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たかじんNOマネー12/23日激突メディア論。最近のメディアは劣化している

 昨年の12月23日に放送された『たかじんNOマネー』では田原総一朗氏を迎えてメディアに対する討論が行われました。

 ここで以下の四項目に分けて討論がされましたが
 ①「メディアの影響力は今も絶大?」
 ②「TVは公平報道に徹するべき?」
 ③「最近のメディアは劣化している?」
 ④「メディアは徹底して人権に配慮すべき?」

 
今日はその中の③番が興味深かったので、書き起こししてみたいと思います。
 ゲスト、田原総一朗氏、長谷川幸洋氏(東京・中日新聞論説副主幹)


 
 後にとんでもないインチキ研究者であることが発覚した森口氏について読売新聞は10月11日の朝刊一面で、『森口医師がiPS細胞から心筋を作り、重症の心不全患者に細胞移植する治療を6人に実施した事が分かった』と記事を掲載。
 その後、誤報であったことを認め謝罪した。

 読売の報道を追いかけた共同通信も、後にお詫びコメントを発表したが、そんな中、朝日新聞は『読売新聞の報道は異常に詰めが甘かった』と識者の言葉を借りて痛烈批判。『本紙は記事化』せずと胸を張った。



 とはいえ、その朝日新聞も過去に幾度も誤報を流しているが・・・

 
 こうしたメディアの不祥事は新聞だけではない。
 テレビ報道の現場でも凶悪事件の容疑者の顔写真が別人のものだったり、犯人の氏名が間違っていたりとミスを連発。
 (中略)

 そこで皆さんにクエスチョン。
 『最近のメディアは劣化していると思いますか?』

 
 真鍋氏「大谷さん、劣化はしてない?」
 
 大谷氏「たとえば今顔写真の取り違えの報道がありましたよね?皆が間違えたと。でもね、地元で一番報道したかったはずの神戸新聞は載せてないんですよね。写真を入手していながら。何故かって言ったら神戸新聞の記者は前の事件で公判に言ってるあの容疑者をずーっと見てたわけですよ。だからどう考えたってこの写真は違うと。だから一緒くたにするわけじゃなくて、メディアの中にもそういう地道な努力をして、確実にあれは違うと言える記者もいるわけですよ。それを全部一緒にしてものを言っちゃいけない。豊川の事件出てきました。生中継しましたか?TVは。愛知県警の要請に基づいて午後九時に流れた映像は、実は午後七時の映像ですよ。むしろ逆に犯人には『今違うよ』という情報を却ってインプットしてたわけです。状況を全部流してたというのは大間違いで、そこはメディアの側としたら言える事と言えない事あって、あれは七時の放送なんですって言えなかっただけの話なんです。ただNHKは九時のニュースで生で流した。メディアがそういう形で犯人検挙に協力してたって、ニコ動は生中継で流しちゃったわけですよ。そういう事を抜きにして全てメディアはそうなんだと、言うような決めつけはおかしい。」



 青山氏「いや、それでもね、最近のメディアは劣化しているって例によって質問自体に問題があるんだけれども、日本のマスメディアが敗戦後ずっと掲げてた同じ問題は、そのままずーっとあって更に腐ってきている。それと同時にね、ただ正直、20年共同通信の記者やって改めて思いますけど、ハンターと呼べる記者は本当に少なくなってますよ。だからそういう意味では僕はYESなんです。ただしずっと掲げてきた問題は前からずっとありました。最近こうなった訳じゃない。」


 田原氏「大谷さんね、さっき言った、たとえば森口の報道とか、こういうのは別に劣化とは言わないの。むしろ森口って。むしろね、あの森口。この番組出したらどう?あれは一体何だったんだと。僕はね、劣化してる最大の理由はね、コンプライアンスですよ。つまりTV局がコンプライアンス、コンプライアンスって言って、コンプライアンスは何かと。つまり一応法令重視みたいな事だけど、違う。クレームが来るのが怖いの。だからね、クレームが来ない番組作ろうとするから、つまんない番組ばっかりなんだよ。この番組なんてクレームがジャンジャン来る事をプロデューサーは喜ばなきゃいけない。」


