでしょう。」



 内閣府政策統括官石井氏「昨年11月半ば以降の行き過ぎた円高の修正に加えまして、緊急経済対策、政府日本銀行の共同声明で示された金融政策、及び成長戦略の推進等によりまして、平成二十四年度の実質GDPの成長率は1.0%程度、平成二十五年度は2.5%程度になると見込んでおります。」

 西田さん「ですから、アベノミクスで2.5%上がってるんです。上がってくるという予想。そしてTPPは10年間で0.5%GDPが上がると。もう十分安倍総理の登場で経済は活性化してるんじゃないでしょうか?(笑)・・・どうでしょう。」


 安倍総理「まあこの参加についてはですね。先程申し上げました姿勢で参加の条件についてですね、しっかりと吟味をして行かなければいけないわけでありますが、このTPPについてはですね、今政府からお答えをさせて頂きましたが、少しでもプラスになるものであったら、そしてまた基本的な姿勢なんですね。やはり。このTPPに参加するかどうかと言う事は議論していきますが、たとえば参加と言うことになった後ですね、そしてたとえばEU、東南アジアとドンドンそれは広がって行くわけでありまして、そのトータルで考えていくことも必要かもしれないと、このように思っております。」



 西田さん「まあ本当に安倍内閣の登場で、とにかく経済的にはGDP成長してるんですよ。いいんです、これは。だからドンドンアベノミクス進めて頂きたい。ただですね、私一番疑問なのは良い事はドンドンやっていこう。これはいいんですけどね、果たして良い事なのか?そのメリットが見えてこないんです。それは何故かと言いますと、ちょっとこれ見て下さい。」
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 西田さん「日本の自動車のメーカーの国内及び海外生産推移なんですね。で、ご存知のように日本の自動車メーカー。今年は世界一の生産国になりましたよ。所が何処で作ってるんだと言えば、日本は840万台。海外で1300万台なんですよね。ですから圧倒的に海外シフトなんです。で、これから自由貿易協定で出て来るのがまさにこの問題でして、アジアの成長を取り入れると言う事はアジアは日本よりも当然所得が低いです。だから日本で作ったものは作っても売れません。当然現地で作って売らないといけないんです。この大きな物は。そうすると、やればやるほど自由貿易協定で投資環境を良くするほど、海外移転を進めるという事なんです。で、海外移転が進められるとどうなるかというと、先程言っておられるデフレの話なんですよ。つまり海外に雇用が行ってしまいますから、国内雇用が減っちゃうわけなんです。この自動車メーカーでも国内雇用がドンドン減っている。だから20年間、このデフレが続いてくるんです。要するに何が言いたいかというと、この自由貿易協定というのはTPPに限らずですね、先進国にとっては国内空洞化なんですよ。で、後進国にとってはですよ。投資をして欲しいから賛成するのは分かるけれども、我々先進国側はですね、そこを非常に注意して。日本の国力が海外に削がれてしまう。これを止めるべきだと。そして安倍内閣が目指してるデフレ脱却というのはまさにそこにメスを入れて、今までデフレで出ていったものは何なのかと言えばこういう空洞なんですよ。ですからここはですね、もう少し慎重に、こういう事も含めて考えて頂きたいと思うんですけども、如何でしょうか?」



 石井委員長「はい。茂木担当大臣。」

 茂木氏「TPPの担当ではありません(笑)自動車の海外生産、委員が仰るようにですね、今6割が海外という状態でありまして、10年前が4割でしたから、海外生産比率は明らかに上がってきております。おそらく理由は三つありまして、日本、デフレで国内の市況が落ち込んでいると。十年前と比べますと大体7割になっております。一方でアジアを始めとする新興国。1.3倍ぐらいに海外市場が伸びている。こういう事もあると思います。それから二つ目に円高が続いてきた。これによって海外シフトが起こっている。今、是正がされつつあります。そして三つ目でありますけれど、事業環境。さらに国境措置関税の問題。日本の場合は自動車の関税がありません。アメリカは自動車で2.5%、トラックで25%、そしてまたTPPで参加国の中でトラック、もしくは自動車、更には両方について関税を持っている国が8カ国という形でありまして、今日本の場合年間、この十一カ国に対して4700億円の関税を払っておりまして、そのうちの半分ぐらいが自動車です。」



 西田さん困ったなというお顔で笑いながら
 「あの、ちょっと質問の意図と違う所の話ですから忘れましょう。(場内爆笑)・・それでですね。要するにですね、私が言いたいのは安倍内閣の政策課題は一丁目一番地はデフレ脱却なんですよ。で、経済成長をやってくのは内需による経済成長がメインであって、これは企業の日本のGNIと言いますか、配当は増えますよ。配当は増えるんだけど、GDPつまり雇用換算されるものが増えないという、この現実を是非安倍総理にご理解頂いてですね、交渉するかどうかと言う事も含めて判断頂きたいと言う事をもう一度ご確認させて頂きたいと思います。」



 安倍総理「先程、自動車を例に挙げられましたが、確かに海外での生産が増えてきているんですが、しかし関税障壁がこれによって取り除かれる事によって、国内で生産した自動車を販売しやすいという状況は出来て行くわけでありますが、いずれにせよ今西田委員がご指摘になったような点もですね、含めて総合的に判断をしていきたいと、このように思います。」



 西田さん「まあ与党ですので、この程度でこれは終わって。(場内爆笑)・・・まあ、後、野党の人やって下さいね。ドンドン。」



 
 TPP関連質問はここで終わりましたが、最後に丸川珠代議員も西田氏の質問にお答えでいらっしゃいましたので、おまけで付け加えさせて頂きます。(私は個人的に丸川さんが好きなので。)

 西田さん「丸川政務官。生活保護制度を見直して減額するという話なんですが、困窮者対策もしっかりやらなきゃならないと思うんですが、如何でしょうか。」
 

 丸川さん「この度の改正は弱い者いじめと言いますよりは、食費であるとか、或いは光熱費が含まれております生活扶助費、これに相当する消費の実態が実際にはデフレであったんですが、扶助費の方は高止まりをしておりました。この高止まり分を是正すると言う事と、もう一つは年齢、世帯の人員、地域によって差があるものを、その歪みを是正したと言う事になります。住宅に関わる住宅諸費や教育に関わる教育扶助費には手を付けておりません。で、ここから肝心なんです!是非、生活保護の手前に私達は新しいセーフティネットを作りたいと思っているんです。生活困窮者の支援策でございますが、既に実施をしております離職して住まいを失った人に家賃相当の手当てをするというような事に加えまして、生活困窮家庭の子供達の補習塾の様な学習支援であるとか、或いは規則正しい生活を送ったりとか、社会的コミュニケーション能力を高めるような訓練。こういうものをきちんと法制化をして予算を付けたいと思っております。予算を付ける事に難渋しておりますので、是非西田委員にはご支援を賜りたいと思います。」



