AX 2016年06月 - 徒然日記
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増税先送りから見る自称保守金美齢の欺瞞。増税反対者に鬼の形相で反論

 以前から気になっていた事なのですが、『私は安倍さんの婆や』などと言っている金美齢氏の別の顔が見えたのが先週の『そこまで言って委員会』でした。
 普段は保守を気取った物言いをしながら、実は財務省(CIA)のエージェントである事を自ら表明してしまった瞬間がここにあり、財務省に反旗を翻し増税を先送りした安倍総理をも叩く彼女の姿に背筋がゾッとしてしまいました。
 これと同じような気持ちになる事が櫻井よしこさんにもあり、以前もそこまで言って委員会にて愛国者の発言としては凡そ違和感があり過ぎる見解に、少しずつ彼女たちに距離を置くようになりました。
 それではその金美齢氏の発言から見えるエセ保守の実像を今日は書き起こししたいと思います。

 安倍総理が増税先送りを決め庶民の自分はホッとしたものですが、これはネットTVなどの政治番組では当然の決断でもある事だったわけです。

 以下にその増税のからくりを解説している放送の書き起こしを致します。

 まずはDHCシアター『ニュース女子』に出演された元財務官僚の高橋洋一さんのお話。

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 西川氏「増税しないって事は大丈夫なんですか?」

 長谷川氏「高橋さん、増税しなくて大丈夫かって。」

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 高橋氏「何でそういう質問?っていうかね、要するに増税したら景気悪くなって、景気悪くなると社会保障も財政再建も全部アウトになるんですよ。だから増税しないっていうことしかあり得ない。良く言うでしょ、増税しないと社会保障は?っていうと全く間逆でね。増税して景気悪くなったら社会保障は全滅です。そんなのどうしてやるの?ってだけで。」

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 杉原紙「じゃあなんでそもそも上げようとしてたんですか?」

 高橋氏「上げたい人がいてそういう風に言ってるだけですよ。」

 西川市「でも財務省が出さないからだっていう話もあるじゃないですか。」

 高橋氏「それはね、財務省は社会保障を人質にとって絶対に増税したいって言って、その話を沢山色んな所に言ってる。特にマスコミの人。みーんな増税しないとダメだって言ってるでしょ。」

 杉原氏「でもそれは私みたいな女の子でも、それは建前で言ってるんだなって言うのぐらい分かるんですけど。」 
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 勝谷氏「あなたが言ってることは正しくて、これをもっと経済全体をね。たとえば消費税を上げずにみんなが豊かになったら所得税や法人税で、どっとお金が入ってくるわけよ。そのほうが多分効率的なんだけれども、でも財務省ってのは昔から江戸時代のお百姓さんから年貢をとりたいわけですよ。それが日本の昔からの古き伝統なわけ。ちまちま取るのが。」

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 瀬川氏「じゃあその伝統を変える為にはどうすればいいんですか?そもそも変わらないものなんですか?」

 勝谷氏「でも随分財務省の力は落ちてきた。」

 高橋氏「今回なんかね、はっきりしてるわけ。どっちが偉いんだって話ですよ。安倍さんなのか財務省なのか、それだけの話です。安倍さんは『俺が偉い』って言っただけ。」

 勝谷氏「今までは長く財務省のほうが偉かったわけ。」

 高橋氏「そう。財務省に言われてね、ホイホイ喋ったのが麻生さんです。」

 この高橋氏の財務省の話を踏まえた上で先週のそこまで言って委員会での金美齢氏の発言をお聞き下さい。高橋氏が仰った増税させるための(脅迫めいた)言い訳をマニュアル通りに金美齢氏は言っています。

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 消費税率の引き上げを再延期した安倍総理の判断について。

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 金美齢氏「私ね、ここで8%になったときに全員が反対したの覚えてますよ。すべきじゃなかったすべきじゃなかったって。でもやっぱり内需がね、上がらないんですよ。」

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 末延市「いやー、でもやっぱり増税は駄目ですよ。だって本当なら8から今度は5に戻したほうがいいぐらいで、ただ社会保障の目的税に埋め込んじゃってるから、だから今度秋に向けて財政出動してね、10兆円ぐらいの。減税分ぐらいの対策を打たないと、景気が折れたら絶対ダメなんで。」