 青山氏「だからそれは実はTVだけじゃなくて、共同通信20年居た間、『青山君の原稿にこうやってクレームが来た』っていうのが常に最大の問題でしたよ。だから実は日本のメディアの中にずっと巣くってるんですよ。だから辞めたんですよ。その上で今森口医師の話をされましたが、あれはたとえば東京大学付属病院って言っただけでひれ伏すっていう権威意識がメディアの中にあって、権威と戦うはずのメディアが一番ひれ伏してるという問題がずっとあるから、だから最近の劣化という意味では違うんですよ。もう一度言うと組織の中で戦ってきたウォーリアもいたんですよ。ハンターもいた。それがドンドンドンドン少なくなってる。押しつぶされてるってのもあるんですよ。」

 長谷川氏「皆さん大手メディアの出身だから、僕もそうだから分かるけど、それは記者クラブ制度ですよ。横並び主義なの。」

 田原氏「この番組が初めね、政党の名前出しちゃいけないって言うでしょう?あれ劣化ですよ。」

 須田氏「そうは言ってもね、記者クラブ制度の問題良く言うけど、僕もそう思うけれども、ただ記者クラブ制度って昔からある訳じゃないですか。何故ここへ来て、じゃあそれがこうなってしまったんですか?」


 長谷川氏「それはやっぱり資質だと思うな。」

 田原氏「記者クラブでロクな質問するのが居なくなった。PC打ってんだよ。PC。」

 岸氏「多分原因は簡単で、記者クラブの問題も大きいんだけど、もう一個言えば、田原さんとか長谷川さんみたいなジャーナリストが少なくなって、サラリーマンばっかりですよね。だから日本企業全体が劣化したのと同じようにメディアも劣化したんだと思いますけどね。」

 須田氏「かつてはリクルート事件なんかの時は調査報道。それまでずーっと調査報道の流れがあって、言ってみれば役所だとか警察の下請けみたいな情報貰って書くだけじゃなくて、自分達で掘り起こすっていう動きがあったわけですよ。全く最近無くなって来ちゃった。だから何故無くなったのかというのが問題なんですよ。」

 長谷川氏「だから須田さんや大谷さんや青山さんがそのまま会社に残っていたら劣化なんかしてなかったですよ。」

 青山氏「だから残れないんですよ。はっきり言うと。」

 水道橋氏「東京のTVで田原総一朗を地上波から排除するような動きがあったから、今回の選挙は盛り上がらないみたいな事を言われるんですよ。だって本当に暴走してる人が一人いて、その人が実権を持って実際視聴率と戦ってやってるからなんですよ。その人が居なくなったら皆合議制になって安全なことホントやるんですよ。
 (この水道橋博士の言ってる人って誰なんでしょう。それだけTV局に力を持つ司会者って。電通なら分かりますが、水道橋博士は裏ではなく、実際にTVに出ている人の事を言ってますよね。)


 

 岸氏「でも実際今TV局はたとえばスポンサーから言われたらその人は出さないとか、財務省から文句言われたらこういう人は出さないとか、平気でやっちゃいますからね。」

 水道橋氏「そそ、この番組の姿勢がこうなってるのはたかじんさんが居たからですよ。それは間違いないんです。」

 田原氏「スポンサーから言われたから出さないんじゃなくて、自主規制よ。」

 水道橋氏「だから皆で合議で匿名でやったら自主規制するんです。それを一人の人が・・・

 青山氏「この番組の肩持つわけじゃないけど、この番組の経済人に対する点数で、僕はをケチョンケチョンに言いましたよ。しかし公平に言ったつもりですよ?公平に見たらケチョンケチョンだと。そーしたらスポンサーが当然文句言ってきて、降りたんでしょう。でもこの番組続けるわけですよ。僕はまだここに来てるわけですよ。」

 田原氏「ゴマすってるわけね。この番組の。この番組のゴマすってるわけね。」



 青山氏「すってませんよ。何で僕がゴマするんですか。絶対ゴマなんか・・・じゃあ今から辞めますよ。ゴマなんかすりません。田原さんそれは訂正して下さい。今。ゴマすってるんじゃない。」