 西田さん「有り難うございました。」





参院予算委員会 脇雅史氏。朝日及びマスコミの政治報道について

 脇氏「政治報道という事の在り方という事でちょっとご紹介させて頂きたいんですが」


 脇氏「私これ11月の予算委員会でやるつもりだったんですけど、ちょうど内閣が総辞職してしまいましたので、やや半年前の話ですが、去年の8月の末に、私達は色々言われましたが、野田総理に問責決議というものを出しました。問責決議って何かというと、『本院は内閣総理大臣野田佳彦君を問責する。』これが決議文です。」

 脇氏「当時私達もこれと同じ決議文を出していました。提案理由は違うんですが、結果的に自民公明以外の野党提案の問責決議を本会議にかけて採択をしたんですね。その問責決議に対する我が参議院自民党はどういう事を言ったかというとですね、これは本会議おける討論でしかないんです。討論で川口順子議員が述べたんですが、その賛成討論の中に全ては書いてあるんです。我が参議院自民党の思いというのはそれ以上でもそれ以下でもない。ですから報道機関としては、参議院の自民党がこの決議に対してどういう反応をしたかという事で、当然その川口順子議員の討論を元に報道すべきですが、あの時はですね、驚くべき事に、各報道機関全て我々が・・・もう一つの方見せて下さい。」


 脇氏「これは他の七野党が出した問責決議文の提案理由なんです。」(見えにくいですが、クリックで幾分大きくなります)


 脇氏「この提案理由に消費税などを三党合意してけしからんじゃないかなどと書いてある。それに私達が賛成したじゃないかという、ありもしないことを堂々と報道したわけですね。しかもですよ。翌朝、私驚いたんですが、朝日の悪口だけ言う気はないんです。全部悪いんですが、朝日新聞は特にですね、ここにありますように、提案理由書に色々書いてあるんですが、その提案理由書はあろう事か問責決議文、全文と書いてあるんですよ。これは朝日新聞をそのままコピーしたものですから。ですから朝日の読者は少なくともこれが問責決議だと思いますよね?そしたら私達がこれに賛成したとしか思えませんよ。そういうね、とんでもない誤報でしょうね。有り得ないと私は思うんです。私達政治家ですからどんな批判をされようと批評されようと価値観が違いますから構わないんです。しかし事実と違うことをこれだけ堂々とやられては困る。私何度も申し上げたが、今まで一つもこの事についての言及もない。これだけ事実を間違えて政治報道されるって事は本当に大きな問題があると思って、最後に安倍総理も色々報道機関に対してはご意見があるかもしれませんので一言ご感想を。」

 

 安倍総理「そう言う間違った報道はままあるんですね。つまり報道に真実を求めるよりも、目的を持った報道という事がなされる場合もあると。ですから報道に携わる人たちにはですね、自覚を持って真実を報道すると。本来の使命に戻って頂きたいと。このように思います。


 安倍総理の発言は、第一次安倍内閣の時に全力を挙げて安倍総理下ろしに励んだ朝日始め、NHK、その他のTV局、そして第二次安倍内閣に対しても未だみっともなく安倍総理を叩きまくる朝日やNHKやみのもんたに対するには優しすぎる言葉でした。

 脇氏の今回の質問は、ネットを持たぬ(持っていても活用していない)国民の目を覚ます良い機会になったと思います。

 このような機会を度々持って下さる事により、ワイドショーや新聞報道でしか情報を得ようとしない国民にも、真実が伝わり、メディアにより刷り込まれたイメージも払拭する事が出来ると嬉しくなった次第です。
 
 と申しますのも、先日仕事に明け暮れている従兄弟と電話で話した際、政治に無関心な従兄弟は、何の悪気もなく安倍総理に関して持つイメージをお腹の病気の人としか認識してなかったのです。
 私は芯から頭に来てしまい、安倍総理のこれまでの功績、マスメディアの恐ろしい偏向報道と、それを信じていると知らぬ間に日本が無くなる危険性を篤と教えてあげたのですが、我が従兄弟がこれ程のアホだったとは情けなくて仕方ありませんでした。
 悪気は無くてもこういう事を真面目に信じてる方の為にもTVの生放送で、折に触れ悪徳報道についてお話しして下さると世の中も少しずつ変わってくるのではないかと感じた次第です。


NHK日曜討論の謎

 日曜討論は録画して後で見ています。

 今日も先程録画したものを見ようとしたのですが、チャプターを飛ばしていて妙なことに気付き、一覧表を出してみますと・・・

 チャプター1がこんな感じ。 
 
 そしてチャプター2がこんな感じ。


 ブラウン管の方で写したので画質は最悪ですが、何か気付きませんか?

 因みに今日の討論の出演者は
 ○ご出席
■内閣官房副長官/世耕 弘成 さん
■自由民主党 参議院議員会長/中曽根 弘文 さん
■日本維新の会 参議院議員団会長/片山 虎之助 さん
■公明党 参議院議員会長/白浜 一良 さん
■みんなの党 参議院国会対策委員長/水野 賢一 さん
■生活の党 参議院会長/広野 ただし さん
■日本共産党 参議院議員団長/山下 芳生 さん
■社会民主党 参議院議員会長/又市 征治 さん
■新党改革 代表/舛添 要一 さん
■民主党 参議院議員会長/輿石 東 さん 
■みどりの風 代表/谷岡 郁子 さん
 総勢11人いらっしゃいました。

 なのに、チャプターに出てる顔は何故か一番見たくない輿石と、その次に見たくない谷岡氏ばかり。

 特に輿石氏、谷岡氏の発言時間が長かったせいではなく、世耕さんも、桝添さんも、片山さん、中曽根さんも、その他の方々も、皆さん均等にお話になられていたのですが、(特に世耕さんは多かったのですけど)それでも一枚も映ってないという変なチャプター割り。

 これと似た現象で、以前朝ズバで朴槿惠が当選した際の1分ほどとその後の党首討論でも、30分ほどの番組のチャプターのほとんど半分15コマぐらいが朴槿惠が映っていて(時間にして一コマ1、2秒単位)実に気味の悪い思いをしたものでした。
 
 これはうちが使っている東芝レグザのせいなのか、電波を提供しているNHKとTBSが操作しているのか未だ謎です。

 



18年ぶりの国会質問。石原慎太郎氏が語る憲法改正、靖国参拝

 

石原氏「浦島太郎のように18年ぶりに国会に戻って参りました。暴走老人の石原です。私はこの名称非常に気に入ってましてね、自ら愛称してるんですけどね、折角の名付け親の田中真紀子さんが落選されて、彼女の答えによると老婆の休日だそうであります。これまた上手いなと思って(場内爆笑)大変残念でありますけれども。これから致します質問はですね、質問でもありますしね、言ってみればこの年になった私のね、国民の皆様への遺言のつもりでもありますが。」