 金美齢氏「確かにね、税金が上がって嬉しい人は一人もいないのよ。いないけれどもこれだけの借金財政をしてて・・」

 末延氏「いや、税収は今伸びてるんですから。だから財務省だって結局飲んでるのは、今税収増えてるんですから。」

 金美齢氏「でもね、ちょっと待って下さいよ。生活保護の人は増えるし、社会保障制度はね、どんどんどんどん赤字だし、そういうことひっくるめて考えればね、」

 末延氏「いやでもマクロ経済の全体を俯瞰して見ればやっぱり税収が伸びて経済がデフレ化に向けて、まともなノーマルな形に戻す、それからの話。」

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 須田氏「ただやっぱりね、金さんの言うように社会保障制度というのは給付だけじゃ成り立たないんです。負担と給付。これバランスよく取らなきゃなんない。要するに人誰しもね、給付だけあったら有り難いけれども、負担はどうやってやっていくのかって事を考えないと景気が良くなってからするのがいいのかっていう議論は残ると思います。」

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 末延氏「社会福祉目的税ってやっぱり理屈からおかしいんですよ。だって所得税とかそう言うんだったら、いいものに使ってもらえるんなら大いに結構だってモチベーション上がるけど。」

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 金美齢氏「あのね、いいものに使いたくてもですね、後期高齢者になってて高齢者の生活保護はどんどんどんどん増えていくこの現象。ほんとにね、日本の福祉制度ってのはもう破綻しかねないんですよ。」

 末延氏「それはそうですけど、役所が人の金だと思ってデタラメやってきた話のそういう所にメスを突っ込まないで、弱い人のとこばっかり突っ込んでいくっていうのは僕は本末転倒だと思いますよ。」

 金美齢氏「役所も勿論問題だけどね、自分の老後のことも考えないでね、『お金がなくなりました。はい、生活保護』って言うような人達もね、自分の老後はどうやって生きてくかぐらいのことをね・・」

 末延氏「そりゃ自助努力も必要ですけど、人間には能力の差だってあるんですから。」

 金美齢氏「あなたすぐそう言うけどね、能力だけの問題じゃなくて志の問題です。」(この人何様?日本を支えて下さってきた高齢者の方々に随分失礼な物言いではないでしょうか?)
 
 辛坊氏「そこは確かにそうなんだけど、志も含めて能力だったりしますからね。」(さすがにこの金美齢氏の問題発言にはお仲間の辛坊氏も反論します。)

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 金美齢氏「いやだからね、それをメディアが甘やかしてる。あんたみたいな人が甘やかしてる。長谷川さんみたいな人が甘やかしてる。弱い者の味方とか言っててどんどん弱い者を増やしてるのよ。」
 
 末延氏「だって僕はそんな鬼みたいなことは言えないですよ。」

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 長谷川氏「まずね、増税すれば増収になるって議論自体がまず間違いなんです。増税=増収だと皆財務省が洗脳しちゃってるからそういう議論がなるんですよ。増税したからといって増収にはならない。これは前にそもそも消費税やった時から分かってる。じゃあ今の景気の悪い時に増税して景気が悪くなって法人税上がりますか?上がりませんよ。それよりもまずは景気を良くして、法人税を上げ、所得税を上げる。その順番。それでもまだ足らないんだったら、それで初めて増税の議論すればいいんですよ。」

 金美齢氏「その通りのこと安倍晋三さん仰ったじゃないですか。しかも財務省の言ってることも全部嘘っぱちだって事も言っちゃったんだから。言いましたよね。」
 (長谷川さんの正論を横目で見ながら聞いていた金美齢氏もこれ以上言えずに、怒りの矛先を安倍総理に向けますが、この際『財務省の言ってることは全部嘘っぱち』と言って財務省の裏側を明かしてしまった後、須田氏にも同意を求めるという有様。そして須田氏に無視されます。)

 そしてざこば師匠が「不安なんですよ。お金使いたいけど使える空気じゃないでしょ。世間は。」と言うと・・・

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 金美齢氏「それはね、メディアも悪いしこの人達(末延氏と長谷川氏を指差す)の責任なの。あのね、世の中の流れっていうか世論っていうのがね、メディアが作るものなんですから。やっぱりそういう綺麗事ばかり言うなって事言ってんの。」
 (そうです。金美齢氏みたいなCIAのエージェント達がTVに出て流れを作ろうと躍起になっている姿。今回篤と拝見させていただきました。)

 ブログ更新が伸びてしまっている理由には、体調とかHDDの不具合とか色々ありますが、最も大きな理由にそこまで言って委員会を見ていくうちに、彼らの背景にいる組織がチラチラ見えるようになった事がありました。
 今回、辛坊氏も前回の8%増税を正当化するような事『消費税8%に上げたら税収が伸びた』などと言っていますが、それだけに焦点を当てて増税肯定論を話す卑怯さ。実際は庶民が一番良くわかってますよね。我が家などもそうですが、消費は下がり続けていますもの。
 
