AX そこまで言って委員会、たかじんの手紙と『日本版NSC創設』について。 - 徒然日記
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そこまで言って委員会、たかじんの手紙と『日本版NSC創設』について。

 今回のたかじんのそこまで言って委員会は500回を迎えた記念特集と言う事で、安倍総理始め、錚々たるメンバーが揃っての番組となりました。
 最初に本当に久しぶりにたかじんさんが手紙にて、近況を伝えて下さっていらっしゃいましたので、その書き起こしと、日本版NSCについての討論を載せさせて頂こうと思いました。
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「皆様、たかじんのそこまで言って委員会という番組は、一回一回の積み重ねで、500回を迎える事が出来ましたが、僕にとっては正直、2回以上続いていると言う事が奇跡です。それを考えると、500回という数字がどれほど恐ろしい数字かと、理解して頂けると思います。
 その奇跡の場所に立って、出演していないのがとてつもなく残念です。
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 この10年で、田嶋先生はシャンソン歌手に変身され、三宅先生は天に召され、辛坊君はクジラによって夢半ばで挫折し、玄孫は歌姫と恋に落ち、本当に時の流れを感じています。ヤマヒロ君には大変な番組を引き受けさせて申し訳なく思っています。
 でも、これ以上の修行の場はありません。一回り、二回りも大きくなっていくことを願っています。
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 僕自身は、体調も順調に回復途上にあります。もう少し時間を皆さんに頂きたく思います。
 最後に視聴者の皆さんへ。
 見るに堪えない番組が多いとはいえ、いつもこの番組をご試聴して頂き有り難うございます。
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 今はその視聴者の一人に僕もなっていますが、近々、画面の中からお会い出来る事を楽しみにしています。やしきたかじん。」
 

 それではここから志方さんの質問である『日本版NSC創設』です。
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 元陸上自衛隊北部方面総監で、軍事アナリストの志方俊之氏。
 長年最前線で国防を担った安全保障のプロフェッショナルが、今一番気がかりなこととは。
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 志方氏「今、私が皆様にお聞きしたい事が一つあります。それは安倍政権になって日本版NSC『国家安全保障委員会』これが出来る様になりました。私はこれは創るべきものだったと思いますけれども、まだ実際にやってみれば色々な問題が出て来ると思います。」

 志方氏は日本版NSCの問題点について
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 今の日本には安全保障や外交上、重要な情報が外国から入ってこない。日本に伝えれば漏れると考えられているためだ。」と指摘。
 「その為アフリカの紛争地域で邦人を保護する活動があった場合、多国籍間で作戦計画を建てるとしても日本だけ情報を共有できない事になるし、国際的なテロの情報も得られないと断言している。
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 志方氏「情報というものがないのに、決断する組織を作っただけでいいのかっていう問題が根本にあります。もう一つは情報を取るにしても、それが日本のような縦社会で、最後の段階で本当に横に出来るかという、そこにまだ疑問が残っておりますしね。」

 さらに志方氏は
 「一定期間が過ぎた後には、秘密を国民に公開しなければならない」とした上で。
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 「今は閣議の議事録も作成されていない。秘密保護から情報公開まで一貫性を持った法整備が必要だ。」と訴えています。

 「これは特定秘密保護法と対になった法律ですから、そっちにも議論が展開されると思います。」
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 「日本版NSCの創設に、賛成ですか?反対ですか?」
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 辛坊氏「特定秘密保護法とのパッケージで答えて欲しいというのが志方さんの主旨ですから。」

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 田嶋氏「あのね、日本って今回の色んな問題見ててもそうだけど、国民主権って憲法にきちんと書かれてる事が実行出来て無いんですよ。だから秘密保護法のこともそうだけど、情報開示もそうだし、何を秘密とするかも、どう国民に開示するかも、きちんと決めてないところで、またこんなの作ったって同じ事で、もう少し日本の国民主権と言う事はきちんと政府に守られてるんだったら良いけど、今の状態だったら反対ですよ。何されるか分かんない。」