 石原氏「私がこの年になってね、この挙に出た一番強い所以は、実は昨年の10月頃ですか、靖国神社でお会いした90を越されたある戦争未亡人が作った詩なんです。この方は二十歳前後で結婚されて子供さんももうけられた。しかしご主人はすぐ戦死をされ、そのお子さんもおそらくお父さんの顔を見てないんでしょうね。その後、連れ合いの両親の面倒を見て、子供は結婚し、おそらく孫も出来、曾孫も出来たかもしれませんが、その方がですね、90越えて今の日本を見て、こういう歌を作られた。『かくまでも醜く国になりたれば、捧げし人のただに惜しまる』これ私ね、強い共感を持ってこの歌を聞いたんですが、国民の多くはね、残念ながら我欲に走ってる。去年ですか、一昨年ですか、東京に端を発して幾つか事例があったようですけど、東京の場合はね、40年前に亡くなったお父さんをですね、葬式もせずに隠してミイラにして、しかも数十年間その年金を搾取していた。このケースがアチコチ頻発してね、政府はどういうつもりか知りませんが、その数公表しませんでしたが、こういう我欲が氾濫している。しかも政治家はそれに媚びてポピュリズムに走っている。こういった国の有り様を外国が眺めて軽蔑し、もはや羨むそのようなことはなく、とにかく日本そのものが侮蔑の対象になっている。好きな事されて、好きな事言われてる。なかんずく北朝鮮には物証も含めて二百人近い人が拉致されて、中には殺されて、これも取り戻す事が出来ない。こういった国の実態眺めて、この戦争未亡人がですね、あの戦のために死んだ自分のご主人というものを自分の青春を想起しながら、とにかく『ただに惜しむ』と言う心情を通されたのは、私は宜なるかなという気がしてならないんですがね。」


 石原氏「総理が総裁選に出る前ですね、ある人の仲立ちで一晩会食致しましたな。その時私は色んな事あなたにお聞きして確かめをした。非常に心強い想いをして期待しておりました。で、まずですね、この国の今日の混乱、或いは頽廃に導いた一つの大きな大きな原因である現行の憲法についてお聞きしたいと思いますけど。人間の社会に存在するですね、色々な規範ていうものは結局は人工的なものはあるでしょうけど、人間の歴史っていうものを原理というものを規制してそれに則ってると思いますね。で、この戦争の勝利者がね、敗戦国を統治するために強引に作った促成の基本法ってものが、国破れ、統治された国が独立した後ですね、数十年に渡って存続しているって事例は私は歴史の中で見た事がない。で、もし、因みに日本という独立国の主権者たる、つまり最高指導者の総理大臣がこの歴史の原理に則って、嘗て勝者が作って一方的に押しつけた憲法というものを認めないと、これは廃棄すると言う事を宣言したときに、これを阻む法律的見解って果たしてあるんでしょうかね。そう言うものを含めてね、あなたが今日本の憲法を見て如何にお考えかお聞きしたい。」


 安倍総理「確かに今石原先生が仰った様に、現行憲法は昭和二十一年に日本がまだ占領時代にある中において、マッカーサー思案が作られ、そしてマッカーサー思案が毎日新聞によってスクープをされるわけでありますが、このスクープを見たマッカーサーが怒り狂い、これは日本に任せとくわけにはいかないという事で、ホイットニーに命じて、ホイットニーが二月の四日に民政局の次長であるケーディスに命じて、二月の四日だったんですが、二月の十二日までに作れと言って、ほぼ八日間、一週間ちょっとで作り上げた、それが現憲法の原案であったわけでございますが、それが現在の現行憲法の基であると、このように認識をしております。」

 石原氏「ですからね、その憲法をね、もし今の日本の最高指導者であるあなたがですね、これは廃棄すると、仮に言われた時にですね、これを法的に阻害する根拠っていうのは実際にないんですよ。何処にもね。それに加えてですね、最近北朝鮮はですね、いよいよ核の開発に着手して、地震も起こして、それは検証されましたが。嘗て自民党の政調会長でしたか、私の盟友だった中川一郎の息子さんだった中川昭一君が、日本もそろそろ核のシミュレーションぐらいしたらいいんじゃないかと言ったらですね、慌ててあの時の米国の政権の国務長官ですか。ライスが飛んで来てね、これリーブ(ここの部分が聞き取れず曖昧になりました)したという実際事実がありました。しかしね、こういった非常に厄介な状況っていうのが日本の周りでドンドン進展している中で、私達は憲法の破棄なり改正っていうものを含めてですね、この国をもっと自分自身で守る、守りきるという基本的な法的な体制ってのは作る必要があるんじゃないかと思うの。日本人は何故か非常に好きなんですが、トインビーの『歴史の研究』という本の中に有名な文句がありますけれども、いかなる大国も衰亡し、滅亡もする。しかし国が衰弱する要因は幾つもあってですね、これは自覚できる、そしてその対処も出来る。ただ一番厄介な大国の衰亡、或いは滅亡に繋がる要因は何かというと、自分で自分の事を決められなかった国はね、これ速やかに滅びると言って、国の防衛を傭兵に任せたローマ帝国の滅亡を上げてますけど、私はこれを総理始め国会議員、国民の皆さんに思い直してもらいたいの。ちょっと耳の痛い話になるかもしれませんがね、今でも神格化されてる嘗ての名総理だった吉田茂総理。この側近中の側近であった白州次郎さんから面白い話を聞きました。私は割と年早く世間に出たものですから、当時は文壇ってのがありましてね、その文壇の催し物、ゴルフの会の後で小林秀雄さんと非常に仲良かったもので、白州次郎の奥さんの正子さんの縁でね、白州さん出て来られて、一緒にプレーをしながら色んな話をしましたが、白州さんがね、吉田先生は立派だったと、しかし一つ大きな間違いをしたと、それはサンフランシスコ条約が締結されたときに何であの憲法を廃棄しなかったのか。こう言ってましたな。私ね、それを今になって思い起こすんですよ。麻生さんも副総理として大事なポジションにいらっしゃるけど、これ一緒にね、あなた安倍さんと一緒にこの問題について考えてもらいたい。因みにね、面白い話しますとね、私の非常に親しい友人だった村松剛という文学者がいました。これは亡き三島由紀夫さんと共通の親友でしたけれど、彼がトロントのカナダの大学に交換教授に行って帰ってくる途中にNYに寄って、NYタイムズがね、日本とドイツが降伏したその日のエディトールアル、社説をですね、コピーして持って来てくれた。読みました。非常に対照的で面白かったのはね、ドイツについてはね、日本より数ヶ月前に降伏したドイツについては、この国の民族は非常に優秀だけど、ナチによって道を間違った。我々は彼らが速やかに立派な国を作る為、あらゆる手立てを持って協力しよう。って書いてあるの。日本の場合にはね、ちょっと違うの。もの凄く大きなナマズの化け物みたいな怪物がひっくり返っていて、その大きなあんぐり開いた口の中にヘルメットを被ったGI、米国兵が何人か入ってですね、やっとこで牙を抜いてる。そして論説にね、この化け物は倒れはした。この醜く危険な化け物は倒れはしたが、まだ生きてる。我々は世界のために、アメリカ自身のために徹底してこの化け物を解体しなくてはいけないという事でね、とにかくあの憲法ってのは出来上がったんですな。私達これやっぱり明記する必要があると思うの。この二つの論説の違いの根底にあるのは、はっきり申しますけど、近世ってのを支配してきた白人のですね、エゴイズムといいましょうか、人種差別よる非常に大きな偏見だと思いますね。」