 ここでブログを書く切っ掛けとなったのは(一番カチンと来た点は)増税先送りの腹いせに、罪もない高齢者を槍玉に挙げて、困窮している人達に甘えていると言い放った金美齢氏の冷酷な発言でした。
 視聴者は反論したくてもカメラの向こうの彼女にまではその声は届きません。
 ブログに書いても届かないけど、書かずにはいられませんでした。
 
 ここでもう一つ、金美齢氏、辛坊氏、須田氏などの増税賛成論者の意見が大嘘である事を裏付けるような話をニュース女子から引用します。
 こちらは元経済産業省の原英史氏がぶちまける各省庁のホンネです。

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  長谷川さんに経産省の建前と本音はどんな感じですか?と聞かれ。

 原氏「経済産業省のこの話で何を言いたいかというと、原発を再稼働したいですということですよね。厚生労働省で言えば『公的年金がなくなると皆さん大変なことになりますよ』ということをずっと説明していて、何がいいたいかと言うと。今の仕組みをとにかく維持したいんですと。これなんで維持したいかって言うと、ホンネの部分では結局使い込んじゃったわけですね。預かっていたお金を。それが表に出されちゃうと困るので、今の仕組みをそのまま維持したいと。これなんでこんな綺麗事を言うのかというと、結論が嘘だからです。ホンネでちゃんと説明して理解してもらえばいいことだったのに、綺麗な説明をしてるって事は最後は嘘なんです。それからこういう文章を見る時にもう一つ気をつけたほうがいいのは、相当部分は本当のことを言ってるんですよ。8割ぐらい本当のことを言っといて、最後の最後に結論だけ嘘をつく。」

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 末延氏「一番多いのは例の財務省の増税やんなきゃいけない説明に、よく家計簿に例えることやるじゃ無い。役所が準備しといてくれて。あんまり勉強してない記者が聞きに行って。家計簿はリミテッドだから大変だけど、国家の財政は日本がなくなるわけじゃないから絶対一緒にしちゃいけないじゃない。」

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 長谷川氏「つまり家計っていうのはせいぜい一世代、二世代、長くても三世代だけども、国家は潰れませんからね。」

 末延氏「でも大変って言われると日本人は心配症だから。その辺もよく分析して作ってあるね。」

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 勝谷氏「国民一人頭何百万円の借金を背負ってますよと朝日新聞とか書き立てるわけだ、あの記者クラブの連中が。」
 (この話は冒頭に書き起こしました高橋洋一さんが「財務省は社会保障を人質にとって絶対に増税したいって言って、その話を沢山色んな所に言ってる。特にマスコミの人。みーんな増税しないとダメだって言ってるでしょ」の話ですね。)
 
 長谷川氏「ちょっと根本的な議論しよう。消費税。原さん、消費税ってのはそもそも社会保障のような財源にふさわしいんですか?

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 原氏「いや、通常違いますよ。」

 長谷川氏「違いますね。僕も違うと思う。」

 原氏「消費税は本来的には、まず国じゃなくって地方でやるっていうのが標準的ですよね。地域によって自治体によって違うと言うのが普通で、国で全体でやってる社会保障の財源に当てるなんていうのがこれまず違う。」

 長谷川氏「じゃあ社会保障の財源が足りなかった場合は消費税は無しだとしたら普通は何でやるの?」

 原氏「資産です。あと日本で加えてやれるとしたら資産税。」

 長谷川氏「私は保険料じゃないかと思うんだけど。」

 原氏「保険料の所はこれまた難しくって、要するに今の保険料ってもうほぼ維持出来無い状態だから、ホントはどっちかって言うと基礎年金の部分。最低限の生活が保証できる部分は税金で負担して、むしろ年金の所得に応じた給付って所は別の年金制度にしちゃうという方が私はいいと思う。」

 元経済産業省の原英史氏でさえ、社会保障の財源を話す時には一言も消費税という言葉は出てきません。
 その道のエキスパートたちが退官した今、話す事は増税の無意味さなんですよね。
 国民の財布を宛てにする財務省や、それに加担しているマスメディア、コメンテーター、評論家が汚い生き物に見えます。
 使い込みの穴埋めで年金を使われたり、税金の何割かは官僚の天下りに使われる事を知った上で政治家は選ぶようにしたいものです。 

 
 
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