 井上氏「田嶋さん、あのね、これは国民の主権を守るための組織なんですよ。」

 田嶋氏「だけどそう言いながら現実違うじゃん。そう言うインチキ嫌い。いいもん、井上さんは。」

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 井上氏「今志方さんが仰ってるのは、たとえば情報を取ると言うのが非常に難しいってのは、自衛官が各国の大使館に配置されるとき、通常では防衛駐在官って呼んでます。でも日本の場合は防衛省から一端外務省に出向して外務省の身分で一等書記官とか二等書記官とか、そう言う名前で行く。出、取った情報、military to militaryって軍事の情報っていうのは軍人同士じゃなきゃ入らない。その情報も外務省のルートでしか送る事が出来ない。これだとただ漏れになるんですよ。こういう事が非常に大きい問題であることと、もう一つは実際情報を取ると言う事を情報の判断をすることは出来るかもしれないけど、取ると言う事と、それを執行する、要するにJCIAのような実行組織がないと何の意味も無いって事なんですよ。」

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 田嶋氏「そのお鼻自体はその通りで非常に素晴らしいと思うんだけど、必要性が日本になかったんだよ。今まで。」(田嶋氏の言葉に場内騒然)

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 宮崎さん「たとえばね、田嶋さんは良く日本は武力、軍事力じゃなくて外交力で勝負すべきだと言いますよね。この外交力の背景になってるのは、普通一般の国は軍事なんですけど。軍事ともう一つ情報があるんですよ。どれだけ軍事的な情報について、自分達が軍事行動起こすわけじゃないけれども、それに関する知識というものを持っているかどうか、ある国の危機的な国状に対して、たとえばアルジェリアというような国状に対して日本人の邦人の生命安全を守るためにどうすればいいかというのは、十分にあの時情報が日本に入ってきたか、或いは何か大きな決断をしなければならない。PKOとかそう言う新しい自衛隊のオペレーションを展開しなければならないか、するべきかどうかと言うときに、当然そこの派遣地に対する情報が必要なわけ。そう言ったものは基本的に入って来ない。何故入って来ないかというと、井上さんが仰ったように、まずは諜報の世界というのは基本的にGive-and-take。ヒューミントやエスピオナージの世界というのはGive-and-take。向こうがこういう情報補くれたから、こっちはこういう情報をあげると。でも日本では実働部隊がない。

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 加藤さん「アルジェリアの事件で日揮の社員が多数殺されたじゃないですか。実はあれはアメリカ政府は知ってたんですよ。所が日本に教えればそれがダダ漏れになるからって教えなかったんです。」

 田嶋氏「でもそれも変じゃない。人が殺されるって分かってるのに教えないなんて。同盟国なのに。」

 加藤氏「だからそう言う軍事情報でも日本に教えたら本当は日本人は救えたかもしれないのに。」

 田嶋氏変じゃん、それって。だって何が同盟国よ。じゃあ。」

 加藤氏「変じゃないでしょう。日本人の命を守るための仕組みがないからそう言う事になる」

 辛坊氏「一応メディア関係の人で加藤さん時事通信だったし、長谷川さんは現役の論説副主幹だし。反対ですか?」

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 長谷川さん「僕は賛成です。だって要するに秘密があるのは当たり前で、たとえば今のアルジェリアの話だって、アメリカは上で衛生で全部観てますからね。所がこの画像情報全部日本に公開するか。出来ませんよ。だって精度が凄く細かいものまで、最高の軍事機密ですからダダ漏れに出せない。それからもう一つさっき仰られたヒューミント。要するにスパイが取った情報は命が懸かってるんですよ。こんなもの情報が漏れたらスパイが死んじゃうって話なんですよ。」
 
 辛坊氏「東京新聞は徹底反対ですよね。」

 長谷川さん「東京新聞の反対は確かにいいんだけど。私は違うんだ(笑)」

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 辛坊氏「それでもしかして論説副主幹から主幹になれないとか。」(場内爆笑)