 石原氏「日本人がわりと好きなトインビーはね、日本の近代化は世界の歴史の中の奇跡だ。馬鹿な事を言った。日本人、これ喜んだの。しかしね、これは何を持ってするかというと、トインビーの日本の近世ってものに対する不認識というか無知に外ならない。江戸と言うね、成熟した期間があったからこそ、日本の近代化は唯一有色人種で出来たんでありましてね、江戸の時代に何が起こったってね、私が苦手だった高等数学の一つである微分・積分っていうのは関孝和っていう人が江戸で発明したの。私は文献を読みましたがね、算用数字じゃない。漢字で書いてある。非常に読みにくいんですが、それから50年遅れてドイツのライプニッツがね、微分、積分考えたの。更にニュートンがそれより30年遅れて、つまり関より80年も遅れて微分・積分考えた。経済で言うとね、中小経済、先物買いとかデリバティブとか為替なんてものを考えたのはイギリス人とか、とんでもない。遙かに先に江戸の堂島の商人がですね、こういう中小経済ってのを始めたの。そういったね、何て言うでしょうかね、日本の近世の成熟ってものをトインビーも知らなかった。外国人も知らずにですね、有色人種の日本人がですね、列強に対比できる近代国家を作ったとは、白人のおごりからすれば忌々しくて許せない事なんでしょうな。そういう認識に立ってNYタイムズの論説ってのは日本とドイツの降伏を比較してるわけですよ。これはね、私から言わせると笑止千万だよ。僭越至極な話でありますけど。そういう流れの中でね、日本の憲法が出来た。この憲法をね、議員の諸君も精読した人いるんでしょうかな。憲法、憲法って言うけど。あの前文の醜さ、何ですかあれ一体。たとえば、『ここにこの憲法を確定する。』日本語で言えば普通ね、法律を決めるっていうのは制定ですよ。それからね、全世界の国民が等しく恐怖と欠乏から免れ、恐怖と欠乏から免れ、ちょっとおかしな日本語だね。これはね、助詞の常套から言えばですね、これは恐怖と欠乏を免れなんです。日本語の助詞、間投詞ってのは非常に大事でしてね、これ一つ間違うと全然作品の印象も文章の印象も違って来るんですけど、これを全く無視した日本語の体を成してない、まあ英文和訳とすれば七十点も行かないようなこういう文章で綴られた憲法が、実は未だにとにかく破棄も廃棄もされずに、まあ非常にね、これが醸し出した、吉本隆明の言葉じゃないけど、絶対平和っていう一種の共同幻想ってので日本を駄目にしたんだ。どうか一つね、総理にはそれを考えてね、この憲法で出来るだけ早期に大幅に変えてね、日本人のものにして頂きたい。その点私は上げてのいかなる協力もします。で、一つ伺いますけど、第一条のですね、『天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴である。』と書いてありますが、この象徴の具体的意味っていうのはどういう事なんでしょうか。どう解釈されますか?」


 安倍総理「象徴というのは、いわば日本国において権力を持つ存在ではなくて、まさに日本の長き歴史と伝統と、そして文化と日本国民を象徴する存在であるという風に私は理解しております。」

 石原氏「大まかまさに正しいと思いますね。これはね、決して政治的な権力、権威ってものの象徴じゃないの。でね、もっと具体的に言いますとね、天皇はね、現今の世界の中で唯一のプリーストキングですね。プリーストキングって意味はですね、神道というね、これ果たして宗教かどうか分かりませんが、神道の大師祭なんだ。でね、この神道はね、私は決して普通の宗教とは違うと思いますよ。これはね、言ってみるとカントが言ったね、理性を越えた人間の非常に崇高な属性。感性というか、情念って言いましょうかね、そう言ったもののね、とにかく結晶でありまして、神道っていうのはね、ですから熱心なカトリック教徒の曾野綾子さんが伊勢神宮に行ってですね、まざまざこれが日本だと言う事を自覚したとエッセイに書いてらっしゃる。私も付き合って何日か同行したことありますけれど、日本にやってきたアンドレ・マルローがね、あの三重県の那智の神宮に行った時に、あの鳥居を潜ってから、ちょっと待ってくれと、バックするんですな。成ろうこの宮の神体はあの滝だなと言ってね、鳥居の中に滝を納めてね、感心する。つまり人間の国境を越えた感性ってものが、要するに神道って事で結集してるわけでね、私はね、その神道の大師祭である天皇はそう言う意味での、つまり日本の感性。それがもたらした文化ってものの象徴であってね、決して政治の象徴じゃないんです。と思いますね。で、それに付随したことでありますけれども、総理は今年靖国神社に参拝されますか?されませんか?私はしてもしなくても良いと思ってるんだけど。」


 安倍総理「靖国参拝について、私は悪戯に外交的、政治的問題にしようとは思っておりません。ですから私が靖国神社に参拝するしないという事については申し上げないという事にしております。一方、国のリーダーがその国のために命をかけた英霊に対して尊崇の念を表する。これは当然の事であろうと、そのようにも思っております。」


 石原氏「なかなか聞いてて、良く分からないような分かるような難しいお答えですけど、私ね、行かなくて良いと思いますよ。これね、あなたが行くと結局政治問題になる。ならばその代わりにね、国民を代表してあなたがね、一つの事をお願いしてもらいたい。それはね、是非国民を代表した総理大臣として、今年は天皇陛下に靖国神社に参拝して頂きたい。これはね、決して政治的行為じゃありませんよ。宗教的な問題でもないの。さっき言ったみたいにね、神道という人間の情念の結晶のね、そのつまり代表者である象徴である天皇陛下がね、戦争で亡くなった人を悼んでね、お参りされるって事はこれはさして当然の事で、これに意義を育てる国は無いと思うし、天皇がそう言う行動を取られることでね、あの戦争を肯定することにも否定することにもならないの。あの戦争に対する評価について言えばですね、日本人は未だに一方的にニュルンベルクと同じように戦勝国が敗者を裁いただけの、東京裁判の史観に捕らわれてるようですけどね、しかしその後マッカーサーがアメリカの議会で、今から考えみたら『あの戦争は日本にとって自衛の戦争だった』って証言してるじゃないですか。私がね、若い頃ね、高碕達之助さんの紹介で会う事が出来たエジプトの二代目の大統領でナセルもね、それからその後しばらくして会ったインドネシアのスカルノ大統領もね、同じ事言いましたな。『我々が独立を果たせたのは世界第三次大戦に勝ったお陰だ』第三次大戦って何ですか?って聞いたら、独立戦争だって。それが出来たのは日本のお陰だ。私はその言葉は今でも重く受け止めてますしね、あれによって世界が変わり国連に有色人種がそれで独立して一票を投じるような資格を得たんじゃないですか。ですからね、靖国参拝が政治的に解釈されてあの戦争っていうもののね、価値観っていうものに引っかかっていくんならね、これはとにかく止めたらいい。。その代わりですね、神道の祭祀である天皇陛下に国民を代表して是非是非とにかく靖国を参拝して頂きたいって事をね、あなたから陛下に奏上してお願いして頂きたい。如何でしょうか。」

