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たかじんのそこまで言って委員会。参院選、大反省スペシャル。放送法。

 7/28日のそこまで言って委員会は22日参院選結果を受けて、大反省スペシャルが放送されました。
 その中で放送法についてのテーマが興味深かったので、本日はその書き起こしです。


 勝者の皆さんはテレビでの選挙報道を見て不思議に思う事はありませんか?
 

 各党の候補者の発言時間はもちろん。

 主張のポイントをフリップで紹介する時も、同じスペースできっちり横並び。
 これは一体どうしてなのか?


 日本の電気通信事業者を起立する放送法の第四条では、放送事業者は政治的に公平であることを定めており、


 また日本民間放送連盟、放送基準第二章には
 「政治に関しては公正な立場を守り、一党一派に偏らないように注意する。」と記されている。

 つまり、報道には中立、客観性の原則があり

 これに反すると、報道を監視している各党からクレームが来たり、悪くすれば監督官庁から警告を受けることも。
 

 そうした中、TBSの報道番組NEW23が、6月26日の放送で、

 電気事業法改正法案の廃案について、「自民党に通す気が無かったから」という識者のコメントを放送。

 これに対し自民党は「我が党へのマイナスイメージを巧妙に浮き立たせたとしか受け止められない。」と反発。

 自民党がTBSの取材や番組出演を拒否する事態に。


 その後TBS側が「今後一層公平公正に報道していきます」とする文章を提出し、自民党は取材拒否を解除しましたが。

 こうしたことが続くと、現場の報道マン達が中立、客観性の原則に過剰に捕らわれ、結果的にテレビ局の自主規制がさらにきつくなると危惧する声も。

 そして先週、参院選開票特番の平均視聴率が民放第一位だったのは

 池上彰さんがメインキャスターを務めたテレビ東京の番組。

 昨年12月の衆院選特番でも、
政党党首への鋭いインタビューが好評だった池上氏が、今回も維新の会のアントニオ・猪木氏に対して

 「前回出馬したときは消費税に延髄切りと言ってましたが、変わったんですか?」と、突っ込んだり。


 公明党の女性候補に「あなたは創価学会の信者ですか?」と、直球勝負。

 これまで横並び、金太郎飴と言った印象だった選挙特番に新風を巻き起こしたと言われていますが・・・

 そこで皆さんに質問です。

 今の選挙報道には問題があると思いますか?問題は無いと思いますか?




 

 田嶋氏「私、議員だったときに小さい党にいたもんですから、質問時間が5分とか10分だったんですね。すると数の多い自民党は2時間とか永遠とダラダラやってるわけですよ。こっちは質問時間を貰う為にお願いします、質問時間を下さいって、いいっていう人にもらい歩いて、そして質問したんですね。それは国会議員になったら取った数で質問時間決められるわけで、だけどせめて選挙の前は分からない訳だから、私は同じ時間を取って公平盛大に少なくとも政見発表や何かは全部イーブンにやらないと。」

 橋本五郎さん、パネラーの皆さん「それは今やってますよ。」


 松原氏「田嶋さん、大体予算委員会にしても何にしても質問時間はね、少数政党に分けてるじゃない。野党の中でも。まず与党と野党で、与党は野党に沢山渡してるし、」

 山本アナ「済みません。今日は選挙報道についてだから。」

 橋本さん「テレビでは田嶋さんの方がよっぽど喋ってますよ。」(場内爆笑)


 田嶋氏「私は声が大きいだけで、量は喋ってません。」


 井上氏「中田さん、僕はね哲也さんが言われた公示前の報道にしても、明らかにこれ維新狙い、やられましたよね。これやっぱり橋下慰安婦発言っていうので、もの凄く引っ張りましたよね。あれって都議選の前でもあり、それから選挙前でもあり、もう占めたっていう形でメディアが橋下叩き、維新叩きをやって改憲勢力の崩しを、要するに何とかして牙城を崩してやるっていう形で維新を潰していったっていうのが私はあると思うんで、」