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 宮崎さん「私が言いたいのはね、直ぐ日本版NSCとか特定秘密情報保護法とかになると、もう軍事国家になるんじゃないかとかね、戦後の九条の理念に反してるとかって掲げる新聞。東京新聞だってしょっちゅうやってるんだけど、そう言う新聞いるけど、違うじゃない。外交やるために必要じゃない。」
 
 井上さん「宮崎さんの言われたのを補足したいのは、田嶋さんが先程言われたのとはこれね、かなり勘違いされてるんですよ。要は情報量がこれだけお前らの事知ってるぞというのが抑止力なんですよ。相手に軍事行動を起こさせないように、お前ら全部分かってるよという事が抑止力。だから取らなきゃいけない。」

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 長谷川さん「ただね、NSC問題って言うのはまだ問題があって、それは組織が縦割り。外務省、防衛省、警察庁。これ全部縦割り。これを温存したまま集まって果たして情報がちゃんと出て来るかって話が一つ。それから秘密保護法案の方も官庁の長。行政機関の長が判断するって言ってるけど、行政機関がそのままやってると内閣としてこの行政機関はこれは秘密。こっちは秘密じゃないって。てんでんバラバラになりかねない。」

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 朴氏「NSCが間違った情報を出す時もありますよね。たとえば2003年のイラク侵攻の時に、ブッシュ進行を支えるためにNSCが大量破壊兵器があるって嘘の情報流したわけじゃないですか。そういう危険性もあると言う事をやっぱり十分考えなきゃいけない」

 辛坊氏「そう言うときは謝ればいいんです。御免なさいと。」(場内爆笑)

 宮崎さん「あれは朴先生ね、ヨーロッパから積極的に情報を取らなきゃいけなかったんですよ。」

 このテーマはここで終わりましたが、アルジェリアでお亡くなりになった日揮の社員の方々の話は非常にショックでした。
 同盟国など名ばかり、アメリカの都合の良い時だけ持ち出される名詞に外ならないことを改めて感じます。
 
 6月のたかじんのそこまで言って委員会では(山本アナ第一回目の放送)NSCの特集を組んだのですが、それをいつか書き起こそうとして未だ出来ていない状態です。簡単にその時の番組で説明されたアメリカのNSC国家安全保障会議の成り立ちですが・・・。

 第二次世界大戦後1947年に発足。
 ソビエトに対する西側陣営の盟主、アメリカの大統領が東西冷戦にどう望むのか。
 アメリカ大統領の決断を支えるために設けられました。
 この組織の中核は国家安全保障担当大統領補佐官。これまでこの重要ポストには外交、安全保障分野の逸材が歴任。米中接近を演出したヘンリー・キッシンジャー氏がその代表格。
 この大統領補佐官の元に現在は300人を越える独自のスタッフが、軍、国務省、国防総省、民間などから集められ、ホワイトハウスの心臓部となっています。・・・とのこと。

 結局、戦争仕掛け人の米国主導で出来上がった組織なんです。
 これを設置している国にしましても、
ロシア連邦安全保障会議 タタールスタン共和国安全保障会議 イギリス国家安全保障会議
ウクライナ国家安全保障・国防会議 アゼルバイジャン共和国大統領附属安全保障会議
グルジア国家安全保障会議 アブハジア共和国安全保障会議 カザフスタン共和国安全保障会議
韓国国家安全保障会議 中国共産党中央国家安全領導小組 中華人民共和国国家安全委員会
中華民国国家安全会議 トルコ共和国国家安全保障会議 イラク国家安全保障会議
 ウィキペディアで調べれば10カ国と、予想外に少ない。
 アルジェリアのテロ事件にしましても、裏にどんなからくりがあったのか、不審な点が多い事件であることは間違いありません。
 一部ではアメリカが裏で操作していたという話もあります。
 この問題に関しましては、その成り立ちとこれまでの役割など知るにつれ、なんせキッシンジャーがその中核にいた事も胡散臭いですし、アメリカが起こすマッチポンプ的な事件に日本を巻き込んでいるという感が否めない気がします。
 

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