 安倍総理「陛下のご親拝ついて私が云々する立場ではございません。しかし今石原議員が仰った様にですね、本来、国のために命を捧げた人たちに対する敬意の表し方は、本来政治的なものではないわけであって、そしてジョージタウン大学のケビン・ドーク学部長、彼はカソリックでありますが、彼が論文に書いておりましたが、アメリカにおいて南軍も、そして北軍の兵士も共に埋葬されている。そこにもし大統領が参拝をしたからといって、決してそれは南軍のたとえば奴隷制度を維持するという考え方を賛成するものではなく、ただただ国のために命をかけた人々に対する敬意の表明でしかない。そのように論文を書いていましたが、私もその通りだろうなと、このように思っております。」



 以上で、石原慎太郎氏、憲法改正及び靖国参拝に対する質問でした。
 今回の石原氏の質問時間は約140分弱ありまして、9割方石原氏が色々な案件に対してご自身の考えや思いを述べる時間に費やされておりましたが、これがとにかく面白いし勉強になりますし、文筆家は話の持って行き方、表現が上手いなぁと感心しきりでした。

 というわけで、この先、中国との尖閣問題、自衛隊&基地問題などなど、書き起こす気分的な余裕と時間があれば、出来るだけ文章に残したいと思った次第です。

 石原氏の質問は、国民であれば即答出来るものであっても、総理の立場では難しいこともあり、安倍総理も大変でしたでしょうが、真摯な態度で頑張って答えていらっしゃいました。



時事放談 2/10。石破氏、前原氏出演。「スタート国会本格論戦」

 御厨氏「中国、海自に射撃レーダー。尖閣近海、護衛艦に。先月艦載ヘリにも照射か。(朝日新聞)この件を詳しく見てみましょう。」


 岡村氏「ミサイルや砲弾を発射するために狙いを定めるというレーダー照射。まずは先月一九日。中国海軍のフリゲート艦が海上自衛隊のヘリに照射した疑いが発生しました。そして三〇日尖閣諸島の北方の航海上で中国海軍のフリゲート艦が三キロ先の海上自衛隊の護衛艦にレーダー照射。照射は三分間続き、護衛艦は進路を変更。回避行動を取ったと言う事です。この事態に安倍総理は」

 「不測の事態を招きかねない危険な行為であり、極めて遺憾だと強く抗議。このレーダー照射について元アメリカ国務省に本部長は」

 「アメリカ軍であれば攻撃と判断して反撃する。一歩間違えば軍事衝突の事態でした。」


 御厨氏「お二人とも安全保障のプロでいらっしゃいますけど、先ずは石破さん、この射撃レーダーを当てるというこれを分かりやすく説明するとどういう事でしょうか。」



 石破氏「これはどれぐらいの距離があるのか。或いはどれぐらいのスピードで移動しているのか。という事を正確に測ってですね、これは一瞬のうちにコンピューターで解析しますから、そしてその後でミサイルであるとか、或いはその他ものでもいいんですが、発射すると。ですからその距離も移動速度も全部正確に把握しますので、一連の流れとしての攻撃の一環。準備行為と判断するか、着手行為と判断するか。でもそれを攻撃に着手したと考えてもそれは国際法的に許されるのだっていうのが日本部長の発言でしょうね。」

 御厨氏「なるほど。前原さんはこの出来事どういう風にお感じになりました?」


 前原氏「勿論、極めて由々しき問題であって厳重に抗議するというのは大事な事なんですけど。実は旧ソ連の頃ですね、この頃にはかなりこういう事案はあったと、私は自衛官から聞いています。で、日本と米国の対応の違いは何なんだと言えばですね、これ内規の違いなんですね。つまりはロックオン、或いはレーダー照射された場合には敵対行動で撃っていいという内規をアメリカは持っている。日本はですね、あまり話をするとあれですけど、色々内規のグラデーションがあるんですけど、そうではないという判断をするものがあったという事で、そういう意味ではこのROE交戦規則内規、こういったものが海外からどう見られているか。私が聞いているのは旧ソ連の時は、やっても日本は撃ってこない、それが向こうに分かっていて、遊びでやっていたときもあったという話ですので。そういう意味に置いてはこの内規というものを見直すということも含めて、しっかりと中国に対して不測の事態を起こさないためには、そういう挑発行為止めろという事をしっかり言わなければいけないと思いますね。」

 
 御厨氏「なるほど。それではこの経緯を分かりやすくちょっと見てみましょう。」

 岡村氏「まず去年九月に尖閣諸島を政府が国有化。その後中国による領海領空侵犯が続きました。今年のなっても領海侵犯が続く中、中国の実行支配を狙う動きなどと分析したアメリカのクリントン国務長官が中国に対し、『日本の施政権を一方的に害するいかなる行為も反対する』と強い言葉で表明。ただその翌日、海上自衛隊のヘリに中国海軍のフリゲート艦がレーダー照射した疑いが発生しました。そして三〇日。今度は自衛隊の護衛艦にレーダー照射です。習近平総書記の言動については今月四日。中国軍の視察で『軍事闘争の準備を進め、命令されればすぐ戦えるように戦えば必ず勝つようにしなければならない。』と命令したという報道もあります。これらの事態に米国パネッタ国防長官は『領有権を巡る論争が制御不能になり、より重大な危機を招きかねない』と本気で心配しています。一方中国外務省は『私達も報道で知りました。』とコメントし、中国国防省は『攻撃用の火気管制レーダーは使用していない。』としています。」

 御厨氏「これをご覧になってですね、石破さん、何故このタイミングでレーダー照射したのか。これは如何でしょう。」

 石破氏「これは日本がどのように反応するのか、或いは日米同盟がどのように反応するのかというのを窺おうという事もある。あくまで憶測ですよ?それが中国共産党の指導部まで知っての事なのか?それとも現場の司令官クラスであったのか、もし現場の司令官クラスであったとすれば、かなり怖い話で、わが国に対する急迫性の武力攻撃の着手だと見ればですね、自衛権の三要件の一つを満たすわけですよね。他に取るべき方法が無いこと、必要最小限度留まるべきこととあるわけですが、少なくともわが国に対する急迫性の武力攻撃の着手が行われたという風に判断をすると、自衛権を行使したと言ってもそれは国際法的に認められる余地はあるわけですよね。で、そういうような行動に日本は今回出なかったわけだけれど、そういう行動に日本が出る余地があるそういう行為を向こうが政治の上までの認証を得ずにやったとすれば、文民統制って利いてるんですか?って事になりますよね。中国も日本もそういう争いなど起こしたくないわけで、にも関わらずという事が一つあるんでしょう。で、それはそれとして尖閣で石油が出るとか、歴史上中国のものであるとか、私は後者はそうではないというのは日本の当然の立場ですがね、しかし何故あの海域に色んな行為が及び、謝意を強めようとしているのかと言う事は、それは日本を見ているというよりも、アンチ・アクセス・エリア・ディナイアル(接近阻止・領域拒否)って言いますが、つまりアメリカ合衆国の海軍力が南シナ海に及ぶと言う事は許さないよと。そしてその隣接の東シナ海も許さないよと。いう中国の確固たる意志があるわけで、そこに尖閣の位置ってのをどう考えますかね?という非常に冷徹な計算っていうのは裏にあると考えるのが自然でしょうね。」