 中田氏「それはそう感じますね。それはその通りだと思うんです。逆に言えば橋下代表がメディアのことを良く分かった人ですから、そういう意味では橋本さんがあそこで仕掛けた結果が、こういう状態ですから、そこはタイミングとしては良くなかったという反省は持っていいのかもしれません。すなわちメディアの習性というものを分かっていれば。その上でメディアの大反省会という事に言及をすれば、テレビは放送法というのが、確かに中立、公平性というのを求めるけれども、日本は実は新聞も含めてそこの規則がはっきりしないまんま、恣意的に物事を動かそうとしてるというのは昔からだと思うんですね。公平性というのは二つあると思っていて、時間配分から何から全部を公平にする公平性というのと、それからはっきりと自分のスタンスを明らかにした上で見解を述べるという公平性。私はそっちに脱皮をしないと、ドンドンドンドンメディアの魅力無くなりますよ。」

 津川氏「中田さんに賛成。」


 松原氏「重要なのはね、メディアというのは発言するけれども責任は取らないと言うのが今までのスタンスでしたが、私はね、そこは色々と踏み込んで議論するならばね、今中田さんが言うようにメディアはもう自分のスタンスを明らかにするべきなんですよ。 した上で、ここが問題だ、ここが行けるという話をして、そして結果としてその方針が上手く行かなかったという時に国民があのメディアも反省してもらわないといかんなと。それぐらいの所に行かないといかんのですよ。」


 橋本さん「ちょっとお言葉ですけどね。スタンスがはっきりして無くはないんですよ?その問題についてはきちんとスタンスはっきりさせてるんですよ。」

 山本アナ「新聞はでしょ?」

 橋本さん「そう、新聞は。丸ごと、じゃあね、この事全部良いなんて事有り得ないから、それは。そこはきちんとメリハリ、私書く時もそうですよ。で、テレビの場合、どうなのかって事なんですよね。今。」


 加藤氏「あの池上彰さんのね、テレビ東京が大変高視聴率取ったって言うのは、松原さんの話を受けて言いたいのは、要するに報道番組、特に選挙報道番組っていうのは何かっていう原点に池上さんがそれに戻ってるからキチッと聞くべき事は聞いてるわけですよ。この事は非常にね、立ち位置として民放各局、それを考えないと。つまり選挙の事、政治の事を知らない人が出て、タレントさんを呼んで、それを何をどうしようっていうのかって事ですよ。」


 橋本さん「それは、私はちょっと疑問というほどではないんですけど、たとえばね、公明党の当選した人に、あなたは創価学会の会員ですか?聞くことがね、そんな大事な事なのか。僕は違うと思いますよ。そうではなくて、一体公明党は自民党とどうするのかって聞くのが大事なんであって、要するに今選挙で結果が出ようとしている時に本当に聞くべき事は何なのか、ここがやっぱり大事な所であって、それぞれの党の中で一体どうなのかって言う事を考えた時に、当然自ずから優先順位っていうのは有り得るんであって、ただ部分的に面白いって言う話だけでは。」

 宮崎さん「そこは橋本さんの仰る通りだと思うんですけど、」


 ざこば師匠「開放速報さえね、視聴率云々言うわけでしょう?これはおかしいと思うよ。ホンマは。そんなもん何処見たって一緒やねん。おもろないかおもろいかでしょう?そりゃ池上さんはおもろいよ。あんな事やっとったら。」


 宮崎さん「テレビの問題というのは非常に問題だと。選挙報道に関する問題で、最近特に悪くなってきてるのは、非明示的なルールによって支配されて、公示後にね、ある程度中立原則を守るというのは分かるんです。客観的にやろうとするのは分かるんですけど、どんどん公示前と言うか、前倒しで一ヶ月前、二ヶ月前、三ヶ月前からね、大凡の、たとえば各党集まらなきゃ行けないとか、そういうようなルールを」

 加藤氏「それは誰が決めてるの?」

 宮崎さん「分からない。」


 山本アナ「あれはおそらく、かつてテレビ朝日の椿発言があったでしょう。それで国会に招致されて、その後選挙報道というか政治報道に関しては厳しくなってくるんですけど、この4、5年は各党十五秒ずつとか一分ずつという、そこにちょっと縛られているのでは。」