 田原氏「褒めてるんじゃない。」

 青山氏「褒めるのと、ゴマと違うじゃないですか。」



 真鍋氏「ままま、一旦座って。」
 (激怒している青山氏をメンバー達が座らせてます。‥田原さんが軽口叩くから・・・)

 須田氏「確かに田原さんがやってた番組でも、その番組じゃないけど、違うメディアで僕はスポンサー批判やったんですよ。そしたら田原さんの番組も暫くの間、私休みにされちゃいましたからね。」

 出演者一応に「へぇー、ホントに?!」

 田原氏「もっと言えば、例の金融会社。」

 須田氏「具体的に言わなくていいですから。」

 田原氏「金融会社。なんて言う金融会社だったっけ。」



 田原氏に質問されて困惑君に須田氏・・・

 須田氏「日栄です。」

 水道橋氏「具体的に言わしてるんじゃない。」
 
 青山氏「だから何を言おうとしたかというと、やりようによってはね、スポンサーの批判だって出来るんですよ。出来てるじゃないですか。」

 大谷氏「だってサンプロは日栄の社長の中継で繋いで‥。」

 田原氏「やったよ。あの時に日栄側からの注文で、須田さんにはあまり質問させてくれるなって言って。ね?」

 須田氏「ええ。」

 大谷氏「私(須田氏の)横にいて、一問も質問しないで終わっちゃったんだよね。」

 須田氏「5分しか出演出来ませんでした。私。」

 大谷氏「ただ長谷川さんね、記者クラブがさっき悪いって言ったけどね、じゃあ、読売の森口の誤報っていうのはですね、私逆だと思うんですね。あれはノーベル賞取ったばっかりの時に、あの記事で朝日に抜かれたら大変だと。朝日に捕まれてると。だから大した裏も取らずに焦ってやっちゃったんですね。記者クラブ制度も悪いかもしれないけれど、今の新聞は、御社もそうでしょうけど、限定手段ですよ。記者に対して、あいつは『これも抜かれた。これも抜かれた。これをヘマした』と、だから特ダネ記者なんて育つわけ無いんですよ。」

 長谷川氏「だからホントの情報は読売もそうだけど、それを後追いした共同の方がもっと可哀想。」

 青山氏「夕刊だったから時間が無かった。」

 須田氏「森口さんの件は一本電話をかけりゃいいじゃないですか。裏でも何でも。」

 大谷氏「たまたまねあの時丁度夜だったんですよ。」

 青山氏「それでもそこは劣化してるってとこですよね。」

 田原氏「あのね、たとえばサンプロやってる時に、サンプロは全社の新聞記者が来ますよね。・・・来てね、談合なんですよ。あのね、『今日の番組は何を言ったことにしようか‥』落ちるのが怖いんだよ。ね。今スクープじゃなくて、落ちるのが怖いんだよ。」



 大谷氏「各社で今日はサンプロの発言で、何処をニュースにするかというのを話し合って‥」

 岸氏「要は集まった各社でこういう報道をしようと決めるわけですね。」

 長谷川氏「メモあわせって言うんですよ。メモあわせ。」

 青山氏「だからこれは社会の問題でね。欧米社会は頭抜ける事が大事。日本では同じ頭になることが大事だから、特ダネ取るよりも特オチを心配する体質なんだ。それはずっとそうですよ。最近じゃない。」

 岸氏「メディアが役所とか民間と同じになっちゃった訳ですね。」

 青山氏「前からそうなんですよ。」

 大谷氏「だから役所に操られるんですよ。」

 青山氏「大体特オチって言葉は欧米メディアにはないんだから。」

 と、以上で『最近のメディアは劣化している?』は終わります。

 メディアとスポンサーの裏話、記者の談合など、聞いてるだけでマスメディアのレベルの低さが窺えるような話でした。

 それにしても水道橋博士の話が気になります。

 今、報道番組の顔として出ている人を思い浮かべれば、みのもんた、小倉智昭、古舘伊知郎、恵俊彰、池上彰、関口宏‥と、このぐらいでしょうか。

 水道橋博士は誰の事を指して言ってたのかなぁ・・・と、ちょっと興味が沸くところでもありますが。

 ご存知の方いらっしゃいましたら教えて頂けたら嬉しいです。

 



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