 御厨氏「なるほど。その点、前原さん、どうでしょう。」

 前原氏「いま、石破さんが仰った事で全てカバーできてると思います。先ずは中国側が上層部の判断、許可があったのか、或いは現場の独自の判断なのか、これは分かりません。ただ言える事は日本側がどういう出方に来るのかと言う事を試したという面はあると思いますし、尖閣の問題というものも勿論あるんですけれども、南シナ海、西沙南沙、こういったものも含めてですね、要は海洋戦略で広げていく中で太平洋、インド洋、こういったものに対するしっかりとした道筋を付けて行きたいと、一時期アメリカに対して太平洋を二分割しようという提案をハワイで言って、即座にそんなものは荒唐無稽だと言って米国側から断られた経緯があるけれども、私は中国側は本気だという前提で考えた方がいいと思いますね。その一環であるということで、やはり毅然とした態度を取ることが大事だと思います。」


 御厨氏「そうすると、そこ繰り返しになりますが、石破さん、この挑発とアメリカのクリントン長官の発言ね、その関係はある?」


 石破氏「それはあるでしょうよ。岸田外務大臣が訪米したときにクリントン長官から今よりも一歩踏み込んだ発言があったわけですよね。ただこの尖閣というのを仮に何かの武力攻撃があったときにですよ。いきなりアメリカが出てくるかって言うと、そうではないでしょう。まず一義的に日本が対処するのだからというのが当たり前の話でしてね、その事は我々よく認識をしなくてはいけない。いきなり日米同盟が、安全保障条約が適応されると思わない方がいいんでしょうね。で、もう一つは中国は中国の国益に基づいて淡々とやってるわけで、じゃあ我が法はそれに対する法整備はきちんと出来てますかと。軍艦とか海洋調査船とか、そういう要は政府とか政府機関の船とか、そう言うのが入ってきて国連海洋法に定められた無害ではない通行をしたときに何が出来ますかっていうと。そこは法律がポーンと抜けてるわけですよ。領海侵犯というものに対して特に公の船が来た場合にね。そこの立法はしなければ、それはもう法律がなければ自衛隊は1cmたりとも動けませんからね。その立法は急がなきゃいかんですよ。それは中国に対する挑発でも何でも無くて、わが国の領海という主権を守るための当然の法整備はしなきゃいかんでしょう。」

 御厨氏「なるほどね、前原さんいかがでしょう。」


 前原氏「こういった問題は与党野党関係ありません。国益、日本の安全保障、主権をどう守っていくかですので、必要な法律についてはまさに超党派でしっかりと作り上げていくということが大事だと思います。私が外務大臣になった直後、これは尖閣の問題が起きた直後でしたけれども、クリントン長官と話をしてオバマ政権として初めて尖閣は日米安保第五条の適応範囲であるという事をコミットメントしてくれた。これ中国もの凄く嫌がってますね、で、これについてやはり日米同盟を試すという面も私はあると思いますけれど、しっかりとその点は日米の協調関係を保つ。日本としては出来る事をしっかり毅然として対応する。中長期に今からしっかりと予算を付け、そして船も増やす。態勢を強化すると言う事も必要でしょう。併せて最近中国側が外交ルートでこの問題をどう纏めていきたいのかって言う事を知恵を知りたいという人たちのアプローチが増えています。まあ硬軟両様だという風に見た方がいいと思います。それは一方的に見ない方がいいと思いますけど、ただこういう外向的なルートでしっかりとパイプを作ってお互いのいい危機改作の話し合いの場の設定とか、或いは今後の外交問題としての知恵を絞るための議論とか、そういうことを両方しっかりやっていくことが大事だと思いますね。」

 御厨氏「分かりました。そして八日。この議論が始まりました。もはや机上の論議では済みません。」

 岡村氏「八日、安倍政権はこれまで持っているが行使できないとしてきた集団的自衛権についての議論をスタートしました。安倍総理は集団的自衛権について」


 「四類型で十分なのかを含めて、もう一度議論をしてもらいたい。と表明。第一次安倍内閣でも議論された集団的自衛権四類型は公海上での米艦船への攻撃への応戦。米国に向かう弾道ミサイルの迎撃。PKOをともにする他国部隊への駆けつけ警護。PKOに参加する他国への後方支援。の四点です。」

 


 御厨氏「この四類型ですけど、石破さん、ポイントを分かりやすく説明して頂くとどうなるでしょう。」



 石破氏「それはたとえば日本の船とアメリカの船が平行して走ってますと。日本海海戦の時代じゃないんで、今はもう何キロも離れて航海してるわけです。その一方に対して攻撃があったときにそれをわが国に対する攻撃と見なして反撃しうるかという話なんですよ。あるいはそう遠くない将来。ユーラシア大陸のどっかから、分かりやすく言えば北朝鮮から米国に向かってミサイル飛んで来ますと。で、日本のイージス艦がそれを撃ち落とせる位置にいました。撃ち落としませんでした。よってミサイルはそのまま飛んでってアメリカに落ちて核だとすれば何十万人と死にましたと言う事が起こったとしたら何が起こるんだろうねと。日本が反撃しようと思えば出来たのにアメリカの船は沈みました。日本が撃ち落とそうと思えば撃ち落とせたのに撃ち落とさないでアメリカまでミサイルが飛んでって大勢が死にました。それで同盟は持ちますか?という事なんですね。で、御厨先生が仰った様にわが国は持ってるんだけど使えないという話になってるんだが、さあ、憲法を良く読んでみましょう。『わが国は国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇、または武力の行使は国際紛争解決の手段としては永久にこれを放棄する。』以上憲法九条第一項。この九条一項の何処に集団的自衛権を使ってはいけませんって書いてありますか?じゃあその次の二項だと、『前項の目的を達する為、陸海空軍その他の戦力はこれを有しない。国の交戦権はこれを認めない。』さあ、この何処に集団的自衛権は使えないと書いてありますかね?って見ると、何処をどう読んでも書いてないねと。だから政府の答弁はずっと一貫して九条の主旨から言ってって事になってるわけです。私もずっと国会の議事録を戦後のもの全部読んでみましたけど、誰も論理的に説明した人はいない。という事です。それは我々議論の遊びをしてるんじゃないんで、先程申し上げたような二つ。四類型のうち全部が集団的自衛権を認めなきゃ駄目だと私は思わないですけどね。少なくとも米国に飛んでいくミサイルを撃ち落とす、という事は集団的自衛権ですよ。実際それを認めなければ何が起こるんだという事をちゃんと議論しないと同盟が持たない時代になったと思う。ただこれが見捨てておかれようかみたいな事で、あっちゃこっちゃに集団的自衛権の名を借りて出ていくっていう事は厳に戒められなければいけないし、国会の統制っていうのはちゃんと利かなきゃいけないので、自民党は十年かけてこの行使を可能にする法律っていうのを書き上げて、ようやっと去年の総選挙の直前に党意決定しました。ですから、前原さんが言ったように安保に与党野党無いんでね、その是非をもう国会で論ずるべき時に来たと私は思いますよ。」