 椿発言問題:1993年、テレビ朝日報道局長(当時)の椿貞良氏が日本民間放送連盟(民放連)の会合において、「選挙期間中、非自民政権が生まれるよう指示した」と発言したとされる問題。放送法違反の恐れがあるとして、放送免許の取消も検討された。

 宮崎さん「それは自己規制によってそれをやってるわけでしょう?」

 山本アナ「自己規制かけない事には、いわゆる圧力がかかるという考え方ですよね。」


 金さん「報道のね、最大の問題っていうのは我々のようなコメンテーターが一杯いてね、それで言い放題なんですよね。で、反省が全然無いわけ。たとえばあれだけ政権交代の前に民主党をヨイショした人達っていうのは、自分がどれだけ反省してるかって言う言葉を滅多に聞かないの。三宅さんだけが反省してるって仰ったけどね、テレビに出るようになってから20年だけど、しょっちゅう降ろされたのよ。これは言わなければいけないと思って言うと降ろされた。田中真紀子さん批判したりとかね、しょっちゅう降ろされてた。でも私はぶれずにずっとやってきて生き残ったんだけれども、実はその時にも本当に田中真紀子をヨイショしたとか、民主党をヨイショしたとかね、今では誰が聞いても可笑しいと思うことを散々言ってた人達がね、反省をしたって言う言葉を一つも聞いてない。だからね、作る側だけじゃなくて、メディアの番組の問題だけじゃなくてね、発言する人、コメンテーター。この人達っていうのをね、もう一度検証すべきだと私は思うんですよ。」


 高田氏「そういう発言に対して党からの圧力って言うのってかかってくるものなんですか?」


 宮崎さん「東京のテレビ局は新聞社と同じで、要するに番記者を付けてるわけですよ。たとえば内閣番とかなんとかって。個々の政治家、野党の有力政治家なんかにも付けてるわけです。そうすると、ある情報番組とかバラエティ番組、ワイドショーで、ある政治家を非常に批判したと。コメンテーターが批判したとするでしょ。そうするとその政治家から政治部に文句が来るわけ。すると報道局から、報道局の方が大体テレビ局より上だから、バラエティとかワイドショーを作ってるような社会情報局なんかに政治部からも抗議が降りてくるわけ。そういう事って実際に何度も、個人的にも経験しているし、実際に問題になった、新聞沙汰になった例もありますよ。」


 橋本さん「公正中立っていうのはね、やっぱり出来るだけ求めなければいけない。しかしその中で参議院戦で何が問われるか、これは衆議院選挙の間の政権に対してどう評価するかなんですよ。そうすると当然ながら政権に対して厳しくなるんですよ。それは。当然やっぱり総理大臣が出て来れば、それは総理大臣ですからね。政権変わる訳ではありませんから。そこは厳しく聞かなきゃ駄目なんですよ。」


 松原氏「争点の設定って言うのは極めて重要で、たとえばですよ?アベノミクスを争点の設定にすれば、まあイメージとして良いなって言うのが多いんですよ。ただ逆に言えば様々な貧困の格差の拡大って言うのも一方にあるわけですよ。」

 橋本さん「だからそういうのをアベノミクスで批判として出て来ればいいわけでしょう?」

 松原氏「ただそこの部分の争点のしつらえ方っていうのは、非常にシンプルなステレオタイプ化されるんですよ。今の時代っていうのは。だからそれはやっぱり何処にメインの争点を持ってくるのかって言うのは非常に大きなポイントで、影の部分ではなくて、成功の部分に基本的に焦点を持ってくるような、経済にだけ持ってくるようなね。そういうイメージになったのは、私は事実だと思うんですよ。この間に生活保護世帯の環境は厳しくなったりしてる、もちろん不正受給は別ですよ?」

 橋本さん「だから野党はそれを追及すべきなんですよ。」

 松原氏「我々は主張したけれど、結果的に争点はそうではないところに設定されたと思いますよ?今回。」


 宮崎さん「でもね、松原さんね、だとすると、私は民主党さんが主張された社会保障の抜本的な制度改革。とりわけ年金の最低保障年金を創設という事をもうちょっと実効的に主張する事が出来たんじゃないですか。何であれ数字が何も入ってないんですか?マニフェストに。」


 松原氏「だからそれは色々問題があるんですよ。そこはもう反省しなきゃいけない点はあるんですよ。僕だって。ただね、言いたいのは、今社会で問題になってきてるのは、非常に米国的というかね、豊かな奴は豊かになりすぎる、貧しい奴は本当に厳しくなるって言うのは、これ実態としてあって、これが将来的に社会全体にとってプラスかマイナスか考えれば」

 宮崎さん「マイナスです。」

 松原氏「マイナスなんで、そこに関しての議論っていうのは、やっぱり全体の中で非常に少なかったと思いますね。争点の作り方なんですよ。」

 山本アナ「作り直さなければいけませんね。これから。」
 
 この後、橋本五郎さんが次の仕事に行かなければいけないため、橋本さんは次のテーマである投票率の低さについて先にお話をされました。


 橋本さん「この後ね、投票率の問題なりますね。まずこの投票率を考える場合、基本的に投票率が高い方がいいか、それとも低い方が何か民意をね、熟してると見るか、やっぱり高い方がいいんです。高くするにはどうしたらいいか、色んな競争をしてもらわなければ困る。魅力ある一を候補者にしてもらわなければ困る。しかしそれでもなかなか魅力ある人が出てこない。どうしたらいいか。私はやっぱりこう言う時は基本に立ち返る。最も原始的な方法。要するに比較する為にね、(パネラーを指して)こうやって比較すると分かるんですね。所が1人だけ政見放送だけで、ただ一方的にね、自分の宣伝するだけじゃ分からない。ですから立ち会い演説会。これを復活して、そうすればそこに行って話を聞こうと、この人はどういう人なんだろうと、人が話してるのにちゃんと聞いてない。この態度は何だと。要するに喋って無くてもその人を見る事が出来る。だから立ち会い演説会。このデジタルの世界でむしろアナログ復活。それからもう一つは戸別訪問禁止されてるでしょ?これ宜しくない。一番大事なのは戸別訪問で、自分を投票して欲しいと説得するのは何が悪いんですか?そうやると買収される?そんなの昔の人ならともかく、皆ね、買収される方が金持ってるんですよ。政治家よりはよっぽど。(場内爆笑)って事を考えると、もう少しね、人と人との接触って言うのを大事にするような選挙活動をね認めるようになって欲しいと。これだけは言わないと死んでも死にきれないから。」(場内爆笑)
 ここで橋本さんが次の仕事で退場されて、このテーマは終わります。


 池上さんの開票速報は、去年、衆院選の時に見て、奇をてらったような質問が私も面白く感じて見ていましたが、今回の参院選での開票速報番組は、橋本五郎さんと百田尚樹さんが出演されていた日テレを拝見しました。
 橋本五郎さんの野党に対する質問は、日頃、有権者がテレビを観て感じている気持ちや、橋本さんのような正当で、発言力のあるジャーナリストでなければ言えないような苦言なども仰って下さり(特に共産党の志位氏に対するつけ上がってるんじゃない的な話は溜飲が下がる思いでした。)、結果日テレを見て良かったと思った次第でした。

 放送法に関しましては、参院選前も後も、テレビ局も新聞も週刊誌も「公正な立場で一党一派に偏らない」報道をしているかと言えば、それは全く守られていないような印象を持っています。
 たとえばNHK。そしてTBSの朝ズバなどは、選挙期間中も期間後も左翼のコメンテーター達を出して来て、司会者と共に徹底的に保守を叩いているような毎日でした。(今も続いていますが)
 以前、津川さんが「テレビが茶の間に入ってきたわけです。だから左翼がね、いつも朝起きたら『お早うございます』飯食うときも『こんにちわ』って言いながら傍に居て、憲法変えたらいけませんよ。とマインドコントロール。毎日、茶の間にいるんですから。左翼が。」と仰ってましたが、これは本当に言い得て妙で、ネットで各政党の内容などを見ていない視聴者は、こういう左翼が支配するテレビに洗脳されてしまうんです。
 だから共産党などという時代錯誤の政党が8議席も取ってしまうような異常な国になってしまったわけです。
 マスメディアの功罪は国を変えるほど大きい事を感じます。
 特にNHKとTBSは日本人にとり鬼門とも言えるテレビ局と思います。


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