 御厨氏「分かりました。前原さん、一言。」

 前原氏「集団的自衛権って分からない方多いと思うんですけど、私と御厨先生が歌舞伎町歩いていて、先生が暴漢に襲われたときに私が助っ人に入るというのが、簡単に言えば集団的自衛権ですね。」
 

 御厨氏「助けてくれます?(笑)」

 前原氏「助けますよ。まあ、あの、契約してればですね。で、アメリカは日本を助けるという今立て付けになっていて、日本は助けなくてもいいと。しかし僕は一と三が大事だと思うんです。一はですね、たとえば朝鮮半島で何かがあって、日本に飛び火がしそうなときにアメリカが活動してました、しかし日本には飛び火をしていないので日本は自衛権の発動が出来ない。だけどもアメリカの協力は集団的自衛権に当たるので出来ないと言う今解釈なんですけども、それは日本に飛び火がしそうな形で、でもまだ日本の自衛権発動になってないけど助ける事は出来ませんていうのはこれはやっぱりおかしいですよね。これはやっぱり見直していかなきゃいけないという事。二のミサイルはアメリカに飛んで行くとなると高々度になるので、SM3が果たして当たるかどうかと言う技術的な問題があります。それは先程石破さんが仰った様に議論しなければいけない。三はですね、PKOで海外で活動していて、今日本は海外に守られて行動してるんですよ。出ていく場合は。だけども逆は出来ないんです。それは本当に大事な事で、それでいいんですか?とこういった議論。これはやはり現実に即して国民に分かりやすくお話をすると言う事が大事だと思います。」


 石破氏「今までね、賛成の人は賛成の人ばかり集まって、これが認められなければ同盟破綻すると言ったわけですよ。反対の人は反対の人ばかり集まって、こんなもの認めたらかつて来た道だという話でね、ですから両方が自分達の自衛ばかり集めて、解散叫んでても悲憤慷慨しても駄目で、解散叫んでって言い方良くないかな?憂えても駄目で、議論する時期に来てるというのは間違いないですよ。」

 岡村氏「安倍政権さらにその裏側に迫ります。」


 御厨氏「株が上がっています。」

 岡村氏「安倍政権の経済政策。アベノミクスを背景に円安、株高が進んでいます。」


 (余談ですが、ここで速報が入り、PCの遠隔操作事件に関与しているらしき男性の任意同行のテロップが流れます。)

 岡村氏「先週月曜後もこちら、安倍相場業績押し上げ。円安一時九三円。株一万一千六十円。外国為替市場では二年九ヶ月ぶりに一ドル九十三円台を記録。株価も五日連続の値上がりです。翌日も東証今年最高値。円安好感、一万一千三百円台。更にその翌日も、東証リーマン後最高値。一万一千四百六十三円。円は一時九十四円台と、連日株高に沸いています。」



 御厨氏「この株高。石破さんはズバリどのような風に思われていますか?」



 石破氏「論より証拠って事ですよね。ですから金融緩和しただけでどうなるんだという話がありましたよね?で、実際にでもそれを安倍さんが宣言をした。そして日銀と共同声明を出した。その事を公開して円は過度の円安状況だし、株は上がってるって事ですね。経済って言うのは理論的にどちらの立場でも有り得るんですけど。これから先日本は確固たる意志の下に経済回復していきますよと。金融緩和・機動的な財政出動、そして成長戦略。これを打っていきますよという事でね、この政策がきちんと続くんだという事を色んな方々が交換してるって事ですが、大事なのは労働者の雇用者の賃金がきちんと上がっていかなければいけないね。設備投資がちゃんと成されなければいけないね。そして一部の地域だけ良くなるんじゃなくて、それは日本全体に広がって行かなきゃいけないねっていう、そういう具体策が見えて来て確固たるものとなるんだと思いますがね。」

 御厨氏「あの、どうでしょう。前原さん。今石破さんがこう言われた事を考えると、野田政権も三本の矢やっとけば良かったとなりますか?」


 前原氏「まあ、やってなかった事は無いんです。日本再生戦略という成長戦略作って実行していた。そして基本的な財政運営はやってました。また金融緩和。特に私が経済財政担当大臣になって日銀の政策決定会合に三回連続で出て、白川さんの時期では初めて二ヶ月連続の金融緩和やって、77円から80円ぐらいまで落ちてきたという面はありました。やってなかったわけではない。後、共同文書を纏めたのが、これ野田政権が初めての事ですから。日銀と政府の。そういう意味では我々は何もやってなかった事では無い。ただ一つ言えるのは、金融緩和について安倍さんが人一倍強い意志を持っておられたと言う事と、それからもう一つはアメリカの景気が良くなってきた。財政の壁が回避された。中国が持ち直してきた。ヨーロッパが安定してきたと。外的な要因が安倍さんの強い思いと選挙に勝ったことによって、日銀が宗旨替えをしたという事の中で出て。株高、円安になってるのはこれは私はリーダーシップ認めなければいけないと思います。ただ、予算委員会二日間聞いてまして、危うさを私は感じ始めています。つまりですね、一日目、私議論したんですけども、安倍さんはとにかく金融緩和、金融緩和なんですね。で2%も日銀が責任持てと。だけども白川さんは2%は政府の成長戦略と構造改革も無ければ日銀だけでは出来ませんよという事言って、乖離があるんですね。つまりは金融緩和万全主義で物事やったら、三本の矢と仰ってるけども、まだ成長戦略決まってませんからね。そして財政出動というのはやったけれども、或いは二十五年度からは財政再建に資するという事でやっていて全部補正に、言ってみればガレージセールみたいな、積みますという事をやっていると。ですから私はですね、経済が良くなることはいい。円高過ぎた円安基調になるのはいい。株が高くなるのはいいけれども、危うさを持った状況であり、今後バランスを取った三本の矢が進まれることを望みます。」

 御厨氏「分かりました。その裏付けとなってるのがこの予算であります。国会は成立に向けて今、この補正予算熱戦状態です。」

 岡村氏「七日、13.1兆円の大型補正予算案が安倍総理の訪米前、二十日頃の成立を目指して国会で審議入り、激しい論戦となっています。安倍総理は必要な予算を積み上げた結果だ。デフレ脱却に資するものだ。と力が入っています。」


 「緊急経済対策として10.3兆円を上げていますが、このうち公共事業費は5兆円。その後審議される来年度予算案と併せると公共事業実質10.5兆円になると言う事です。」


 御厨氏「この公共事業のところから伺いたいですけど、まず前原さんに、公共事業費5兆円。本予算と併せて10兆円。この景気への効果というものどうご覧になります。」


 前原氏「まず一つ、一番大事なこととして抑えなくてはいけないのはマクロの経済の中で大型補正予算案という事に付いては一定理解をします。ただね、震災復興、被災地の復興、これが大事だという事を仰ってるんですが、今被災地行ったら人手は足りない。そして資材は値上がりをしている。そして全国から重機は集めている状況ですよ。これをやると言って今全国に重機が戻り始めている。人も取られるという事で、つまりは今でも本予算とは別個に復興財源という特別財源を作って、そして19兆円から25兆円という事で積み上げる中で、とにかく東日本の復興を最優先にやろうとやってきたにも関わらず、5兆円を積むと言う事はマクロでは分かるけれども、この被災地に対するマイナス要因ってのが出て来るという事は私は大変大きな問題だと思ってますよ。」


 御厨氏「なるほど。前原さんは今そう仰ってますが、石破さんはどういう風にお考えでしょう。」


 石破氏「マクロ政策としてやらなければならないという事は事実であってですね。まだ個人消費とか、企業の設備投資が本格的に回復はしてないわけですよね。だからその景気が良い悪いってのは、お金のあるなしとあまり関係無くて、誰が使うかって話でしてね。個人が使わない、企業が使わないとすれば、それは国や公共団体が使わなければいかんでしょうよ。で、この補正予算は特にそうなんですが、とにかく早く効果が出て来なければいかんのだと、金は出したけれども事業家になるまで凄い時間がかかりますよね、用地買収どうするんですかとかね、どういうような事業やるんですか、設計図これから書きますか?みたいなことをやってもしょうがないんで、特にトンネル崩落事故のようにね、今更用地買収でも何でも無いですよ。とにかく発言の効果が高くて、そしてやらなければならない。相当厳選してやっていかなければいけないという事だと思いますよね。ですから、マクロはそうなんだと。そうするとミクロで見た時に、何が一番経済効果の発言が早いですか?と、どうすれば納税者が納得しますか?と、そして地域的な偏りが無いようにどうしますか?と。今の前原さんの指摘も踏まえてね、それはかなりきめ細かくやっていかなければいかんです。」



 御厨氏「分かりました。そして与党野党様々な動きが出ています。」

 岡村氏「色々な動きが始まっています。維新とみんなで新党。」

 「日本維新の会、橋下共同代表は自民党の対抗勢力として維新の会、みんなの党、民主党の一部で新しい政党を作っていくことが日本のためになるとし、野党の合流構想を打ち上げました。一方政府自民党もこちらです。」

 「石破派第三グループに。先月三十一日今日お越しの石破幹事長が主催する無派閥連絡会の初会合が行われ、石破氏に近い議員三十七人が参加しました。秘書らの代理出席を併せると四十五人。人数では町村派、額賀派に続き、岸田派、麻生派と肩を並べる第三グループとなります。」



 御厨氏「先ずは自民党内の動きですが、これを石破派と見て良いのでしょうか?石破さん。」


 石破氏「えっ?石破さんですか(笑)あのー今ね、石破氏が主催するって仰ったけれど、別に私主催していません。私、派閥否定した事って一回もなくて、人が三人寄れば二対一になるのは当たり前の話であって、そういうものを意図的に抑えてもそれは無理なんですよ。ですから考え方が同じ様な人達が集まって色んな政策を勉強したり、お互いに政治論を戦わせたり、人生を語ったりするのは決して悪い事じゃないですよね。ただ以前の派閥全盛期みたいに、それぞれの派閥が勝手に好きな事言って政権を批判する。或いはお金、ポスト、選挙応援、自分の派閥だけ良ければいいんだって事になっちゃうと、派閥あって党無しって事になっちゃうんで、そういう自民党は見たくないよねっていう方々が多いわけですよね。ですからお互いに研鑽をする、或いは自分達がこの人が良いなと思う人を盛り立てていく、その事は私は決して否定もしません。ですが、今色んな派閥があるけど、派閥に属してない人たちは研鑽も出来ないし、人的交流も出来ないし、だから無派閥の人たちが集まって、そういうのをお互いが連絡する会を作ろうよっていうのが世に言う石破派であって、別に私が主催してるわけではありません。」

 御厨氏「分かりました。石破さんに石破派の事を聞きました。で、一方ですね、前原さん、国会では民主党では公取員長人事(公正取引委員会委員長人事)を事前に報道があったとして拒否をするという風な騒ぎになってますが、前原さん、これ有権者の理解を得られますかね。」


 前原氏「西岡議長という参議院の亡くなられた議長がそのルールを作られて、そのルールに照らし合わせて我々はそう言ってるんですが、このルールも見直していこうという議論もありますので、そこは政党間で議論してもらったらいいと思います。」

 御厨氏「どうなんでしょう。前原さんはそう言ってますけど、石破さんはどうですか?この問題は。」

 石破氏「ですから西岡ルールっていうのはね、そういうものをきちんと作る事によって事前に報道なんかしちゃいけませんよ?いう意味合いもあったと思うんです。ところが知ったからには書かねばならぬ。或いは、これをわざと書いて潰しちゃえとかですね、そういうルールの主旨を逸脱するような事が出たとするならばルールの意味が無くなっちゃいますよね。と。だからそう言うのを悪用されないように主旨は主旨として生かしつつもという事で新しいルールを作るべくやってるわけですよ。ですからそこはね、漏れたからもう駄目だとか、そう言うような話ではないと私は思うんです。その人が適任かどうかと言う事をきちんと議論しなきゃいかんです。」

 御厨氏「安倍総理にこれだけは言っときたい。まず前原さんから。」

 前原氏「予算委員会でこれからしっかりと議論してきたいと思いますが、金融政策だけでこの国がデフレ脱却出来て、経済回復すると思ったら大間違いで、やはりこの体質を変えていく。そして成長力を付けていく、その為の規制緩和とか自由貿易とか、そういったものを総合的にやっていくというのが大事だと思いますね。」

 御厨氏「石破さん。」


 石破氏「やっぱり我々は問題先送りしてきちゃったと思うんですよ。憲法の問題もそう。経済政策もそうですよね。それが日米同盟のひずみになってきたり、或いは膨大な借金になってきたり、或いは企業の内部留保になったりするわけです。先送りしない政治を。」


 以上、十日の時事放談でした。
 余談ですが、小学生低学年の頃、父がこの番組が好きでしたので、私も父と一緒に見ていましたが、その頃は「時事放談」の事を「爺相談」とずっと思い込んで(出てるのがお爺さんばかりだったので)見ていた事を思い出しました。

 書き起こししてて感じたのは、石破氏と前原氏の話の内容を比べると、良くも悪しくも対応や説明が、大人と子供ぐらいの差があるところでした。
 安倍総理の三本の矢を聞かれて、前原氏が「そんなの野田政権でもやってたわい!」的にムキになるところとか、安倍総理に言いたい事は民主時代にそれをやっとけよ。と突っ込みを入れたくなる場面とか、まあ雉も鳴かずば打たれまいを地でいってる人が左翼は多い多い。
 今日は国会の途中、ちょうど石原氏が質問している最中でしたが、北朝鮮の核実験のニュース速報が入りました。
 上に流れるテロップでは、韓国政府"本格的な核爆発水準至らずか"と流れていましたので、その後、夕方からのニュースで各局が核爆弾の威力を脅威として見ている事に、情報が錯綜している事を感じました。
 しかしつくづく日本は馬鹿な国ばかりが近隣諸国に集まってしまってる事を痛感します。
 スイス帰りの若造であっても、所詮は朝鮮人。
 どこまで行っても馬鹿は馬鹿なんだ、馬鹿は死ななきゃ治らないっていう言葉は真実かもしれないと思った次第でした。

 


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